トランプ氏は「(メキシコ国境に不法移民防止の)壁を造る。心配するな」「日本や中国から雇用を取り戻すぞ」とお決まりのフレーズを繰り返し、共和党指名争いの天王山スーパーチューズデーを制し勝利宣言です。ド派手選挙活動とは対照的に「トランプの秘密兵器」である長女イヴァンカさんはトランプ氏の不動産会社を支える傍ら高級ジュエリーブランドを立ちあげたりとヤリ手の実業家のようです。しかも美人。トランプ氏はトランプのように次々好カードを切ってきます。共和党指名を獲得すれば、発言を修正しさらにクリントン氏との本線になればさらに修正するでしょう。そして 万が一、トランプ氏が大統領になった場合、ファーストレディーとなるメラニア夫人は、5カ国語に堪能で「トランプの最終兵器」となるのではないでしょうか・・日本にとっては厄介ですが、分かりやすい交渉相手です。
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トランプ氏は1日、中西部オハイオ州コロンバスの空港に隣接した会場に「TRUMP」と書かれた専用機で登場。共和党指名争いから撤退し応援に回った東部ニュージャージー州のクリスティー知事と共にタラップを下り「次の米国大統領」と紹介されると、支持者から大歓声が起きた。
トランプ氏は手ぶりを交え「貿易でも軍事でも(他の国に)勝利するぞ」と呼び掛け、「(メキシコ国境に不法移民防止の)壁を造る。心配するな」「日本や中国から雇用を取り戻すぞ」とお決まりのフレーズを繰り返した。(共同)
共和党の指名獲得に大きく前進したトランプ氏は、選挙戦の本格化に伴い、ファミリーを「投入」する機会が増えてきた。トランプ氏本人は「暴言王」などネガティブなイメージが強いが、スロベニア出身の元スーパーモデルで、24歳下のメラニア夫人(45)をはじめ、最初の妻イヴァナさん(67)との間にもうけた2男1女ら、型破りなトランプ氏とは「真逆」のイメージのメンバーが多い。トランプ氏に最も足りない「好感度」を補充する役割を、華麗なる一族が担う。
特に、長女イヴァンカさん(34)は「トランプの最終兵器」と呼ばれる。ペンシルベニア大卒で、父が経営する不動産会社の副社長。高級ジュエリーブランドも立ちあげ、ビジネスの手腕は父譲りだ。夫は会社経営者、2児の母でもある。長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(38)、次男エリック氏(32)も、ともにイケメンの実業家。2番目の妻、マーラ・メイプルズさん(52)との間に生まれたティファニーさん(22)もモデルとして活動する半面、SNSで父への支援を呼び掛けている。
万が一、トランプ氏が大統領になった場合、ファーストレディーとなるメラニア夫人は、5カ国語に堪能だ。米メディアも「夫人外交への不安は少ないのでは」と、評している。