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そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

ウクライナ戦争についての重要な分析記事がありました

2022-04-02 23:58:37 | 政治
今日は新型コロナウイルスの新しい情報は見つかりませんでしたので、この話題を
unz.comというウェブ・ニュース記事にウクライナ情勢の分析インタビューが出ていましたので、ご紹介します
この記事に出てくるラリー・C・ジョンソン氏は、アメリカ国務省テロ対策室でも働いていた元CIA分析官です

このラリー・ジョンソン氏、ものすごく優秀な分析官だと私は思うのですがいかがでしょう
ウクライナ戦争はすでに勝敗は決しており、あとは敗残兵の掃討作戦を残すだけ
西側の武器供与は事態を泥沼化するだけ、という見解なのだろうと思います

さらに驚いた見解は、バイデン政権にはまともな戦争戦略的ブレーンがいないということ
これはなかなか面白い分析で、それならば、逆の意味での見事なアフガン撤退での雪崩崩壊も頷けます

最後に、この人凄いな、と思ったのが、ロシアが自給自足国家であり、経済制裁をすれば西側が大きな影響を受けること
アメリカがロシア制裁を強要すれば、かえってアメリカとアメリカドルの地位の低下を招き
アメリカの信用とドルの基軸通貨としての価値を落とすことなりかねないと警告しているところです

私の見解ともかなり一致しているので、面白く翻訳させていただきました
以下は翻訳した記事になります。。。少々長い記事なので、時間がかかると思いますが、ご容赦ください


ラリー・C・ジョンソン:「ウクライナ軍はすでに負けています。あとは敗残兵が掃討されるのを待つだけです」

質問 1 なぜロシアがウクライナ戦争に勝っていると思うのか、理由を聞かせてください

ラリー・ジョンソン - ロシア軍のウクライナ軍事作戦開始後の24時間以内に、すべての地上レーダー迎撃機能が一掃されました。これらのレーダー機能がなくなれば、ウクライナ空軍は空対空迎撃能力を失います。3週間のうちには、ロシアはウクライナ上空に飛行禁止区域を設定しました。アメリカやNATOからウクライナが供給を受けた肩掛けの対空ミサイル(スティンガーの事と思われる)に対してはいまだ脆弱ではありますが、ロシア軍が空軍戦闘作戦を縮小しなければならなかったという証拠はありません。

侵攻から3日以内にロシアがキエフに到着したこともまた、私の興味を引きました。ナチスがバルバロッサ作戦においてキエフに到着するのに7週間かかり、市を征服するのにさらに7週間かかったことを思い出しました。ナチスには民間人の死傷者を避けるために攻撃を遠慮しなくてもよいという利点があり、重要なインフラを破壊することに熱心でした。しかし、多くのいわゆるアメリカの専門家たちは、ロシア軍は行き詰まっている、と主張しました。 キエフの北24マイル(約40km)(またはニュースソースによっては40マイル(約65km))に、1週間以上(軍が)配備されたとき、重要な軍事作戦を開始するウクライナ軍の能力が排除されたことは明白でした。彼らの砲兵隊が無傷で残っていた場合、その縦隊列を大規模に破壊することは簡単でした。でもそれは起こりませんでした。あるいは、ウクライナ人が使用可能な固定翼(戦闘機)または回転翼(ヘリ)の能力を持っていた場合、彼らはその縦隊列を空中から破壊するべきでした。でもそれは起こりませんでした。もしくは、彼らが使用可能な巡航ミサイル能力を持っていたならば、彼らはおそらく失速したロシア軍の隊列で、地獄の雨を降らすべきでした。それは起こりませんでした。ウクライナ軍は、新しく供給されたアメリカ製のジャベリン(歩兵用地対地誘導ミサイル)で、山岳に上って重要な歩兵待ち伏せ作戦さえしませんでした。

