日本の傳統(伝統)を守らう!

皇位繼承問題を主に扱ひます。メル突(場合によっては電突)を實踐(実践)・推奬してゐます。

東京裁判もこんな感じだつたのかね

2007-01-01 12:42:10 | 米國による日本改造

東京裁判もこんな感じだつたのだらうかと思つた。

  • 「勝者の裁き」濃厚 フセイン裁判、米が実質的に介入 (朝日新聞2006年12月30日22時59分 http://www.asahi.com/international/update/1230/017.html)

     フセイン元大統領の死刑確定の際、米ブッシュ政権は「独裁者による支配を法による支配に置き換えようとするイラク国民の努力」と評価していた。処刑については「主権国家であるイラク政府が決定すること」とみなす建前から、表向き介入しない立場だった。

     しかし、処刑直前まで元大統領の身柄を拘束していたのが米軍だった点に象徴されるように、イラクで「法による支配」が確立されたとは言い 難い。米国防総省も議会あてイラク情勢報告書の最新版(11月30日付)の中で、イラクでの法治について「構造的な欠陥から深刻な問題が生じている」と認 めざるを得ない状態だ。

     このように国内の裁判所が正常に機能しない国や地域では近年、国際社会が代わって正義を実現する国際法廷が設置される場合が少なくな い。元大統領が自らの統治下での非人道行為について責任を問われる立場にあるのは疑いない以上、刑事責任について国際法廷による裁きへの道が、理論的には 存在した。

     米国はその道を拒み、予算と人員をつぎ込んでイラク高等法廷を設立した。その根拠として「人道に対する罪」の定義などを国際人道法から採り入れてイラク国内法を整備させたが、形式上のことに過ぎなかった。

     ブッシュ政権の手法に共通するのは、国際法を自国の目的に沿ってつまみ食いする姿勢だ。そもそも、主権国家だったイラクに対し、国際法上 の合法性に大きな疑義を抱えたまま侵攻したのが米国だ。元独裁者の死刑執行の時だけ「主権」の壁を盾にイラク人の主体的な決定であるかのように装っても、 「実質は勝者の裁き」との批判を免れない。

     公正さを満たさない裁きによる今回の死刑執行は、日本人の一部に東京裁判をめぐって今も異論が残るように、スンニ派イラク人の間に禍根を残す可能性がある。元大統領を「殉教者」と見なす論法をかえって勢いづかせかねない。

    認めてないのは一部の人ですか。少くとも朝日は認めてゐるわけですね。 まあ、産經みたいに東京裁判を否定しつつ、イラクのこの裁判に異義を唱へないのもどうかと思ひますがね。

    參考リンク:

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    3 コメント

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    Unknown ()
    2007-01-29 14:30:24
    はじめまして。「歴史と日本人」管理者の耕と申します。

    フセイン裁判は明らかに異常だった。アメリカが一枚かんでいるとしか思えません。
    返信する
    Unknown (G)
    2007-02-12 11:23:25
    フセインの死刑は、イラクの治安を乱して、治安維持の名目で米兵二万人を送り込むためだと思いますアメリカの次の狙いはイランです。          リチャードコシミズブログを見てください。         
    返信する
    別スレ宣伝ご容赦下さい。m(__)m ((^O^)風顛老人爺)
    2009-01-30 05:02:32
    拝啓、管理人様 
    稀な例外を別として
    国家の指導者たる政治家諸氏の危機意識の欠如に切歯扼腕しております。


    敢えて繰り返します、日本全土に
    特に首都圏に、池袋にチャイナタウンはいりません!
    断固としてノー否、不要であります!(`´)ヽ(`△´)/(`ヘ´)


     別スレ宣伝ご容赦下さい、 
    来たる3月7日に横浜の軍楽堂において軍学者 兵頭二十八先生の講演会が行われます。

    兵頭先生は軍事、防衛のみならず歴史の造詣及び世界情勢の見通しに独自の視点を持つ人であります。

    演目はトヨタ自動車失速後の日本経済の新たな担い手
    支那を筆頭とする執拗極まる反日宣伝に対するカウンター・プロパガンダ
    田母神氏論文について等々興味深い内容が目白押しであります。


    興味のある方は  『 兵頭二十八半公式サイト 』 に接続し詳細を御覧になって下さい。

    最後に管理人様 勝手にこの場を借りる失礼を何卒お許し下さい。m(__)m
    僭越乍乱文にて 敬具
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