◆犬の散歩◆

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ロッテ日本一、プレーオフに意見

2005年10月30日 20時34分42秒 | 政治・世相・スポーツ等
ロッテが日本一になりました。
30年くらいぶりとのことで、これはおめでたいことです。我々とくにファンでもない人にとっては、巨人か西武かダイエーが優勝したほうがセールの恩恵にあずかれるのですが、ロッテリアが安くなったりしたそうです。近所にないので関係ないのですが。

ところで、パリーグのプレーオフ制度ですよ。そろそろこれ、見直すべきなんじゃないかと思うわけです。なぜなら、導入されてから2回とも勝率二位のチームが勝ってるんですよね。偶然かもしれないけど、考えてみるとちょっと有利な部分が多い。
まず、勝率が2位と3位のチームが三勝先取で戦い、勝者が1位と同じように戦い、勝者がパリーグの優勝者となるわけですが、この方式だと、2位、3位のチームはずっと緊張感溢れる公式戦を戦い続けることになり、それが終わるまで1位のチームは待ってることになる。まあ、練習くらいはしてるだろうけど、これはセリーグの勝者も同じことで、早々に優勝が決まってしまうので消化試合をやったあと、さらにパリーグのプレーオフを待たなければならない。後から優勝者が決まるので対策を取る時間も限られてしまう。
一方、パリーグのチームは早く相手が分かってるので対策が取りやすい。

で、2位のチームはそういう緊張感が連続した中で日本シリーズまでいけてしまうのだ。確かに3回よけいに勝たないとならないんだけど、相手は戦力的に劣る3位だし、勝てる可能性は高まっている。というか3位に勝てるくらいでないと日本シリーズで勝てないだろうと。
そうなると無理に1位になる必要がないんですね。終盤、いかに2位を取るかなんて試合になって、消化試合以上に無気力な、あえて負けるみたいな試合が将来出てこないとも限らない。
なによりダイエーがかわいそうだ。二年連続で勝率一位になっているのに、二度とも2位のチームに優勝をかっさらわれている。ここぞというところで負けてしまったら勝率一位でも仕方ないとはいえ、4ゲームも差を付けているのにたった3回負けただけで優勝できないというのは、バランス的にどうか。
5ゲーム差を付けると1勝のアドバンテージがもらえることにはなっているけど、それってちょっと少ないと思う。3勝先取とはいえ、3連勝してもゲーム差は3しか縮まないのだから、それ以上離れていたら1のアドバンテージを与えるべきだと思う。それくらいでちょうどいいと思う。
だって、もしプレーオフが3勝2敗だったら、0.5ゲームしか縮まってないことになるんだから。4.5ゲーム差で2位になって、たった0.5ゲームしか優位にないプレーオフでもって優勝されちゃうのって、それだけ差を付けたことが全く意味を持たなくなってしまう。これじゃ首位のチームがシーズン中に消化試合的なモチベーションになってしまうんじゃないのかなあ。
確かにシーズンが終わってみないと優勝が決まらないというのは、消化試合をなくすることになり、緊張感溢れるとは思うんだけど、勝率1位のチームにあまりに不利なシステムになっているのがどうかと。

とりあえず3ゲーム差ごとに1のアドバンテージを与えて、ゲーム差が9ならプレーオフ無しにするとか、日程的な不利をなくすために1位を有利にした三つ巴戦にするとか。そういった改革が必要だと思う。これならより差をつけるために1位はがんばるし、2位もアドバンテージを回避するためにがんばるだろう。

それはいいとして、バレンタイン監督はかっこいいね。
優勝直後のコメントが、「これはすばらしいですね!そのチームは一番ですね!」だって。イチバンとか外人が言うの、ホーガンを思い出してしまうけど、なんか、必要な日本語をピンポイントで的確に覚えて、使ってるなあという感じ。ファンだったら燃えるだろうなあ。プロ野球のファンではないけど、どう改革するのか、見守りたくはあります。昔はけっこう見てたから。

