震災翌年の今日、この道を通った。
撮影:2012年2月28日 かつての八百東商店の近くだろうか
ここに町があったのに、通り沿いには建物がたくさんあったのに。
ここにあったのは、鉄筋や鉄骨の組まれた建物だった。
それでも津波は容赦なく壊していった。
撮影:2012年2月28日
残された町のかけらが、山と積まれる。
そしてかつての町が、空き地になっていた。
まさか、当たり前の風景が、あっという間に消えてしまうなんて。
撮影:2012年2月28日 横倒しの女川交番
震災からもうすぐ8年、今また、女川には町が出来つつある。
東北は、まだ復興には至らない。
それでも、日々を生き、再生へと動いている。