バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

止まったら死ぬ!? …2013

2013-03-13 06:14:14 | やっぱりミニバス!
平成25年3月13日 水曜日
 
「止まったら死ぬ!?…2013」


バスケットボールの話です。

バスケットボールという球技は、試合時間中「走り続けるゲーム」です。

息子の中学時代の顧問先生は「止まったら、死ぬんじゃ!」の名言を言い続けています。

その中学のチームTシャツのひとつの絵柄には…

マグロの絵と、その下にこの名言がプリントされているものです。


お互いにボールをバスケット(籠)に入れ合う単純なゲームです。

「入れ合う」ため、入れたあとは、

入れさせない動作に即、移らなければなりません。

「シュート」を決めたあとに、ガッツポーズ!を決めている暇はないのです。

サッカーのように仲間と抱き合って、踊っている暇はないのです。

守備から攻撃に替わることをオフェンス・トランジッション、

攻撃から守備に替わることをディフェンス・トランジッションといいますが、

このトランジッションは連続しているので、その都度、仕切り直しはなく、

一瞬にして攻防が入れ替わるのです。

攻撃の最大のチャンスは…、

このトランジッションの瞬間に行う、ブレイクという速攻にあります。

守備の最大のポイントはシュートを決めたあとに…

この速攻を止めるために、いかに速く防御態勢がとれるかにあります。

ですから、ボールをバスケット(籠)に入れる「シュート」が決まるか、

「シュート」を決める前に相手にボールを奪われた瞬間から、

相手に「シュート」を入れさせない、守備(ディフェンス)に一瞬にして切り替えなければならないのです。


守備(ディフェンス)と言いますが、

相手に「シュート」をさせないとは、

相手を、相手の思うようなプレーをさせないディフェンスですから…

いわゆる、攻勢的なディフェンスを仕掛けることが大事です。

だから「攻撃(オフェンス)」も「守備(ディフェンス)」も「走り続ける」のです。

この「走り」には、瞬間的な速さを必要とする短距離的な「走り」と、

その試合の間中「走り続ける」、持久力としての長距離的な「走り」を必要とします。

ですから今メジャースポーツと言われている、

「野球」や「バレーボール」や「サッカー」とは全く違う次元のおもしろさがあるのです。

バスケットボールは、このスピード&トランジッションを高度な技で競い合い、

そして空中にあるボールを、いかに速く自分達のチームボールにするかの空中戦でもあります。

「止まったら、死ぬんじゃ!」のバスケットボールという球技を…、

是非、メジャースポーツにしたいのが私の人生最大の目標です。


…なんちゃって
(^-^ゞ


強くなれ!日本バスケットボール!