ロシア軍の攻撃の規模と範囲は注目に値します。彼らは3週間でイギリスの大半の陸地よりも広い領土を占領しました。彼らはその後、主要都市や軍事施設に対しての照準を絞った攻撃を実行する段階に入りました。ウクライナの連隊または旅団規模の部隊が、同規模のロシア部隊を攻撃して打ち負かした実例を1つも見たことがありません。代わりに、ロシア軍はウクライナ軍を断片に分断し、連絡網を切断しました。ロシア軍はマリウポリの支配を強化し、黒海へのすべての通路を確保しました。ウクライナは現在、南と北で遮断状態にあります。

私は、アメリカ軍が2003年のイラクで、(ウクライナ軍よりも)はるかに劣った能力の低い軍隊と戦っている間、これほど広い領土を占領するのにとても苦労したことを記憶しています。どちらかといえば、このロシア軍の軍事作戦はアメリカ軍と政治指導者たちをとても怖がらせるはずです。

本当に大きなニュースは、今週、ロシアのミサイルが事実上NATOの基地であるヤーヴォリウとジトーミルを攻撃しました。NATOは2018年9月、ジトーミルでサイバーセキュリティトレーニングを実施し、ウクライナを「NATOパートナー」と表記しました。ジトーミルは土曜日に極超音速ミサイルで破壊されました。ヤーヴォリウは先週の日曜日、同様の運命をたどりました。NATOとEUCOM(アメリカ欧州軍)がウクライナに戦闘機と武器を供給するためによく使用していた重要な訓練と兵站センターでした。その基地の多くの軍人と民間人が犠牲になりました。

ロシアは、NATOが2015年以来定期的に使用している基地を攻撃し、破壊しただけではなく、空襲の警告も、攻撃ミサイルの停止もしませんでした。

質問 2 なぜメディアはロシアとの戦争で勝つことができるとウクライナの人々を説得しようとしているのですか?あなたの言うことが正しければ、ロシア軍と戦うために派遣されているすべての民間人は、勝つことのない戦争で死んで行っています。メディアがなぜそれほど深刻なことで人々を誤解させたいのか、それが理解できません。その件についてどう思いますか?

ラリー・ジョンソン - これは無知と怠惰のコンビネーションです。実際の報道を行うのではなく、メディア(印刷メディアおよび電子メディア)とビッグテックの大多数が、大規模なプロパガンダキャンペーンをできる限り支援しています。ジョージ・W・ブッシュがヒトラーだったときのことを覚えています。ドナルド・トランプがヒトラーだったときのことを覚えています。そして今、我々はウラジーミル・プーチンを新しいヒトラーとして扱っています。これは疲れ失敗した脚本なのです。まっとうな質問をあえて提起する人は誰でも、プーチンの操り人形またはロシアの手先としてすぐに汚名を着せられます。あなたが事実を議論することができないとき、唯一の頼りは悪口です。

質問 3 先週、ダグラス・マクレガー大佐がタッカー・カールソン・ショー(FOXニュースの看板番組)のゲストでした。ウクライナ戦争に関する彼の見解は、あなたの見解と非常によく似ています。これが彼がインタビューで言ったことです:
「ウクライナ人にとって戦争は本当に終わりました。彼らは粉々に砕かれています、私たちが主流メディアから聞いていることにもかかわらず、それについて疑問の余地はありません。それでですね、この段階での私たちの本当の質問は、タッカー、私たちはロシアの人々や彼らの政府と一緒に暮らすつもりですか、それともウクライナ人の戦争に粉飾したこの種のレジームチェンジ(体制変換)を続行し続けるつもりですか?ウクライナをモスクワを破壊するための大ハンマーとして使うのをやめるつもりですか。それは事実として私たちがやってきたことです。」(タッカー・カールソン-マクレガー インタビュー)

ロシアをウクライナでの戦争に追い立てた本当の目的は「レジームチェンジ(プーチン体制を変えること)」であったというマクレガー大佐の意見に同意しますか?

