安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

その援助はただじゃありません

2022-04-29 23:58:51 | 政治
世間では、まだまだプーチン悪魔説がはびこっているものの、少し目を開けば、バイデン政権の悪党ぶりが明らかになりつつあります

先日、4月24日、アメリカのブリンケン国務長官とロイド・オースチン国防長官が揃ってウクライナを訪問しました
要件はもちろん、対ロシア戦争の継続とアメリカの支援についてのすり合わせのための”外交”であることは明らかですが
その際の、ロイド・オースチン国防長官の発言が物議をかもしています

本来、アメリカのウクライナ支援の目的は「ウクライナを支援するため」であったはずなのですが
オースチン国防長官は、「ロシアがウクライナへ侵攻することができないぐらいまでロシアを弱体化させることが目的」だと
公式に発言してしまいました

この発言はとても奇妙なんですよね。。。これではまるで、「ロシアを弱くするためにウクライナを利用している」みたいに聞こえます(笑)
まあ、実際にその通りだろうし、彼らにとっては、メディアなどどうにでも操作できるので、隠すつもりすらないのでしょうけどね
要するに、ロシアを弱くするためなら、無益な戦争を継続してウクライナで人が何人死のうが関係ない、ということでしょう(笑)

この件においては、あの中国のスポークスマンですらアメリカを非難しています
「アメリカはウクライナの平和に興味はなさそうだが、自分たちの都合で武器を送り、戦争を長引かせようとしている」
と、中国のスポークスマン趙立堅氏は発言しています
それを中国が言うか?。。。という思いもありますが、その通りなのは言うまでもありません


ウクライナを応援している日本人はね、アメリカで新たに議会承認された「レンド・リース法」の決定を喜ぶかもしれません
これによって、正式に議会承認された形で、アメリカが堂々とウクライナに武器供与できる運びになりましたから
実際、バイデン政権は議会に対し、330億ドル(日本円で約4兆3千億円)という、巨額のウクライナ支援資金を求めました
新たなレンド・リース法によって、このウクライナ支援資金は認められる可能性が高くなったわけで、彼らには喜ばしいことです

しかし、ちょっと待ってほしいのです
日本人は、この「レンド・リース法」という法律の意味を知らないだろうなと思って、今日このことを書くことを思い立ちました
結論から言うと、このレンド・リース法による支援は、”ただ”じゃないのです
誰かがアメリカに返さなきゃならないのですよ
では誰が返すのか?もちろん、ウクライナ国民です、利子付きでね(笑)

正式に言うと、ウクライナが戦争に勝った場合も負けた場合も、借金の返済は「物的返済」によって行われます
つまり、ウクライナの鉱物資源、エネルギー資源などを担保に取られ、向こう数十年レベルの借金返済が行われます
これでウクライナの国民は向こう数十年、貧乏生活を余儀なくされますね
この手法は、ユダヤ系金融資本家の常套手段なのですよ。。。
戦争当事者に金を貸して儲け、その国が負けても、その国のインフラや資源を担保にして取り上げる。。。これがユダヤ商人です

おまけに、武器を売ったアメリカの防衛企業は笑いが止まらないんですよ
特に、ロイド・オースチン国防長官などは、今回有名になったジャベリン歩行携行式ミサイルの製造元レイセオン社の役員ですからね(笑)
どれほど悪質で腹黒いのかがよくわかりますよ、ええ、ありがとうございます、皮肉な笑いをありがとう

私は一人でも多くの日本人に、こうした事実を知っていただきたいんです
アメリカの戦争は、決してウクライナへの人道支援じゃないんですよ、裏ではどれほど腹黒い謀略が渦巻いているか、それを知っていただきたい
私が今回のウクライナ問題をしつこく追いかけているのは、このままでいくと、戦争がエスカレートして
本当に核戦争が起こりかねない、という危機感があるからです

アメリカの茶番に騙されるのはもうそろそろやめにしませんか?

