バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

最終試合そしてスタート…2013

2013-03-10 14:27:06 | やっぱりミニバス!
平成25年 3月10日 日曜日
 
「最終試合そしてスタート…2013」


昨日の土曜日と、今日の日曜日の2日間で行われた、2Qゲームの準公式戦の市内大会。

6年生10人で臨んだミニバス最後の試合です。

会場はポートアリーナという、トップリーグの試合会場にも使われる場所です。

昨日は予選リーグで1位抜けしました…が、ゴールに向かわないチキンハートぶりに一喝し、

子供達は、帰ってから自分たちで自主練習を行い修正に努めました。

私もメンバーを触る方がいいか悩みましたが、子供達が自分たちで修正した同じチームメンバーで行くことにしました。

さて二日目は、決勝トーナメント…負けた時点で子供達のミニバスは終わります。

1試合目…勝利し、ベスト8!

4決めは、共に関東招待大会に出場したライバルチームとの試合…実質的な決勝といわれながら、

まさにそのとおりの、6分2Qの試合でした。

ラスト残り10秒で1点リード…しかし、相手ボール

しつこくディフェンスにつきます!

崩れた体勢から放たれたシュートは…リングに吸い込まれ、

残り6秒で、相手チームの1点リードで逆転され…そのまま無情にも試合終了。

14対15で惜敗以上の惜敗でした。

試合終了後…相手チームの監督さん達とガッチリ握手し、互いの子供達の健闘を称えました。

昨年の2月の市内新人戦ベスト8でスタートした子供達は、秋市内大会で優勝し、県大会ベスト3、関東招待大会 優勝と 悔しさを味わいながら、しっかりと心身共に成長しました。

そしてミニバス最後の市内大会でベスト8で締めくくりました。

ベスト8で始まって、ベスト8で終えたということは、またスタートに戻ったのでしょう。

また子供達は中学に続きます。

ミニバスで出会ったチームメンバー、そして多くの出会いをしたミニバスの仲間達とワンステップを終えました。

ここから次に向かってスタートです。

多くの仲間達と友情を深め、切磋琢磨し、新たな夢に向かって歩んで欲しいと思います。

支えてくださった家族…お母さん、お父さんに感謝を忘れずに、心を込めて“ありがとうございました”と伝えて、

そして“これからもよろしくお願いします”の気持ちを忘れることなく、

夢をあきらめないで、自分に負けないで歩んで欲しいと思います。

子供達へ…本当に感動をありがとう!

これからのさらなる飛躍に期待しています。

歩み始める人達へ…2013

2013-03-10 06:29:34 | やっぱりミニバス!
平成25年 3月10日 日曜日
 
「歩み始める人達へ…2013」


未曾有の大震災から二年が過ぎようとしています。

それでも季節は巡ります。

これから歩み始める人達に想いの言葉を贈りたいと思います。

ひとつ…年年歳歳花相似 歳歳年年人不同

ひとつ…虚心坦懐

ひとつ…責任(Responsibility)


まず『年年歳歳花相似 歳歳年年人不同』です。

作者は劉廷芝(りゅうていし)という中国初唐の詩人です。 

この詩は彼の傑作の一つで、人生のはかなさを白髪の老人の嘆きとして詩に表現したものです。

題は『代悲白頭翁~白頭を悲しむ翁(おきな)に代わる』

この漢詩で有名な語句がこの句です。

『年年歳歳花相似 歳歳年年人不同…年年歳歳花あい似たり  歳歳年年人同じからず

毎年美しい花は同じように咲くが、この花を見る人々は毎年変わっているのだ。』

去年、同じ場所で同じ桜を見上げた。 

桜の美しさや、はかなさは変わることはない。

それを見ている我が身は、昨年、桜を見ていた自分と同じなのだろうか?

一年の間に私は変わったのか? 

出会いと別れの中で、今年は新しい生活が始まる。 

新しい自分として歩んで行きたい。


二つ目は、『虚心坦懐』という言葉です。 

これは次の心を戒めることで思い至る想いです。

『自信が過ぎると過信になり、過信が過ぎると傲慢になる。 

素直が過ぎると謙虚になり、謙虚が過ぎると卑屈になる。

いずれも、過ぎたるを戒めるべし』 

その心は『虚心坦懐』の心なのです。

それは、「心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること。

心にわだかまりがなく、平静に事に望むこと。

「虚心」は心に先入観やわだかまりがなく、ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態。

「坦懐」はわだかまりがなく、さっぱりとした心。平静な心境。」


三つめに贈る言葉は『責任』です。

責任とはとるものではなく、果たすものです。

自分の全身全霊をもって、「応える」ことです。

責任とは、英語で「Responsibility」と言います。

つまり、何かに対して応答すること、応答できる状態を意味しています。

ある人の行為が、本人が自由に選べる状態であり、

これから起きるであろうこと、

あるいはすでに起きたことの原因が行為した者にあると考えられる場合に、

その人は、その行為自体や行為の結果に関して、その行為の相手に対して応えなければならないのです。

全身全霊で応えなければならないのです。


惜別の季節を越えれば、新たな出会いが待っています。

不安と期待を胸に一歩を踏み出してください。