第二に、ウクライナがアメリカとロシアの代理戦争の舞台として使用されていることに同意しますか?

ラリー・ジョンソン - ダグラスは優れた分析官ですが、私は彼に同意しません―バイデン政権には、このように戦略用語で思考し、計画するほど賢い人はいないと思います。私の見解では、過去7年間はNATOの現状の惰性でした。つまり、NATOとワシントンは、ロシアからの反応を引き起こすことなく、ロシアとの国境を東にジワジワ寄せ続けることができると信じていたということです。NATOとEUCOMは ―「攻撃的な」軍事訓練の提供を含む ― 軍事演習を定期的に実施し、武器を提供していました。私は、CIAがドンバス地方で活動しているウクライナの部隊に準軍事(予備軍)的な訓練を提供していたという米国の報告は信頼できると信じています。しかし、イラクとアフガニスタンでの米軍大崩壊の後、突然、孫子レベルの戦略家がワシントンをけん引しているとは、とても信じられません。

ワシントンには絶望的な空気があります。ロシアのすべてのものを禁止しようとしているだけでなく、バイデン政権は、中国、インド、サウジアラビアをいじめようとしています。私はそれらの国を同じ線引きで分類することはありません。バイデン政権の乗組員は、ロシアのすべての物とすべての人々を悪魔化しようとして、致命的な間違いを犯したと思います。どちらかといえば、これはプーチンの後ろにいるロシア人たちを団結させており、彼らは長い奮闘の準備ができています。

私は、ロシアに対する経済制裁が彼らを屈服させるだろうと考えているという、そのバイデン政権の計算違いにショックを受けました。その正反対が真実です。ロシアは自給自足であり輸入に依存していません。ロシアの輸出は西側の経済的な健全性にとって重要です。彼らが小麦、カリ、天然ガス、石油、パラジウム、加工されたニッケル、その他の重要な鉱物資源(の輸出)を西側向けに差し止めると、ヨーロッパとアメリカの経済は荒廃することになるでしょう。そして、ロシアへの制裁を強要しようとするこの試みは、国際準備通貨としての米ドルの役割を歴史のゴミ箱に捨ててしまう可能性が非常に高くなっています。

質問 4 プーチンが2007年にミュンヘンで有名な演説を行って以来、プーチンは「世界の安全保障の構造」について、ずっと不平を言い続けてきました。ウクライナでは、これらの厄介な安全保障問題が、どのように本格的な戦争に発展するかを見ることができます。ご存知のように、12月にプーチンはロシアの安全保障に関連する多くの要求を出しましたが、バイデン政権はそれらに肩をすくめてみせ、決して反応しませんでした。プーチン大統領は、NATOの拡張にウクライナ(加盟国)が含まれないこと、および核ミサイルシステムがルーマニアやポーランドに配備されないことについての書面による保証を欲しがっていました。プーチンの要求は無理なものだと思いますか?

ラリー・ジョンソン - プーチンの要求はまったく合理的なものだと思います。問題は99%のアメリカ人が、NATOとアメリカが過去7年間に行ったような軍事的挑発について知らないということです。国民は常に軍事演習は「防衛的」であると聞かされていました。それは単純に言って真実ではありません。現在、DTRA(アメリカ国防脅威削減局)がウクライナの生物研究所に資金提供しているというニュースがあります。バイデンが同等のロシアのシステムをキューバ、ベネズエラ、メキシコに配備することを許可することに同意すれば、プーチンはポーランドとルーマニアにアメリカの核ミサイルシステムを設置することに同意できる と推測します。それらの話でそのことを見るとき、私たちはプーチンの要求が狂気でも不合理でもないことを理解できるようになり始めます。

質問 5 ロシアのメディアは、ロシアの「高精度の空中発射」ミサイルがウクライナ西部の施設を攻撃し、「100人以上の地元の軍隊と外国の傭兵たちを殺害した」と報じています。どうやら、特殊作戦訓練センターは、ポーランドとの国境からわずか15マイル(24km)のオーヴルチの町の近くにありました。この事件について語ることができますか?ロシアはNATOにメッセージを送ろうとしていましたか?