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インドはサハリン1の権利の下取り計画中

2022-04-29 10:03:46 | 政治
西側のメディアの報道はいちいち「悪意のバイアス」がかかるので、私はロシアやその他の国が「何をやっているか?」に注目して
外国の記事をよく見ています

ロイターによると、インドはロシアの最大手石油国営企業ロスネフチ(ROSNEFT)の株を
BP(イギリスの石油メジャー旧ブリティッシュ・ペトロリアム社)から下取りする検討に入っていることが報じられています
BPは以前、ロシア株の19.75%を手放すと発表していたので、その株のことですね

また、インド石油省は、ロシアの極東石油プロジェクトである「サハリン1」の株式を、石油メジャー「エクソン」から購入する検討に入っています
インド石油省はその旨を関係各所に伝えて検討に入っており、石油・天然ガスの海外投資部門であるOVL(ONGC Videsh Limited)に
エクソンの持つ30%の株式を購入するように要請しており、OVL社はこれまですでにサハリン1の株式の20%を所有済みだそうです

プーチン大統領のしたたかなところは
「ロシアの政治に口を出さなければ、オリガルヒや海外企業の資本参加やロシア国内での金儲けを、ある程度許容する」
という態度に徹していることに現れています
プーチンが大統領の要職に就いた2000年当時、自国の経済を立て直すには、外資の資金とノウハウが必要だった
これをよく理解したプーチンならではの戦略だと私は思っています
その後、国内経済を見事に立て直したプーチンの手法は見事ですね


もう一つ、こちらはアメリカの老いぼれ認知症老人が、戦争をエスカレートさせようとしているという話
4月28日木曜日、アメリカのバイデン大統領は声明で、更なる制裁をアメリカ議会に要求しました

その内容は、クレムリンと関係があると信じられている裕福な個人の資産を押収し
ウクライナを助けるためにそれらを使用する権限を、「大統領権限として」与えるよう正式に要請した、というものです
要するに、「疑いがあれば個人の財産を強制的に差し押さえて、ウクライナに武器代として送っても構わない」という権限を
大統領という一個人に与えなさい、と言っているわけです。。。聞いていると頭が痛くなります。。どこの共産主義国なんだか

何だか、「正義の御旗」に見えるような、上手な演出はされているわけですが、やっていることは中国共産党と酷似していますね
まさにヤクザの親分が、他人のお金を強制的に巻き上げて、自分の懐を肥やしながら配下の組に分配しているような構図です

だいたい、ウクライナをロシアとの代理戦争の道具として煽り立て、利用しているのはそもそもアメリカであるわけで
もうこのクソジジイの悪辣さはひどすぎますね

まあ、今回のところはこのぐらいで、また
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プーチンとオリガルヒ

2022-04-29 02:46:04 | 政治
「オリガルヒのたそがれ?」、というエッセイがThe Unz Reviewに掲載されています
ロシアの国情を理解するのに非常に役に立つ内容なので、一部内容を抜粋・要約してご説明しようと思います
例によって、本文はとても長いので、完全翻訳するだけ時間の無駄だと思います

4月7日、The algemeiner というニュースサイトに、ロシアの有名なユダヤ人オリガルヒ、モシェ・カントールが
イギリス政府によって制裁された、というニュース記事が出ました
イギリスの外務大臣リズ・トラスは
「私たちの最新の制裁措置は、ロシアからのエネルギーの輸入に終止符を打ち、多くの個人と企業を制裁し、プーチンの戦闘機を破壊するだろう」
と声明で述べました
フォーブスによると、純資産が76億ドルと言われるカントールは 、世界ホロコーストフォーラムの会長、欧州ユダヤ人基金の議長
世界ユダヤ人会議政策評議会の議長も務めている大物で、イスラエルとロシア、イギリスの市民権を持っています

カントールは通常、ロンドンのウィニングトン・ロードの大邸宅に居住していますが、どうやら差し押さえられたとのことで
イギリスに続いて、他のEU諸国が足並みをそろえて独自制裁を科したことで、彼の資産は凍結され、渡航は禁止されました

下記の名前は、2018年にアメリカ政府が制裁対象として検討していたユダヤ系ロシア人オリガルヒのリストの一部ですが
驚くべきことに、彼らは経済制裁の対象として議論されているだけでなく、蓄財された資産の種類から民族的なつながりに至るまで
あらゆることについて、カントールと同じように調べられているようです

リストはCNNの記事からの抜粋です
Petr Aven,   Mikhail Fridman,   German Kahn,   Roman Abramovich,   Alexander Klyachin,   Yuri Milner,
Vadim Moshkovich,  Mikhail Prokhorov,  Andrey Rappoport,  Arkady Rotenberg,  Boris Rotenberg,  Igor Rotenberg,
Viktor Vekselberg,   God Nisanov,   Oleg Deripaska,   Alexander Abramov,   Gavril Yushvaev,   Zarakh Iliev,
Vladimir Yevtushenkov,   Arkady Volozh,   Eugene Schvidler,   Leonid Simanovskiy,   Yuri Shefler,   Kirill Shamalov,
Aleksandr Mamut,   Lev Kvetnoy,   Yevgeniy Kasperskiy,   Yuriy Gushchin,   Oleg Boyko,   Leonid Boguslavskiy
これを見ると、ロシア国内の人口比0.1%のユダヤ系ロシア人が、全オリガルヒの30%を占めていることには驚くばかりですがね

