木曽Now

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キョウチクトウの花

2016年06月21日 06時16分22秒 | 日記

キョウチクトウの花が
咲いています。
この花も最近見る機会が
減った気がします。


花は筒状で
先が5裂しています。
花の内側に
フリルのようなものが
ついています。
多分スイセンの花の
黄色い部分
副花冠だと思います。


中をのぞくと
白い糸をねじったようなものが
突き出ています。
(これが雄しべだとしたら雌しべはどこだ?)


根元を見ると
4~5個のすき間が
あいています。
(蜜があるのならこのすき間からアゲハ等が吸うのか?)


花弁を根元まで
めくって見ました。


花弁の根本から伸びたものは
尖った三角屋根のように合体し
その先が細長く伸びて
細いソフトクリームのように
ねじれて伸びています。
やはりこれが雄しべです。
外側に花粉を出している
様子は見られません。


三角屋根の部分は
かたくくっついていますが
針で開きました。


真ん中に
小さなローソクのような形の
ものが見えます。
これが雌しべなのです。




ここまでで限界です。
後は花の構造を解説した
本で調べました。

雌しべの先は
屋根のような形をしていて
屋根の下側に柱頭がある。
その上にとんがり屋根のように
くっついた雄しべがかぶさっていて
内側に向けて花粉を出している。
下側についている柱頭には
自分の花粉はつかないように
なっているそうです。
フリルのようなものは
やはり副花冠でした。

キョウチクトウの果実は
一度だけ北千里公園で
見たことがあります。
細長い豆のような形をして
熟すと縦に割れ
毛がついた種子を
出していました。

結実しにくいのは
この複雑な花の構造にありそうです。


明日は夾竹桃のあれこれをアップします。