ラリー・ジョンソン - 短い答え—はい!先週のウクライナ西部でのロシアの軍事攻撃は、NATO当局者に衝撃を与え、警戒心を起こさせました。最初の打撃は3月13日日曜日、ウクライナのヤ-ヴォリウで行われました。ロシアはいくつかのミサイルで基地を攻撃し、そのうちいくつかは極超音速ミサイルであると報告されています。アメリカとイギリスの軍と諜報員を含む200人以上の人員が殺され、さらに数百人が負傷しました。多くの人が切断などの致命的な傷を負い、入院しています。それでも、NATOと西側のメディアは、この厄災について報道することにほとんど関心を示していません。

ヤーヴォリウはNATOの重要な前線基地でした(ここを参照)。2月(ロシアがウクライナに侵攻する前)まで、アメリカの第7軍訓練司令部はできる限り遅い2月中旬頃までヤーヴォリウから作戦を実行していました。ロシアはそこで止まっていません。ASBミリタリーニュースは、ロシアがヤ-ヴォリウの南東60マイル(96km)にある別の場所であるデリアティンを攻撃したと報じています(木曜日 私は信じています)。昨日、ロシアは、NATOが以前に在住していた別のサイトであるジトーミルを攻撃しました。プーチンは非常に明確なメッセージを送ってきました—ウクライナにいるNATO軍は戦闘員と見なされ、そう扱われるでしょう。以上です。

質問 6 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、西側のメディアで「戦時指導者」および現代の「ウィンストン・チャーチル」として担ぎ上げられています。メディアが読者に伝えていないのは、ゼレンスキーがウクライナの脆弱な民主主義制度にダメージを与えながら、権力掌握を強化するためのいくつかの段階の措置を講じてきたということです。たとえば、ゼレンスキーは「反対派が所有する11の報道機関を禁止処置」にし、ウクライナ最大野党の党首であるヴィクトル・メドヴェドチュクが立候補するのを、偽りの「テロ資金供与」容疑で禁じようとしました。これは、民主主義に真剣に取り組んでいるリーダーの行動ではありません。

ゼレンスキーについてどう思いますか?彼は、メディアが彼をそのように見せているように、本当に「愛国的な指導者」ですか?

ラリー・ジョンソン - ゼレンスキーはコメディアンであり俳優です。私の眼にはあまり好ましく映っていません。西側は、皮肉なことに、彼がユダヤ人であるという事実を、かなりの規模になっているネオナチ部隊から目をそらすために使用しています(そして私の言っている意味は、第二次世界大戦でナチスとともに戦っている間の、ウクライナ・ワッフェンSSユニット(第14SS武装擲弾兵師団)の業績を今でも祝っている本物のナチスであるということです)。事実は明らかです ― 彼は野党の政党を禁止し、反対派のメディアを閉鎖しています。それが(彼の言う)「民主主義」の新しい定義だと推測します。

質問 7 この戦争はどのように終わりますか?ムーン・オブ・アラバマのサイトには、 「ウクライナ戦争の地理的終結状態はどうなるか」というタイトルの優れた投稿があります。投稿主であるバーナードは、ウクライナは最終的にドニエプル川に沿って分割され、「ロシア系民族が過半数を占める海岸地域に沿って南に」分割されると考えているようです。彼はまたこうも言っています:
「これは、ウクライナ側から黒海へのアクセスを排除し、ロシアの保護下にある、切断されたモルドバ人のトランスニストリア(沿ドニエストル共和国)への陸橋を作ります。ウクライナの残りの限られた地域はほとんど農業国であり、武装解除され貧しい地域であり、ロシアへの新たな脅威として立ち上がることが、すぐにはできなくなります。政治的には、ガリシアのファシストが支配することになり、それがEU欧州連合にとって大きな問題となるでしょう。」

あなたはどう思いますか?プーチンは、ロシアの安全保障を強化し敵対行為を終結させるために、ウクライナに彼自身の領土的植民地を置くのでしょうか、それとも別のシナリオの可能性が高いのでしょうか?

