気仙沼へ行き、土産に買ってきたのがこれだ。
「ふかカツ」という名の惣菜。
ふかの身(鮫肉)に衣をつけて揚げ物にする。
新鮮なうちに加工されるため、臭みが無い。
しっとりとして柔らかく、マグロに近い味わいだ。
現地では、パンに挟んだ「ふかカツバーガー」も売られている。
津波で苦境に立つ町だが、再建できる業者が動き、産物を活かして売り出した。
周知の通り、気仙沼はフカヒレ生産で有名な所。
身も味わうが、新たな名物にと「ふかカツ」が作られた。
「復活」とかけた「ふかカツ」で、再興の願いも込められる。
生業を取り戻して力をつけ、町を作り直すことを思いながら作った品だ。
よく味わい、応援したい。