日本の傳統(伝統)を守らう!

皇位繼承問題を主に扱ひます。メル突(場合によっては電突)を實踐(実践)・推奬してゐます。

まとめサイト更新 - 何故女性天皇にも反対なのか

2006-01-24 17:30:04 | 皇室・皇位繼承

拙著の2chのまとめサイト、「天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう!」を大幅に更新しました。

細かな変更もありますが、この文章の最後に、 大きく変更したところだけ抜き出して置きます。 女性天皇にも結局は反対してゐるくだりです。

女系と言ふ絶対にあり得ないものを掲げて、 本当の目的は妥協して婚姻容認の女性天皇を認めさせてしまうことが、 女系強行派の狙いなのでは、と考へることがあります。

まだまだ婚姻容認の女性天皇容認でも結局は男系維持ができなくなるといふ ことに気付いてゐる人は少ないと思ひます。

筆者も本当「女性天皇も反対」とまとめページの最初から書きたいのですが、 そこから入ると賛同は得られないかと思ひ、そこは全否定せずに、 読み勧めると結局は女性天皇も無理といふ書き方にしてあります。

何故女性天皇にも反対しないとゐけないかは、人に説明するのが難しく、 悩ましい問題です。 一般の方は過去に先例があったので良いのでは?くらいにしか思ってゐないせう。 実際には、 即位時・即位後と婚姻されてゐない女性天皇は先例がある といふのが実際のところです。 この違いは限り無く大きいのです。

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何故、女性天皇にまで反対する人もいるのか?

女性天皇「だけ」を認めようという動きもありますが、よく考えればそれは不可能です。
現状では女性天皇を認めるとその時点で女系容認への流れが確定します。

と言うのは女性皇族は皇族以外との婚姻による臣籍降下の既定がありますから、
女性天皇を認めかつ皇室典範に矛盾を無くすためには、

1. 女性天皇の皇族以外の婚姻を禁止する
2. 女性天皇が皇族以外と婚姻すると退位
3. 女性宮家を認める

のどれかが必要となります。1. で議論が纏まることは無いでしょう。 
(纏まるのなら婚姻禁止の女性天皇は先例に沿っていると言えるでしょうが)
2. に関しても、天皇が結婚により退位するなどという寿退職のようなことを天皇と
いう日本の最高権威の地位で認められるのでしょうか?

結局、<size ="+2" color="red">女性天皇容認は 3. の女性宮家が漏れなく付いてきます。
将来に渡って皇位継承者の生まれる可能性の無い宮家を皇室で維持していくな
んていうことが果たしてできるのでしょうか?

何れは皇統外(女系)天皇容認へと向かわざるを得ないでしょう。

何故旧皇室典範、現皇室典範で先例のあった女性天皇が排除されているのかもっ
と良く考えるべきです。歴代の女性天皇は婚姻している状態で即位したことも
ありませんし、即位後に婚姻したこともありません。即位後に子を儲けたこと
もありません。そのような苛酷な運命の女性天皇を排除するための物だったの
では無いでしょうか?

直系で無いと納得できない方へ

TVの影響か、愛子内親王殿下が皇位を継ぐべきと考えている方が多いのでしょ
うか?  そういう直系重視の方も納得させる方法は、現皇室の内親王か女王が
旧皇族の男系男子と婚姻してその男系の子孫が皇位を継承するしか無いと思い
ます。

こういう婚姻を円滑に進めるためにも今のうちに旧皇族に復帰して頂くべき
でしょう。

これまでも遠戚が即位する場合は直系の女子との婚姻を行っていました。直系
主義の人がいたとしても誰も文句の付けようが無い方法と取っていたのだと思
います。

筆者自身は昭和天皇や明治天皇の子孫の男系男子が即位するのならその必要は無
いと思うのですが、納得しない人も居そうですので、解決策はこれしか無いと
思います。

これに対する反論は、「婚姻の自由を認めろ!」位でしょうか。別に婚姻の自
由は認めています。復帰した旧皇族の男系男子以外と婚姻した場合は臣籍降下
すれば良いのですから。

筆者は現内親王・女王殿下が伝統の重みを考え、必ずこういう解決策を選んで
くれると思っています。もし誰もこういう道を取らないのであれば皇統断絶、
女系容認になっても仕方ないでしょう。