安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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ロシアは8年前からこの事態を想定し、備えていた?

2022-04-21 22:34:48 | 政治
ロシアは世界的な金融決済システムSWIFTから事実上締め出され、資産凍結と決済停止の状態に追い込まれています
しかしながら、ロシア側もただ手をこまねいていただけではありません
ロシアは8年前、つまりロシアのクリミア併合に端を発し、ロシアに制裁が科せられた2014年から
SWIFTに代わる独自の金融送金システムを開発していました

そして今回、その金融システムに”誰がつながっているか?”を公開しないように、顧客リストを非公開にしました
これにより、「誰がロシアとの取引をしているか」が不透明になり
多くの国や銀行、会社などが、ロシアの通貨決済システムに接続しやすくなった、と言えます
例えば、天然ガス輸入に困っているドイツが、内密にロシアの金融システムに接続して取引していてもおかしくないわけです

また、情報によるとロシアと同じく制裁を受けているイランでも、同様に独自の金融決済システムを開発、稼働中であり
これからは、ドル一極支配ではなく、ロシアやイランのような資源を持つ国が、独自の通貨決済システムを利用して取引を行う
いわば、「個別通貨による決済体制」が加速していく可能性があります
これはすべて、アメリカの影響力と反比例する動きとなるでしょう。。。アメリカの影響力が落ちれば、個別通貨決済も増えるという事です


今日はその関連のニュースをRTの記事から翻訳します

Russia to keep identity of payment system members secret
ロシアは金融システム(SPSF)のメンバー情報を秘密にしています

(ロシア)中央銀行がSPFS金融システムを使用中の企業名を公開することはもうないでしょう

ロシア中央銀行(CBR)は火曜日、SWIFTに代わるロシアの金融情報転送システム(SPFS)の参加者名の情報開示を停止すると発表しました。最近まで、顧客リストは当局のウェブサイトに掲載されていました。

「現在の状況を見て、システムに接続している企業のリストをウェブサイト上で公開しないことにした」とロシア中央銀行の広報員は述べ、「システムのユーザーは引き続きリストを見ることができます」と付け加えました。

一部のロシアの銀行は、最近、SWIFTから切り離されることになり、国際市場へのアクセスを事実上拒否されました。この禁止措置は、ウクライナへの軍事作戦をめぐるロシアを標的とした直近の西側制裁の一つでした。

ロシア中央銀行総裁のエリヴィラ・ナビウリナによると、ほとんどのロシア系銀行と12か国からなる52の外国組織がSPFSにアクセスすることができます。

「SWIFTから切り離されるという、このような脅威が発生するまで、外国のパートナーたちはあまり急いで参加することはありませんでした、しかし今では彼らの準備がより進展することを期待しています」と彼女は付け加えました。

ロシアの支払いメカニズムSPFSにもSWIFT同様の機能があり、SWIFTフォーマット形式でメッセージを送信することができます。これは、”2014年”からロシア中央銀行によってSWIFTの類似システムとして開発されました。

フランスの取引信用保険会社コフェス(Coface)の3月のレポートによると、ドイツ、スイス、フランス、日本、スウェーデン、トルコの銀行がSPFSに接続されているとのことです。インテルファクス通信によると、2月末現在、ベラルーシ、アルメニア、キルギスタン、カザフスタン、タジキスタン、キューバの銀行を含む331の組織がロシアの決済システムに接続されていました。
コメント (2)
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トランプならウクライナ危機も中国の脅威も防げるその理由とは

2022-04-21 10:02:13 | 政治
前回の及川さんの動画でもありましたが、バイデンはロシアのプーチン大統領を権力の座から引きずり下ろす
という、あからさまなロシア嫌い、プーチン嫌いの思いを露呈させました
ブリンケンは火消しに躍起になっている、とのことですが、バイデンの言葉の通り
今回の危機が始まる随分前からバイデンはウクライナに肩入れし、息子まで使って生物兵器研究をさせたり、露骨に武器を提供してみたりと
マッチポンプもはなはだしい動きを続けています

一方では、昨夜お伝えしたロシアの新型ICBM(サタン2型)の発射実験に、日本のメディアも珍しく反応して記事を書いたりしています
日本のメディアは、そのロシアの動きを報道することで、さらにロシアを非難する材料として使うつもりなのでしょうが
事態をエスカレートさせているのはいったいどっちなのか?ということは考えないといけません

バイデンはオバマ政権下で副大統領だった時期からウクライナ外交担当のトップであったことから
当時からウクライナを火薬庫としてロシアとの摩擦を作り、ロシアに圧力をかけると同時に武器をウクライナに販売して
自らも懐を肥やす、ということをやっていたのでしょう
ヌーランド国務次官補(当時)、やジョン・マケイン上院議員(故人)を使ってウクライナのネオナチに接触し
彼らにマイダン革命を起こさせて、事実上ネオナチの政権をウクライナに作ったのはバイデンです
自らの目的達成のためには手段を選ばないネオナチ、アゾフ大隊やC14などを育てたのはバイデンです
バイデンがどれほど下衆な人間なのか、これで分かりますよね?