飯盒炊爨

2005年10月30日 20時06分35秒 | 旅行・自転車
何を思ったか、とつぜん飯ごうを買いました。ホームセンターで千円だったのです。

ある日、自転車に乗っていると、ペダルの根本(クランク)が緩んできたのです。それを締めるレンチを買いに行こうと思って乗っていると、だんだんぐらぐらしてきて、ゴトリと根本から落ちてしまいました。びっくりです。
落ちたペダルを拾って、近所のホームセンターに行って、レンチを探しました。8mmという特殊な寸法のレンチですが、なんとか見つけることが出来ました。
ついでに広い店内を散策していると、なかなかおもしろいものが売っています。工事現場に置いてある三角コーンとか、それを動かなくするゴムの重しとか、1mくらいの高さにカンの灰皿を置くやつとか、つい欲しくなりそうですが必要のないものばかりです。
そして、キャンプ用品コーナーの片隅に、飯ごうが置いてあったのです。野宿の旅が好きな私としては、いずれ外でご飯を炊いてみたいと思っていたのと、実家にあったガスバーナーをもらってきていたので、それ用のガスボンベとともに購入してしまいました。これで飯盒炊爨が出来る。

でも飯ごうで飯を炊くなんてやったことがありません。とりあえず家のガスコンロでやってみます。一度目、2合を炊いてみます。ちょっと火を止めるのが遅くて焦がしてしまいました。こげてない部分は食べましたが、結構な分量を無駄にしてしまいました。
焦げはいくらクレンザーやたわしでこすっても落ちない部分もあり、気にしないことにしました。
2度目も2合を炊いてみました。今度は細心の注意でもって火加減を調節します。最初は強火でがんがん炊き、沸騰が止んだら弱火にします。湯気がちょっと焦げ臭い臭いになったら火を止めて蒸らします。
するとどうだ!ほのかにおこげがついた、すばらしいごはんが炊けたではないか!心なしか炊飯器よりうまい気がするね!あーい!
というわけで普通に飯ごうで飯を炊くようになっています。今度はガスバーナーで炊いてみようかな。ちょっとガス勿体ないけど、これの練習もしとかないとなー。

情熱微サプライズ

2005年10月28日 06時50分45秒 | お笑い
もうおとといの話になっちゃうけど、またまたパッション屋良さんのライブにいってきたんだね!今度は瞬間メタルさんとのトークライブだったんだね!
瞬間メタルさんといえばパッションさんと同じく登竜門で有名になった、とっても情熱溢れる男のコントを行う方々なんだね!あそーーーれ、男のコント!男のコント!

さて、会場は中野と沼袋の間にある、とっても地味ーーなスタジオだったんだけど、なにを思ったか我々は2時間も前に到着してしまったんだね!まお様曰く、松竹のライブではこれくらい前にいかないといい席が取れないとのことなんだけど、いくら待っても誰1人来ないんだね!
そして雨も降っていたこともあり、とっても寒くなった私は、どこかに避難したかったんだね!この調子なら三十分も前にこれば十分だと思ったので、沼袋駅方面へ歩いてみたんだね!
そうしたらセブンイレブンがあったので、私はそこでトイレを借りて、さらにおでんを買ったんだね!大きい方の容器に大根2個、ちくわ、たけのこ、こんにゃく、がんも、ソーセージを買ったんだね!これがまた情熱的においしくて、一気に寒さが吹き飛んだんだね!
そんなこんなでまたスタジオ前に戻ってきて、開場を待ったんだね!そうしたら、不意に「どうも!だんなさん!」と呼びかけられたんだね!ま、まさかまた、情熱サプライズ?と思ったけど、まさか情熱お兄さんが旦那さんなんて呼ぶわけがないんだね!よく見ると新聞の勧誘だったんだね!
いま契約したらいろいろおまけをもらえるとのことだけど、一体この人、どこまで配達するつもりなんだろうね?!(ここは中野区、我々は大田区)
そう伝えたら、あ、そうといって帰って行ったんだね!偽情熱サプライズを食らってしまった我々だったんだね!しかし、道端で勧誘するなんて初めてなんだね!

