外資の脱中国が急加速している。中国国家外為管理局(SAFE)が9日発表した今年第2四半期(4~6月)の国際収支によると、中国への海外からの直接投資が記録的規模で資金を引き揚げていることが分かった。米ブルームバーグニュースは、「中国経済をめぐる強い悲観論を反映か」とし、英紙テレグラフは「習近平政権へ大打撃」と伝えた。
SAFEのデータによると、中国の国際収支における対中直接投資が4~6月期に150億ドル(約2兆2000億円)近くの流出過多となった。また、上半期(1~6月)の純流出は約50億ドル(約7359億円)だった。中国への海外からの直接投資は2021年に過去最高の3440億ドル(約50兆円)を記録して以降、減少。 この減少が今年いっぱい続けば、比較可能なデータがある1990年以降で初めての純流出となる。中国の国内消費者需要がコロナ禍後の再開以来、不動産危機で国民の富が損なわれ、信頼が損なわれたため低迷しているとし、「消費者は一般的に、より安いものを購入することで購入品をグレードダウンしている。観光など一部の分野では支出の回復が限定的であり、以前ほど大きなものを購入する意欲がない 。中国政府発表のデータは疑われだしています、実態はこのデータよりひどい可能性もあります。
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