このネオナチに乗っ取られたウクライナが核兵器や生物・化学兵器を持つという事はどういうことか?
それは、隣接するロシアがそうした西側の兵器の脅威にさらされるということです
彼らは目的達成のためには常軌を逸した行動のできる人たちですからね
ロシアの側が、防衛のためにアメリカへの対抗策を行うことは、至極当然なのです。。。サタン2ミサイルはその一つでしょう

こうした事態を避けることはできたのか?ですが
私は、トランプ大統領が今もアメリカ大統領なら、事態はまったく違ったものになったであろうということを確信しています
トランプ大統領は、基本的にプーチン大統領と話ができる人です
ですから、ロシアとの余計な摩擦を作るNATOの東方拡大を許さなかったでしょう
それどころか、NATOの必要性にも疑問を持っていましたから、NATOの解散まで持って行った可能性があります

トランプ大統領は、プーチンの共産党嫌い、習近平嫌いを知っており
普通の外交状態であれば、中露が接近することなどありえないことを知っていました
そしてトランプ大統領は、「アメリカの真の敵は中国共産党」であると確信していましたので
おそらくはロシアと協調して、「対中国封じ込め作戦」を展開したであろうと思います

ロシアの武器装備は、アメリカも驚くほどの技術力を持っています
そのロシアが後ろから睨みを利かせれば、中国も動きが取れず
経済的な締め付けによって徐々に中国共産党を崩壊させる流れを作ることができたかもしれません
非常に残念ですが、バイデンとディープステートたちの露骨な不正選挙によって、その道は一度断たれました

私としてはどう考えるか?なのですが
本当にウクライナのネオナチたちが「ロシアに勝てる」と高をくくっているのなら、
一度完全に負けを。。。完封負けを経験してもらう必要があるのかもしれません
こんなネオナチたちにNATOが核兵器を渡したら、新たなる脅威になることは目に見えています
その危険性を感じるからこそ、ロシアが孤軍奮闘していることを、本当に悲しい目で私は見ています

バイデン政権は、本当に自らの利益のことしか頭にない事が、これでよく分かります
情報に疎い日本人よ、本当の脅威は「ネオナチたちが危険な武装をすること」だと、いつになったら気が付くのでしょうか?
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死の商人によって果てしなく高まる緊張感

2022-04-21 02:04:16 | 政治
百田尚樹さんが、「最近の及川さんはいったいどうしたんや」と言っているそうですが、それはこちらのセリフですと言いたいところです
百田さん、もっとしっかりしてください、なんで対ロシアのことになるとヒステリーになるのか?それが私にはよくわかりません

ということで、今世界で起きている現実を知りたければ、及川さんの動画を見ましょう


そして今日は、エスカレートする米ロの軍事的緊張という事でお伝えしたいと思います

ロシア系の記事にこんなのがありました。まあロシア側の宣伝だと思ってみてください

RT
Russia successfully test fires ‘unique’ missile – Putin
ロシアは”ユニークな”ミサイルのテストに成功した ― プーチン

Russia has successfully launched a new ICBM that’s undergoing final tests before adoption by the military
ロシアは、軍の採用前の最終テスト中の新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射テストに成功した

ロシアの新型RS-28サルマート型ICBM(サタン2)がロシア北部のプレセトツク・コスモドローンからのテスト発射に成功したと軍が水曜日に伝えています。テスト発射はロシア軍の戦略部隊による新型兵器の採用のための最初の試みでした。

ミサイルはロシア全土を飛び、ロシアの極東のテストサイトに着弾した。「カムチャツカ半島のクラ訓練センターの指定場所に不発弾頭が着弾した」と軍は述べました。

新しいミサイル基地発射型の戦略ミサイルは、R-36M / R-36M2ヴォイヴォダ型ICBMに取って代わる予定です。ヴォイヴォダ型と比較して、サルマート型はより多くの武器を運ぶことができ、「極超音速グライダーユニット」を含む新しいタイプの弾頭を装備することができる、と軍は述べました。

プーチン大統領は、この発射を国家にとっての「非常に重要な出来事」と呼び、軍がテスト発射に成功したことを祝福しました。

「新しいシステムは、最高の戦術的、技術的特徴を備えており、すべての最新防空ミサイルシステムを破る(突破する)ことができます。世界には類似の武器がなく、また長い間存在することはないだろう」とプーチンは述べました。

(以上)

どうやら新型ICBMは弾頭から極超音速のミサイルを分岐発射できる仕組みのようです。。。つまり、相手国に着弾する前に
複数の極超音速のミサイルに分岐して着弾するので、「ぜったいに防げない」という事なのだろうと思います
これまでロシアは、戦闘機や潜水艦、艦船からの弾道ミサイルに極超音速技術を採用しており、それがウクライナでも使われているわけですが
その技術をICBM大陸間弾道ミサイルに応用するという事は、これは明らかに”アメリカへの警告”です

アメリカのバイデン大統領は、自らの欲のためにウクライナをロシアとの戦争に利用していますが
この軽薄な行為の行く末は、限りなく「誰も勝者のいない最終戦争」だと思います

今回ばかりは百田さんの見識には間違いがあると思います
もう、ウクライナ戦争は終わってるんですよ。。。アメリカが泥沼化させなければね
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