そのあとも待っていたら、開始15分前くらいからちらほら集まり始め、開場時には20人くらい並んでいたんだね!で、開演までには満員になったんだね!このまま2人だけで見ることになったらどうしようかと思っていたんだけど、よかったんだね!

我々は1番だったので、一番前のど真ん中で見ることになったんだね!そうしたら、模造紙に手書きでパッ瞬と書いてあって、瞬間メタルの二人と、パッションさんの似顔絵が書いてあったんだね!それが意外と似ててびっくりだったんだね!
書いたのは瞬間メタルのタケタリーノさん(長渕風のほう)だったんだけど、どうやらあまり絵が得意ではないという話みたいだったけど、なかなか特徴掴んでいてうまかったんだね!(ヤラヤラバンバンがソー!になってたのは秘密なんだね!)

開演まで時間があったので、トイレを借りたんだね!舞台ソデに入り口があって、そこへいくと普通に部屋があって、控え室らしき部屋も見えたんだね!順番を待ってると、坊主頭の素敵なお兄さんがふすまをあけてこっちを見てたんだね!あ、まさかあれは・・・瞬間メタルの・・・!?
さらにトイレを待っていると、背が低くてお肌がきれいな太った人が通過したんだね!そのときはどこかで見たような顔だと思っていたんだけど・・・実はサプライズゲスト、タイムマシーン3号さんだったんだね!あとで登場されたとき、あ!さっきの!と思ってしまったんだね!(彼のことは知っていたんだけど、いるとは思わなかったのでにわかには気づかなかったんだね)

トークライブはかなりおもしろかったです。ネタもちょっとはやってくれるのかと思ってたんだけど、ほとんどトークだけで、でもブライアントとか、あそーれ男のんー!男のんー!とかやってくれてうれしかったんだね!これは是非やってほしかったのでパッションBBSに書いておいたんだけど、本当にやってくれてうれしかったんだね!あとは芸人さんの話とか、誰と誰が仲がよいとか、そういう話はとても興味深いんだね!こういうライブはもっとやってほしいんだね!

終演後、当然のように出待ちをするんだね!しばらく待ってたら、出演者の皆さんが一斉に出てきたんだね!パッションさんとちょっとお話してたら、なんか順番待ちの列が出てたので、早々に譲ったんだね!情熱お兄さんはみんなのものだからね!
そして、近くにいた瞬間メタルさんのところにいって、タケタリーノさんと握手してもらったんだね!ネタの時と違って普通のお兄さんなんだね!
みんな、気さくにファンと談笑したり、握手したり、写真をとったりしてたんだね!みなさん、ファンを大事にする芸人さんなんだね!
その後は、みんなで駅まで集団下校!タケタリーノさんは電話の声がでかいんだね!何を言ってるのかまるわかりなんだね!彼はなかなか憎めないキャラなんだね!バラエティー向けだと思うんだね!

というわけで帰り道、パッションさんとまたお話をしつつ、駅前で解散しました。とても有意義な日だったです。でもちょっと寒かった。あと、おでんがやたらうまかったです。

ウィルコム フォーーー

2005年10月21日 04時27分33秒 | エレクトロニクス
きましたね、ウィルコムの新機種

これはつまるところ、PHS版のスマートフォンといったところ。電話機でありながら無線LANももちろんパケット通信も出来る、そして液晶画面がVGA!携帯電話の一般的な画面がQVGAですから、表示面積4倍ですよ。しかも横にするとキーボードが出てきて、昔の縦横ザウルスみたいな使い方も出来る。この親指で細かいキーボードをぽちぽちするの、結構使いやすいんだよね。
もちろん、これくらいの大きさのPHS内蔵ザウルスってのはずいぶん前から出てたんだけど、これは話題のW-SIM(PHS無線機部分を付け替える機能)に対応しているし、なによりOSがwindowsモバイルだというのが大きい。使えるソフトも多いし、まあLINUXのほうがいいという意見もあるだろうけど、個人的にはwindowsのほうが全然いいです。

これって携帯の理想型のような気がする。惜しむらくはPHSということだ。ドコモでこれ出してくれませんかね、もちろんフルブラウザもパケホーダイ適用で(笑)
ドコモにもM1000なんてのが出てますが、iモード非対応でもちろんパケホーダイ非対応なものなんか誰が買うというのか!無線LANなんてどうでもいいから、まずそこをどうにかしてくれないとね。

