中村勘三郎襲名披露興行が行われた嘉穂劇場(かほげきじょう)は、江戸時代の芝居小屋の形を残す劇場です。
ゴールデンウイークに帰省した際、劇場内を見学してきましたので、ご紹介します。
↑劇場外観
↑ロビー。柱時計も歴史を感じさせます。
↑1階の平場(ひらば)客席。枡席になっています。
↑1階の桟敷
↑2階客席へ上がる階段
↑2階客席
↑舞台から客席を見たところ
↑舞台
↑舞台から奈落(舞台の下)へ降りるための階段
↑舞台上部。浅葱幕(あさぎまく)などを吊る道具も木製です。
↑吊り物や照明を上げ下げするための綱
↑素早い場面転換のために使われる舞台装置「廻り舞台」。下で人が動かすようになっています。
↑花道。花道の下は右の写真のようになっています。
↑スッポン(花道にある昇降用の舞台装置。人間以外のものが登場したり消えていったりする場面で使用される)を下から見たところ。これも手動式になっています。
↑揚げ幕(役者が花道に出入りする際に使われる幕)の内側
↑劇場の中庭にある「荒熊稲荷」
↑洗面台。レトロモダンな感じがとても素敵です。
↑「従業員・俳優は客席に上草履(スリッパ)の使用を禁ず」の注意書きが面白いです。
近代的な劇場に比べると不便な部分もあるかもしれませんが、近代建築にはない温かみがあるように思います。
こうした雰囲気が、役者や観客に心地よさを与えてくれるのかもしれません。そしてそれが、芝居全体の雰囲気にも影響してくるのかもしれません。
嘉穂劇場以外にも、こういった昔ながらの芝居小屋はまだまだ残っています。
これからも、このすばらしい空間を大切に守っていっていただきたいと、心から思います。
ゴールデンウイークに帰省した際、劇場内を見学してきましたので、ご紹介します。
↑劇場外観
↑ロビー。柱時計も歴史を感じさせます。
↑1階の平場(ひらば)客席。枡席になっています。
↑1階の桟敷
↑2階客席へ上がる階段
↑2階客席
↑舞台から客席を見たところ
↑舞台
↑舞台から奈落(舞台の下)へ降りるための階段
↑舞台上部。浅葱幕(あさぎまく)などを吊る道具も木製です。
↑吊り物や照明を上げ下げするための綱
↑素早い場面転換のために使われる舞台装置「廻り舞台」。下で人が動かすようになっています。
↑花道。花道の下は右の写真のようになっています。
↑スッポン(花道にある昇降用の舞台装置。人間以外のものが登場したり消えていったりする場面で使用される)を下から見たところ。これも手動式になっています。
↑揚げ幕(役者が花道に出入りする際に使われる幕)の内側
↑劇場の中庭にある「荒熊稲荷」
↑洗面台。レトロモダンな感じがとても素敵です。
↑「従業員・俳優は客席に上草履(スリッパ)の使用を禁ず」の注意書きが面白いです。
近代的な劇場に比べると不便な部分もあるかもしれませんが、近代建築にはない温かみがあるように思います。
こうした雰囲気が、役者や観客に心地よさを与えてくれるのかもしれません。そしてそれが、芝居全体の雰囲気にも影響してくるのかもしれません。
嘉穂劇場以外にも、こういった昔ながらの芝居小屋はまだまだ残っています。
これからも、このすばらしい空間を大切に守っていっていただきたいと、心から思います。
奈落や揚幕の内側など、普段は見られないようなところまで見ることができて、良い勉強になりました
近代建築の劇場だと電動化されているところも、こういった芝居小屋だと昔ながらの仕組みになっているので、新鮮な感動でした
こうした空間で今もなお芝居が上演されているのは、素晴らしいことだなあ……と思いました。
こんぴら歌舞伎で有名な四国の金丸座にも、一度行ってみたいなあ……と夢が膨らみます
嘉穂劇場は博多から比較的近いところにあるので、お近くにお越しの際はぜひ御覧になってみてくださいまし
(公演がない日は、中を見学できます)
八千代座がよく話題に上りますが「嘉穂劇場」全然知りませんでした。
今回劇場内まで紹介して下さったので写真をみるだけで夢が膨らみました~。まだ未体験な《歌舞伎遠征》ですが 是非嘉穂劇場に行ってみたくなりました。