『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

【人生100年時代】長く働き続けよう+「節約」+「余剰金を投資・運用で増やす」

2024-05-20 05:13:17 | 日記
人生100年時代を迎え、“長生きリスク”と向き合ううえでは、物価高や賃上げ、金利上昇などの最新の動きを踏まえた「資産寿命の延ばし方」を知る必要がある。 資産寿命を延ばすために何をすべきか。まずは、できる限り長く働き続けて、収入を確保することが最優先の取り組みになるでしょう。
 今の70歳は、昔の60歳とほぼ同等か、むしろ元気な人が多い。みなさんもそう実感しているのではないでしょうか。
 日本で例えば75歳まで働き続ける人はまだ珍しいかもしれませんが、アメリカやイギリスには定年制がなく、70代で働いているのは普通のことです。これからの日本社会も、そうなっていくでしょう。
 背景には、日本の労働市場が空前の人手不足を迎えている現状があります。現在、団塊世代を中心に毎年200万人前後が完全リタイアしていく一方で、新社会人の若い労働人口は100万人ずつしか増えません。とくに地方の労働力不足は深刻で、地方の経済同友会の方などに話を伺うと、「年齢は問わないから働きに来てほしい」とおっしゃいます。
 つまり、還暦を超えた経験やスキルが求められているとも言える。働き手にとっては刺激や生き甲斐になりますし、何より、長く働くことで「健康寿命」の増進にも繋がります。
 加齢に伴って深刻になるのが認知症の問題で、家族など周りの人に負担をかけてしまいますが、毎日家でダラダラするのではなく、働き続けていれば発症リスクの軽減にも繋がる一石二鳥。

もちろん、いつまで働けるか分からない以上、労働収入以外のことも考える必要があります。そこで「支出を減らす」、「投資・運用で増やす」という選択肢が出てきます。
 支出を減らすというのは、一言で表わせば「節約」です。現役時代とは収入が違うことを理解して、身の回りの贅沢や、お金のかかる趣味を見直していく。生活の見通しが立たなくなったら、今まで5品食べていたおかずを4品に減らす、ということになる。そんな生活は考えたくないですが、あらゆる支出を少しずつ削る必要も出てきます。
 もう一つの「投資・運用で増やす」ですが、投資にはリスクが付き物です。投資で1000円を2000円にできるのは、ほんの一握りの人々だけで、ハイリスクな投資は大損をする可能性も高い。
 ですから、財布の紐の締め方を見直して、「なくなっても構わないお金」だけを投資に回すことが大切です。年金や労働の収入から考えて、仮に失敗しても生活に支障を与えない金額を投資の上限にしましょう。
考えるだけではなく、できるだけ長く健康を維持し、収入を得る手段を手に入れてしておく。それが豊かな老後、豊かな人生に繋がっていくのです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ❝「名人戦」七番勝負第4局2日... | トップ | 「バブルではなく、大相場は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事