東京五輪・パラ組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視ともとれる発言の責任を取る形で辞任の方向です。東京五輪・パラ開催がさらに険しくなったようです。最大の影響力がある米国プライス報道官は10日の記者会見で、今夏の東京五輪への米選手団参加について「まだ五輪はしばらく先だ」と述べ、新型コロナウイルスの感染状況を慎重に見極める考えを示した。「国際舞台での活躍を望んでいるが、選手の健康と安全が最優先だ」 とし選手派遣は米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)が最終判断するとの従来の立場も繰り返した。調整能力に長けた森会長の自爆により、開催そのものが難しくなったと見るべきでしょう。
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東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は10日、北國新聞社の取材に応じ、日本オリンピック委員会(JOC)の女性理事をめぐる発言で、会長辞任を求める声が出ていることについて「私の腹は決まっている。12日に皆さんにしっかり話したい」と述べ、12日に開かれる組織委の会合で自らの進退を明らかにする考えを示した。
森氏はかねて「東京五輪を前に進めるためなら、自分はいつ辞めてもいい」と話しており、辞任する方向とみられる。 組織委は10日、12日に「評議員会・理事会合同懇談会」を開くと発表した。森氏の発言について理事、評議員が対応を協議する予定で、森氏はその場に出席し、自らの進退について説明するとみられる。
森氏の発言をめぐっては、4日に自身が会見し、発言を撤回、謝罪したが、その後も批判は収まらず、国内外に波紋が広がっていた。10日にはスポンサー企業や与党内からも厳しい声が上がり、公明党の山口那津男代表は「出処進退は森氏本人が判断すべきものだ」と述べた。
森氏は4日の会見後、北國新聞社の取材に対し、「本当はきょう辞めようと思っていたが、組織委の幹部に『会長、いけません』と止められたので思いとどまった。私がやるべきことはほぼやり終えた。私が会長でいることが五輪を進める上で阻害要因になるのなら、淡々と身を引くつもりだ」と語っていた。
森氏の発言をめぐっては、4日に自身が会見し、発言を撤回、謝罪したが、その後も批判は収まらず、国内外に波紋が広がっていた。10日にはスポンサー企業や与党内からも厳しい声が上がり、公明党の山口那津男代表は「出処進退は森氏本人が判断すべきものだ」と述べた。
森氏は4日の会見後、北國新聞社の取材に対し、「本当はきょう辞めようと思っていたが、組織委の幹部に『会長、いけません』と止められたので思いとどまった。私がやるべきことはほぼやり終えた。私が会長でいることが五輪を進める上で阻害要因になるのなら、淡々と身を引くつもりだ」と語っていた。
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