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ライブドアへ強制捜査!?

2006年01月17日 08時42分12秒 | 政治・世相・スポーツ等
昨日の夕方、出かける用意をしていたら、ニュース速報が入った。

「ライブドアに証券取引法違反容疑で強制捜査」

なんだろ、ニッポン放送株の大量取得時にまずいことがあったのだろうかとかいろいろ考えていたんだけど、続報によって一昨年の企業買収にかかる情報の開示の問題で、それが風説の流布にあたるというものだけど、説明を聞いても瞬時には理解できないw
今朝、かなり早い時間にホリエモンの会見があったけど、「何も把握してない」と寝耳に水、想定外のことだったという。まあ、あれは素でなんにもわかってない風でもあるし、とぼけてる風でもある。

投資会社経由で既に子会社状態であることを隠して、この会社を買収するといって株価を操作したということのようだ。そして株式を分割するあたりでそれを発表したのかな?

もしそうだとすると、公表することで株価が上がる情報を、適切でないところで発表したということかな。
そもそも株式分割をすると一株が安くなるので株が買いやすくなり、結果として株価は上がりやすい。
そして、その時を見計らって良い情報を出せれば、その上がり方もよくなる。投資会社経由で既に子会社状態であったことの自覚があるかどうかである。もし偽装していたのなら、これは問題だといえる。
もし問題とすれば、それの情報の操作によって自分らだけが株を高値で売り抜けたというような、もしくは安いうちに大量取得したというような、インサイダー取引的なものがありそうなのだが・・・。実はこっちが本丸なのかもしれない。

ともかくライブドアというのは、世論を煽って株価を上げることで企業価値を高めているし、株価高騰で儲けさせるといって株主への配当を拒んでまでそれを行う会社である。そのほかの実体のある事業は、バクチ投資をする会社を維持するための名目のようにもみえる。
ホリエモンは、株価を上げる手法において、いろいろこれまでにないことをやってるわけだけど、その中にややダークな手法があると判断されたのだろうか。
個人的に、そこまで追い込むような問題じゃないとは思うんだけど、ちょっと急激にでかくなりすぎたライブドアをここらでちょっと叩いておこうという向きがあったのかもしれない。そういった裏からの多いな力を感じてしまう。おっと陰謀論ですか、新年早々てんぱってますねw

まあ、現時点ではおおむね、なんらかの嫌がらせ的な捜査だと思うけど、これは別件で、別の問題の捜査も行うつもりだったとも言われている。どちらにしろ、ヒューザーの証人喚問がかすんでしまう、まさに寝耳に水のことだった。小嶋社長が自分への関心をそらすためにしくんだ罠だったら笑うなー。

そういや、今日は宮崎勤の最高裁判決もあるんだった。まあ、死刑になるのは確定してると思うけど(最高裁では判決が変わるときは前触れを出すので)、精神鑑定などいろいろもめてるから、話題にはなると思う。まったく、大事件を続けてやるのはやめてほしいもんだな。せっかくの証人喚問がかすんじゃうよ。


まあともかく、株価を煽ることがメインの事業内容ともいえるライブドア、この事件は少なくとも、株価に大きな影響を与えそうである。そうなれば、これ以上の嫌がらせはないといえる。


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