ラリー・ジョンソン - 私はムーンの見解に同意します。プーチンの主な目的はロシアを外国の脅威から守り、西側と離反する結果をもたらすことです。ロシアは独立した主権国家となるための物的な資源を持っており、そのビジョンを実現する過程の途中にあります。

以上翻訳終わり
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ウクライナ問題 議論が多いということは考える材料ができたということ

2022-04-02 11:24:06 | 政治
様々な意見が飛び交うネット空間ですが、ウクライナ問題においては、ほぼ、「侵略したロシアが悪い」という意見が多数のようです

保守も左派も、この意見には互いが同調していて、双方からロシア非難が起きているようにも見えます
ただ、私はね、この意見には原因追及ができていない、いま現実に起きている事のみで批判しているようにしか見えないのです

よく上げられる例ですが、かつてブッシュ・ジュニアのアメリカは、「イラクが大量破壊兵器を持っている」と間違えて(意図的にでっちあげて)
イラク侵攻し、イラクの街をさんざん破壊し尽くした後、政権転覆させ、フセインを処刑しました
いまのロシアを批判するなら、この件について、アメリカも厳しく批判されないとだめですよね?

リビアの政権転覆と国連軍の介入も、実際はアメリカ側の言いがかりのようなものですが、これは置いとくとして
ベトナム戦争のきっかけ「トンキン湾事件」は、今ではでっち上げだと証明されてますが
このトンキン湾事件の報復にベトナムに参戦したアメリカの正義とは何だったのか?
これも検証しないといけませんね

私は別にアメリカを批判したいわけではありません、決してそうではないのですが
戦争が起きた原因の追及や”動機”の解明が不十分なんじゃないですか?と、言いたいわけです

保守の方々におかれては、日本の真珠湾攻撃において、アメリカ側が日本を戦争に巻き込んだ動機についての十分な追及がなされているわけです
なら何でそのアメリカが妙にウクライナ側の立場に立ち、ウクライナを完全擁護に回ってロシアを包囲しようとしているのか?
その動機の解明や原因追及ぐらいやってくださいよ、と言いたくなります

保守の方たちは忘れているのかもしれませんが、かつて日中戦争が始まったきっかけは「盧溝橋事件」でしたね
左派の「なんで日本軍がそんなとこにいるのか?侵略した日本が悪い」という主張に対して、反論するのに過去のいきさつを説明するはずです
一発の銃弾が日中戦争のきっかけになった、と言われても、日本軍がそこにいた理由は「邦人保護の目的」があったからで
邦人が数多く殺された事件があって、日本国民を守るためにそこにいた。。。と説明するでしょう?

でも、「東部ウクライナでロシア系民族がウクライナ正規軍から迫害を受けている、すでに14000人のロシア系民族が殺されている」
プーチンも同じく、ロシア系民族という同胞の保護の目的があると言っているわけです
このロシア側の主張に対して、なんで目をつぶってるんですか?これは検証前からでっち上げなんですか?プーチンが嫌いだから?

