安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

政府形態の四象限

2020-09-23 22:03:01 | 政治
今日は政府の形態の4つの形。。。4象限について考えてみようと思います
図を作って張り出せばいいんですが、ちょっとめんどくさいので、そのまま表現します
縦軸に政府の大小。。。大きさについて 横軸に税金の高低。。。高いか安いかについて
グラフにするとこのようになります

①第一象限 安い税金大きな政府    |  ②第二象限 高い税金大きな政府    
 とりあえずMMTが目指す社会構造  |   ルーズベルト型経済対策ニューディール
                   |   北欧型高福祉国家 日本型バラマキ政府
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③第三象限 安い税金小さな政府    |  ④第四象限 高い税金小さな政府
  トランポノミクス         |   悪代官型
  ティーパーティー運動       |  

①第一象限 にはMMTが理想とする社会構造と入れてみましたが
MMTは本来このように固定されたものではなく、インフレ率によって第一象限から第四象限まで
無段階に変化するというのが特徴です。
要するに、税金や財政出動は社会情勢によって政府がコントロールすべき、という主張がその特徴です

②第二象限にはニューディールを入れてみました、日本政府や北欧の福祉社会もここに入るでしょう
日本政府は緊縮財政だから小さな政府を目指している、との主張もありますが
その見方は私は間違っていると思います
要するに通貨の信任の問題があり、通貨発行には限度があるとの認識に立っているからこそ
歯止めがかかって緊縮財政になっていますが、要は集めたたくさんの税金の振り分け方の問題であり
税金さえ入ってくれば限度額までばら撒き続ける大きな政府が日本政府の特徴です

③第三象限を代表するのはアメリカのトランプ大統領と側近が推し進めている”トランポノミクス”です
基本的に、経済を活性化させるのは民間の自由な経済活動なのだ、という考え方、政治哲学が
根底にあります。当ブログの主張も、ここにベースがあります
そしてもう一つ、小さな政府の特徴があります。それは規制の緩和です。
自由な経済活動を推進するためには、無駄な規制を廃し、できるだけ自由に経済活動を行える方がいい
という考え方です。。。ここにもトランポノミクスのもうひとつの特徴があります

④第四象限は悪代官型と書きましたが、税金ばかりが高いだけの政府です。そして、規制が少なければ国民のためにはいいのですが、こういう圧政下では、人々の自由も損なわれているでしょう。
規制が多いという点だけを見れば大きな政府と見ることもできますね

以上、政府形態の4種類を列記してみましたが
大きな政府には、財政出動もするけれども、その過程で政府が肥大化する結果として
国民を縛る規制が多くなるということをよく理解しておくべきでしょう
大きな政府には、国民の自立心を損なうという面があります。しかも、政府の権力が大きくなりすぎ
国民の自由もまた奪われるということ、これが私の主張したいことです
コメント
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