個人的理想携帯というのは・・・ATOKかPOBOX搭載でワンセグが受信できて、フルブラウザが搭載されているワンプッシュオープンかストレートな端末。902isくらいで実現しそうではあります。
スマートフォン方面であれば、このW-ZEROがfomaであること。さらに上の条件も満たしてくれたらもう最高。ノートなんかいらなくなるかもしれない。
HSDPAが登場するころには、そういう最強携帯が出てくれたらいいなあ。HSDPAが出てきたらiモード以外のデータ通信も定額になるだろうから、そうしたらほんと家の回線いらなくなるわ。楽しみだなあ。

のまネコ問題

2005年10月20日 15時33分21秒 | 政治・世相・スポーツ等


さて、前回に引き続いてパクリについて。

資料としてトレースや模倣はダメ、でもばれないようにアレンジすればOK、ということと、少々似てるからどうにもならないということが前回のまとめ。

で、もう一つパクリとしてネットをにぎわしているのが、のまネコ問題。これについて、2ちゃんねる内外で認識に多きな差がある。

まず、2ちゃんねるではエイベックスがモナーをパクったという話になってるが、これ明らかに順番が違う。経緯を知らない人が見れば、モナーとのまネコが似てるとか似てないとかいう話になり、似てればパクリ、そうでなければパクリでないという話になると思う。これについては後述。

次に、何と比べて似てるのか。アスキーアート(AA)のモナーと、ぬいぐるみののまネコとは、はっきりいって全く似ていない。目つきも口も違うし、似てるのは目と口と耳があって手足がある白い生き物というだけ。これではパクリというのはきつい。

では何に似ているのか。それは多くの人が描くAAのモナーをかわいくイラストに起こしたもの。これは口がAの逆さまの記号になっていて、かろうじてもとのモナーの意匠を残しているから、まあモナーなんだろう。当然、最初のマイアヒFLASHの絵も口が逆さまAであった。イラストのモナーと、のまネコならば、似てるとも言える。しかし、そのFLASHのモナーを描いたのは、のまネコの作者であるわた氏と同じなのである。

順番に関してここで書くことにするが、エイベックスがモナーのキャラでマイアヒを売ろうと思い、勝手に使ってこれをのまネコとした、という流れならエイベックスに全く理はないことになる。でも実際は逆なのだ。

最初にマイアヒFLASHを作った人は、確かにモナーのつもりで絵を描いている。これが後ほどのまネコに変わったのだ。FLASHとぬいぐるみで同じキャラなのか別のキャラなのかを論じる人もいるが、そんなものはここでは意味がない。同じに決まっているから。

エイベックスから見た経緯はこうなることだろう。
自社が著作権を持つマイアヒという曲があり、これを近々売り出すことになっていた。ふとネットを見ると楽曲を無断使用してFLASHが作られていた。見たらおもしろかったので苦情を出さずにこれをそのまま使おうと思った。でも売り物として使うのにモナーだとマイアヒグッズも作れないので自社が著作権を持つものにしたい。
この状態で、もしモナーにあたるものが複雑な造形をしていれば、全く別のキャラにしたんだろうけど、誰が描いても同じになるような白い生き物が使われていたのだから、ちょっと変えてのまネコにしたって問題あるまい、と。
もちろん、AAのモナーにはそれを作った人の著作権がある。そして、それをイラストに起こした人にも著作権がある。後者は2次著作権ということになる。

最初のFLASHは、一次著作権者が不詳、二次著作権者はわた氏ということになるから、これをこのまま商売にしてはいけない。なので、わた氏が1次著作権者となるものを作ってもらうしかない。そうやって生まれたのがのまネコなのは明らかなことだが、これがモナーと似ているか、真似か、パクリか、ということになる。