想像するに、保守系の方々にはきっとジレンマがあるんだろうと思います
かつてのロシアの裏切りと日本人強制労働の恨みから、ロシアは野蛮で約束を守らない民族
そう潜在意識下で思っているのかもしれません、ロシアの正当性を認めたくない
だから、一度振り上げたこぶしを下すことは容易ではありませんね

ただ、今回保守の方が見誤っている事について、改めてここで指摘しておきたいと思います
保守の方は「国際法を順守する国際社会の原理原則を守らなければ、日本が危うくなる」と、繰り返し主張しています
それも一面真理ではあるのですが、現実をもっとプラグマティックに見る必要がありませんか?
これまでのアメリカの動きを見ても分かる通り、正当性のない戦争行為でも、勝てば、いや強ければ正当性を認めさせることができます

しかし今回、アメリカは非常に弱い、弱すぎます
国際社会を巻き込みながらグズグズと戦闘を長引かせ、アメリカの主導で停戦の仲介をすることすらできない
核戦争や世界大戦に発展することを恐れて、ほとんど包囲戦みたいに他を巻き込んでガチャガチャ口を出しているだけ
中国はそんなアメリカの弱腰姿勢を、じっと観察していると思いますよ
核兵器のある国とは戦争はできない、口先介入しかできない。。。これが今回の戦争で明らかになったアメリカの現実です

アメリカはメディアを使ったインチキをやることには長けているけど、現実に戦争になると腰が引けています
この国が、いざ台湾有事、日本有事になった際、助けてくれると信じているとしたら、それは見通しが甘いと思います
そう信じたいんでしょうけどね。。。アメリカが助けてくれると

日本は今からでも、正当性のないアメリカのロシア包囲外交への一方的加担をやめて、ウクライナの中立化を進めていくべきです
ロシアと完全に切れないように、きちんと交渉と和解のドアを開いておくべきです
ロシア一国にさえ腰が引けているアメリカが、日本のためにロシア・中国・北朝鮮を相手にして戦ってくれるとは、私には到底思えません
これはロシアに対して敵対的な行動をとった場合でも、中立的な行動をとった場合でも、結論は変わらないと思います

自分で考え、自立していく以外に、日本の向かうべき道はありません
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お注射の効果は本当にあるのか?イギリスの最新情報

2022-04-02 02:06:03 | 政治

例のワクチンについて、イギリスから衝撃的な報告が出てきました
UK Health Security Agency イギリス健康安全保障庁 UKHSA の公式報告で、新型コロナウイルス(オミクロン株)について
定期的に統計が出てくるのですが、その報告の内容が驚くべき結果を示していることが話題になっているようです
簡単に説明すると
デルタ株が流行していた去年の時点では、イギリスではほぼ2回接種の人が多く
オミクロン株が流行しはじめてからブースター接種と言って、3回目を沢山の人が受けました
その後のデータでは、入院患者、およびコロナによる死亡者、ともに「接種済みの人の数が大幅に増加している」というデータが出ており

この結果を見て、「ワクチンお注射には本当に効果があるの?」という疑問だけでなく
「本当は免疫力を下げているか、もしくは感染が強化されているのでは?」
との疑念が出てきているわけです

実は最近の研究によって、ワクチンのメッセンジャーRNAには「抗体依存性感染増強(ADE)」という効果があることが判明してきており
つまり、ワクチンによって感染力を増強させてしまう抗体が発生することが知られてきています
痛い思いして、副作用に耐えて、なにゆえにこのお注射をするのだろうか?
そう考えた時。。。ワクチンを否定はしませんが。。。本当にいいの?と思ってしまいます

皆さんはこれを読んでどう思いますか?



引用記事によると

前文略
UK Health Security Agency(UKHSA)は、Covid-19の症例、入院、およびワクチン接種状況別の死亡に関するデータを含むCovid-19ワクチン監視レポートを毎週発行しています。最新のレポート「第12週」は、3月24日木曜日に発行され、ここで表示できます。

第12週の42ページにある表11–ワクチン監視レポートには、2月21日から3月22日までのワクチン接種状況別のCovid-19症例に関するデータが含まれており、3回目のワクチン接種済みの人が症例の大部分を占めていることが示されています。

報告によると、この4週間で合計1,182,326の症例が記録されており、そのうちの792,120人が、衝撃的なことに3回接種であり、211,979人の症例がワクチン未接種でした。しかしそのなかで、それらの症例のうち141,961人は子供たちでした。