歴史的に見ると、1998年のロシアのエリツィン大統領時代の終わり頃
ロシアはほとんど6人のユダヤ系銀行家に支配されていたことがアイリッシュ・タイムズの記事に書かれています

ボリス・ベレゾフスキー、ウラジミール・グジンスキー、アレクサンドル・スモレンスキー、ミハイル・ホドルコフスキー、ミハイル・フリードマン、ヴィタリー・マルキン
彼らユダヤ系金融資本家がオリガルヒとして、石油やマスコミ、その他金属工業などの企業を支配していました
唯一の例外はウラジミール・ポターニンというロシア人で、彼はインターロス・グループの総帥となり
ニッケルなどの金属や石油会社を経営する唯一の非ユダヤ系オリガルヒでしたが
彼が選ばれた背景には、「ユダヤ人に対する嫉妬を軽減する」という狙いがあったようで、彼はユダヤ人資本家達のフロント役でした

彼ら(6人+1)の7人のオリガルヒのリーダーはボリス・ベレゾフスキーでしたが
実は、彼が病気であったエリツィンの後継者として選んだのがウラジミール・プーチンでした
私はプーチンを反グローバリストだと理解していますが、その愛国者としての最初の仕事は、ユダヤ系オリガルヒを追放することでした
ベレゾフスキーに引き立てられ、1999年に大統領に就任したプーチンでしたが
ガーディアンの記事によると、彼はベレゾフスキーのORTテレビを差し押さえ、ベレゾフスキーを国外追放しました
ベゾレフスキー以外のユダヤ系金融資本家オリガルヒたちも、ほぼ同じ運命をたどりました
ウラジミール・グジンスキーは2000年に資金の不正流用の告発を受け、国外逃亡しました
ミハイル・ホドルコフスキーは2003年に詐欺の容疑で逮捕され、10年の服役と資産没収の末にスイス・イギリスに逃げました
アレクサンドル・スモレンスキーは資産の多くを売り払い、身を落とし、ウィーンに引っ越したと伝えられています
ヴィタリー・マルキンはトロントに数百万ドルを投資してカナダへの移住を20年ほどこころみ、イスラエルの市民権も得ています
唯一、非ユダヤ系オリガルヒ、ウラジミール・ポターニンだけがプーチン政権下で最も成功したオリガルヒになっています

もう一人、ウクライナ出身のユダヤ系元オリガルヒ、ミハイル・フリードマンは現在ロンドンに住んているようですが
彼が最近、ブルームバーグのインタビューに答えているようで、その内容が、ロシアの国情がよくわかるものになってます
フリードマンはこう言っています
「オリガルヒへの制裁は、ロシア国内において経済界からプーチンへの政治的圧力になる、と西側は思っているようだが
実際にはそのような政治的影響力はオリガルヒにはない」
確かに、例えば日本などでも、経済界から圧力がかかれば、首相にも相当な圧力がかかるはずで
西側諸国が「ロシアも状況は同じはず」と考えていたとしてもおかしくはありません
そこでミハイル・フリードマンのインタビューの一部分だけ翻訳しています

以下翻訳※※※※  彼にとって今何がはっきりしているかと言うと、EU諸国が、ロシアで実権力がどのように機能しているかを理解していないということです。制裁の要点が、彼のようなオリガルヒからプーチンに圧力をかけるように動機付けることであるならば、それは非現実的というよりもっと悪いと彼は言います。「私はいかなる国営企業にも国営のポジションにもついたことがありません」とフリードマンは言います。「EUの担当者が、制裁措置によってプーチン氏に近づき、戦争をやめるように言うことができれば、それはうまくいくだろうと信じているなら、私たちは皆が大きな問題を抱えているであろうと思います。つまり、この決定を下している人々は、ロシアがどのように機能しているかについて何も理解していないということです。そして、それは将来にとって危険なことです。」 ※※※※翻訳終わり


以上、まだ続きがあるのですが、長くなりますので今日はこれで終わります


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