AAモナー(1次)→FLASHモナー(2次) ここまではいいとして、次ののまネコが3次著作物となるのか、それとも「インスパイヤ」された1次著作物となるのか。
モナーにインスパイヤされて別のキャラを作ることは全くの合法である。インスパイヤというのは霊感とかきっかけとかそういう意味合いだろう。これを禁止したら新たなキャラなど生まれない。ある程度は許容されるべきところだ。問題は、どれだけ似てるのか、なぜ似てしまうのかというところだ

のまネコは1次?3次?
これ、どっちでも言えると思う。2ちゃんねらーから見たら、3次とすることもできる。ここで1次と3次、つまりAAとのまネコぬいぐるみを並べてみるとする。はっきりいって別物である。これが似ているという人はちょっとおかしいと思う。
次に2次と3次はどうか。確かに似ているともいえる。似ているのは同じ人が描いているから当たり前である。絵柄の問題で2次と3次がある程度似るのは当たり前なのだから、あとはどれだけ2次と3次に物理的違いがあるか、という話になる。
FLASHの絵とのまネコのぬいぐるみでは、立体化されることでさらに丸く、かわいくなっている。つまり、似た原因は同じ人が描いているからで、パクったから似たのではなく、絵柄が似ているから仕方がないということもできる。
このように別物だという解釈も無茶なものではない。この論点を貫く限り、もし裁判になってもエイベックスは負けないと思う。ようは開き直るかどうかだ。この開き直りが可能なのは、似ている対象が2次著作物であり、1次著作物のAAではないということと、モナーがあまりに単純な造形をしていることによる。複雑な意匠が多ければ、絵柄で似たなんていいわけはできないからね。

2chねらーからみた順番なら、AA→FLASH→ぬいぐるみという流れしか見えないのだろうけど、そうでない人から見たら、2番目と3番目に共通性を見いだすことが、かならずしも正しいわけではない。盲目的にエイベックスを批判している人は、まずこういう見方もあることを理解してほしい。

エイベックスに有利な点:単純すぎる造形のモナー、わた氏の絵柄の問題など。
2ちゃんねらーに有利な点:1次→2次→3次の流れの存在。
まあ、法的な見方をすればエイベックスにちょっと有利かなと私は思う。
これに経緯(勝手に楽曲を使われた)を加味すると、エイベックスが極悪企業には見えないのです。私には。

次に倫理的な問題。
エイベックスの立場だったら、「2ちゃんねらーめ、勝手にマイアヒ使ってFLASHとか作って遊んでいたくせに、自分がちょっと使われたら大暴れしやがって」くらいにしか思ってないだろう。現実に彼らは著作権をなんとも思っていない。FLASH素材は勝手に著作物(CDなど)を使うし、テレビの画像の無断アップも日常茶飯事である。
(金はとってないし、怒られたらやめるからエイベックスと同じにするなという人がいたが、金取らなくても怒られたらやめても違法は違法)

それに、最初からモナーをパクろうとしたわけじゃない。勝手に楽曲を使われていて、それがたまたまモナーだっただけだ。そこで商品化するときに全く別のキャラにしておけばまだよかったのだが、あれだけ単純なんだから、白いネコを考えたといいわけしたらそれで通るだろうと軽く考えていたのだろう。
もし、最初からこの手の展開をしたかったのなら、モナーなど使うことはなかったはずだ。勝手にモナーのFLASHを作られてしまったから、これをどうするかという展開にならざるをえない。2chねらーであるわた氏が、マイアヒの楽曲をパクってFLASHを作らなければこういう話しにはならなかった。この問題のきっかけは2ちゃんねらーなのだ。

こういったことを加味して考えれば、エイベックスが悪の企業だという認識はできないはずだ。2ちゃんねらーだってパクってるんだから。
さらにのまネコを3次著作物ではなく、オリジナルの白いネコだということだってそれほど無茶ではない。ただ、エイベックスが読み違えたのは、2ちゃんねらー特有の性癖(俺らはなにをやってもいいが、おまえらはダメというもの)を読み切れなかったことと、弁解がとんでもなくへたくそだったことだろう。