完全接種済み人口は、2月21日から3月22日までの間のすべてのCovid-19症例のうちの82%を占め、そのうち5人に4人が3回接種に含まれていました。ワクチン未接種の人口は症例のわずかに18%を占めました。

しかし、残念なことに、入院患者に関してはさらに悪い結果となっています。

第12週の43ページにある表12–ワクチン監視レポートには、2月21日から3月22日までのワクチン接種状況別のCovid-19の入院に関するデータが含まれており、3回ワクチン接種の人がほぼ大多数を占めていることを示しています

(中略)

最新のデータの方程式から実際に入院中の子供を除外すると(子供のデータは参考にならないため)、ワクチン接種を受けた人の占める入院患者の割合は、UKHSAが疑わしい子供の数を加えて表示した数値よりもはるかに悪いことがわかります。

2月21日から3月22日までの間に、ワクチンの完全接種を受けた人が、すべてのCovid-19入院患者のうち、衝撃的なことに87%の比率を占めたのに対し、ワクチン接種を受けていない人の比率はわずか13%でした。ただし、子供を含めるた場合、ワクチン接種を受けた人がCovid-19の全入院患者数の74%を占め、ワクチン接種を受けていない人が26%を占めていることがわかります。

第12週の45ページにある表13b–ワクチン監視レポートには、2月21日から3月22日までの、ワクチン接種状況別のCovid-19死亡者数に関するデータが含まれており、3回ワクチン接種の人が大多数を占めていることを示しています。

報告によると、この4週間で合計4,456人の死亡が記録されており、そのうち約4,119人がワクチン接種を受けており、そのうち3,285人が3回接種を受けた人でした。ワクチン未接種者の死者はわずか337人でした。

これは、ワクチン接種者が、2月21日から3月22日までの間に発生したすべてのCovid-19の死亡者のうち、恐ろしいことに92.4%を占めており、そのうち5人に4人がワクチンを3回接種していたことを意味します。ワクチン未接種の人の死亡率はわずか7.6%を占めていました。

しかし、これはあまり意味がありません。

次の表は、第45週–ワクチン監視レポートから抜粋したもので、2021年の第41週から第44週までのワクチン接種状況別のCovid-19死亡者数を示しています。これはオミクロンの存在が知られる直前の期間のデータです。

ここで私たちが発見したのは、この4週間で4,011人が死亡したことです。つまり、現在のオミクロンによる死亡者数は、デルタが支配的だったときよりも10%も多くなっています。

しかし、ここで最も懸念される発見は、オミクロン変異株の分布割合であり、数百万人が3回接種を受けている現在と比較して、デルタ変異株の場合の死亡の分布割合です。

41週から44週の間に、ワクチン接種済みの人は、4,011人のCovid-19による全死亡者のうち3,309人を占めました。つまり、デルタが優勢で、大多数の人が3回目の接種を受けていなかったとき、Covid-19による接種者の死亡者は全死亡者の82%を占めていました。ワクチン未接種者は4,011人のCovid-19による死亡のうち702人を占めていましたが、デルタが優勢だったとき、未接種者はCovid-19による死亡者の18%を占めていました。

これはまた、デルタ株が支配的で、数百万人がまだ3回目の接種を受けていなかったときと比較して、オミクロンが支配的で数百万人が3回目を接種済みの今、ワクチン接種を受けた人の死亡者が25%増加したことを示しています。

ワクチン未接種者の人の死亡者数は、実際には52%減少しましたが、オミクロンが支配的である今、デルタ株の場合と比較して、はるかに深刻な変異株が支配的であったとされています。

Covid-19ワクチンが実際に効果があるという印象を受けているのに、なぜ最新のデータが意味をなさないのかがわかりますか?このデータは、ワクチン接種が効果がないことを示しているだけでなく、実際に接種者を悪化させていることを示しています。

以上、引用終わり
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