医療費控除で赤字補填を！

医療費控除は医療費10万円以上とは限らない‣年収によっては全額控除されます。
1年間の医療費の支払いは10万円を超えると医療費控除が受けられるという話は聞くが、
現役世代で医療費が10万円を超えるとなると、家族が多い人、入院した年に限られ、
どうせ受けられないとあきらめる人もおられよう・・実は、医療費控除は医療費が
10万円以下でも受けられる場合があります。・・・

医療費控除とは、所得税を計算する際の所得控除の一つで、課税所得から差し引けるため
所得税の節税につながる制度である・・・対象となる医療費は次のとおりです。
納税者が自身や生計を共にする家族の為に支払った医療費で・・・
その年の１月１日～12月３１日に支払った医療費・・・
支払った医療費－保険金などで補填される金額－10万円・・・・ただし・・
医療費が10万円を超えたら医療費控除が受けられるが、10万円以下であれば医療費控除の金額が
ゼロになるからである。・総所得金額等200万円未満の場合は10万円以下でも受けられる。

総所得金額が２００万円未満になるのは給与年収297万円以下で給与所得控除を差し引いた
残額が(給与所得)になり給与所得２００万円未満になる給与収入のラインは297万円で
あることから、給与年収２９７万円以下の人は、医療費が10万円以下でもあっても、
医療費控除を受けられるということになります。補填される金額<総所得金額の5％です。
医療費控除は確定申告しなければならないため、確定申告を作成する際には明細書を
作成しなければならず、医療費の領収書をしっかり保管致しましょう。
個人事業で赤字の場合は医療費全額が控除できます・・

燃油補助金一部はGS利益に

財務省は7日,各省庁の事業の問題点や無駄を調べる予算執行調査の結果を発表した、
ガソリンの小売価格を抑える燃油補助金iについて、価格の分析やガソリンスタンドの調査から
販売価格に補助金の全額が反映されていい可能性があると指摘した・・

燃油補助金は高騰するガソリン価格を抑えるために今年1月から始まった・・・
財務省は3月から7月に実際に支給した補助金とガソリンの販売価格を詳しく分析
補助金５５７７億円のうち約110億円分について、抑制効果には反映されておらず、
スタンドの利益になったケ－スもあったと指摘した・・・
個別に見るとガソリン価格が高止まりしたままのスタンドが26ケ所確認され、
補助金が小売り事業者の経営改善に使われていたと見られる事例もあった。

棚ぼた的感覚での、わからなきゃいいじゃん的行為での誤魔化し補助金ではない。
還元すべきは責任感を持って取り組んでこそ企業の在り方ではなかろうか！

電気料金の負担軽減につい、【前例のない思い切った対策を】と表明している岸田政権だが、
電力企業への補助金となれば、燃油補助金の一部が経営改善に使用された事例と同じく、
個人家庭に反映されずに【どこへ消えたか電力補助金】ってことになりかねない。