ふくらく通信

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ふかかつと なりわい興す 気仙沼(2013年8月の記録)

2017-05-18 17:04:40 | 東北被災地のあゆみ:気仙沼

気仙沼へ行き、土産に買ってきたのがこれだ。

「ふかカツ」という名の惣菜。

ふかの身(鮫肉)に衣をつけて揚げ物にする。


新鮮なうちに加工されるため、臭みが無い。

しっとりとして柔らかく、マグロに近い味わいだ。

現地では、パンに挟んだ「ふかカツバーガー」も売られている。

津波で苦境に立つ町だが、再建できる業者が動き、産物を活かして売り出した。


周知の通り、気仙沼はフカヒレ生産で有名な所。

身も味わうが、新たな名物にと「ふかカツ」が作られた。


「復活」とかけた「ふかカツ」で、再興の願いも込められる。

生業を取り戻して力をつけ、町を作り直すことを思いながら作った品だ。

よく味わい、応援したい。



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