『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

仏大統領選・第1回投票で決まらず、マクロン氏とルペン氏の決選投票へ

2022-04-11 07:14:02 | 日記

フランスで10日、大統領選の第1回投票が行われた。10日午後8時(日本時間11日午前3時)、第1回投票が締め切られた。複数の仏メディアによると、再選を目指すエマニュエル・マクロン大統領が得票率で首位となる見通しとなった。移民制限や反欧州連合(EU)を掲げる極右政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン氏は2位につけており、24日の決選投票は、両氏が進む。

 得票率はマクロン氏が27・60%、ルペン氏は23・41%、急進左派「不服従のフランス」のジャンリュック・メランション氏(70)が21・95%だった。

 第1回投票では、現職のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領、極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首が1,2位に選ばれたが、いずれの候補も過半数を獲得できなかった。決着はマクロン候補とルペン候補による24日の決選投票に持ち越された。今回の選挙戦にはロシアのウクライナ侵攻が影を落とし、前回5年前の対決よりも厳しい競り合いになりそうだ。  BFMテレビが8日に報じたエラブ社の世論調査結果によれば、第1回投票でのマクロン氏とルペン氏の支持率はそれぞれ26%と25%で、1ポイント差に迫った。マクロン氏とルペン氏の決選投票となった場合の投票先を問われた調査では、マクロン氏が51%、ルペン氏が49%だった。  ただ、24%が「投票までに考えを変える可能性がある」と回答。22%が「投票に行かない」とも答えており、世論調査通りの結果になるかは不透明だ。  マクロン氏は8日付のパリジャン紙で「ルペン氏は年金を増やすと公約しているが、財源がないからうそつきだ」と非難。定年退職年齢の引き上げなど、有権者の痛みを伴う公約で離れた支持者を奪い返そうと躍起だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする