木曽Now

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嫌われものですが

2016年06月15日 06時16分15秒 | 日記
川沿いの植栽の間に
白い花が転々と見えています。




近づいて見ると
茎や葉の裏に鋭いトゲをもつ
「ワルナスビ」です。


北アメリカ原産で
日本には古くから
畑の雑草として
入ってきています。

花弁は5裂しており
ナスビの花とよく似ています。


黄色いバナナのような
雄しべが5本あり
その先の小さな穴から
長期間花粉を
出し続けます。


花が上向きに咲いていても
花粉が雨に濡れにくい
構造です。

雌しべは
バナナのような雄しべより
長くつき出し
花粉を受け取りやすく
なっています。(長花柱花ちょう かちゅう か)


ところが
たくさん花を調べていると
雌しべが目立たない花もあるのです。(短花柱花たん かちゅう か)






これも自家受粉を防ぐ
工夫だと思います。


kazuyoo60様をはじめ
たくさんの園芸好きの方の
迷惑になっている
植物だと思います。
ワルナスビになりかわり
お詫びいたします。(笑)