エイベックス養護をしてると思われたくないので立場を明らかにしておく。
私はエイベックスのことは好きでも嫌いでもない。今回の件で思ったことは、彼らは法律には詳しいのだろうけど、2ちゃんねらーに詳しくないのと、いいわけが下手だということと、立場をはっきりさせないのが、ケンカの仕方が下手だなあと思った。一度突っぱねたのだから最後まであれはオリジナルののまネコだと言い張ればいい。インスパイヤなんてことも言う必要ない。ちょっと2ちゃんねらーに花を持たせようとしたのだろうけど、それが油に火を注いだ結果になったのだろう。
2ちゃんねらーに楽曲をパクられ、白いネコをマイアヒの宣伝に使わざるを得なくなったのは偶然であり、かわいそうな不幸だった。それをうまく利用すればよかったのに、結果的に「社長が謝った」という敗北部分だけが広まってしまった。これもケンカの仕方が下手だなあと思った部分。やるならやる、引くなら引く。そうすべきだった。
もちろん、モナーとは似てもにつかないキャラで売り出せば一番よかったというのは言うまでもないことだが。

まあ、今回の件で学ぶことがあるとすれば、2ちゃんねるに関わるとろくなことがない、といったところか(笑)

パクリ問題に関して思うこと

2005年10月20日 15時32分35秒 | 政治・世相・スポーツ等
昨日あたり再三ニュースでやっていたので今更という感じではあるけど、スラムダンクの絵をパクった漫画について、出版社と作者が事実を認め、作者の全作品の回収と連載作品の中止を決定した。

あまりに厳しいという意見もあるけど、これって野球でいったら八百長に関与してたようなもんで、業界から抹殺されても仕方ないような行為だと思う。とはいえ、他人の著作物を参考にするというのは過去から行われていて、どこからいけないのか、どこまでがいいのかというのが、いまいちはっきり区別されていないという意見もある。そういう議論を掲示板で見たので、ちょっと記してみる。

今回とくに悪質なのは、単に構図などを真似たとかではなく、トレースしてしまったことだ。見ながら書いてたまたま似てしまったのではなくて、上からなぞっているのだ。PCを使って画像を重ねている検証サイトがあったけど、あんなものを見せられたら何も言い返せない。手足の角度やシワなども完全に一致してしまっている。あそこまで同じにしなくてもいいのにとすら思えるほどだ。

単に資料として使っただけだというのなら、ここまで厳しいことはないと思う。単行本の回収くらいあるとしても、当該部分の描き直しで許されることもあると思う。それと、相手が悪かった。一億冊売れた漫画をぱくったら、そりゃ検証されやすい、目につきやすい。そういう部分もあったと思う。

確かに当然の処置とは思うけど、出版社がここまで鬼のような処置が出来るというのは、実はこのトレース、スラムダンクだけではなくいろいろなものからやっていたらしく、検証されてるだけでも相当なものになってるからだろう。作者が出版社に「ほぼすべての作品で常習的にそうやって描いていた」と自白したのだとすれば、すべての作品の回収、絶版というのも仕方ないのかもしれない。(個人的にはそうだと思ってる)


著作物について分類してみる。
原著作物から、それを独自なアレンジをしたり、翻訳したりして加工した著作物のことを二次著作物と呼ぶ。原著作物を一次著作物というが、一次著作物の著作権はもともとの作品を生み出した人が持つのは当たり前として、二次著作権はその加工をした人が持つ、ただ、これは当然、一次著作権の下に成り立つものであって、加工した著作物は2次著作権者の自由にはならない。まあ当たり前のことだけど。
つまり、Aという漫画を元に書いたパロディだったりイラストだったり、まあ同人活動みたいなものだけど、これは確かに2次著作権を持つから勝手にコピーとかされないんだけど、自分で描いてれば自由というわけではなく、発表するには一次著作権者の許可がいるし、場合によっては対価も必要になってくる。つまり多くの同人誌は違法著作物になり得るということ。つまりコミケなどは大物作家たちが数人集まって訴えたらあっと言うまに潰れてしまうほど危ういものなのだ。
しかし、これはこの著作物を元に作った二次著作物ですよというのと、これはオリジナルだというのでは罪の重さが全く違う。主に後者は世間でも相当な悪として認識されている。

ここまではいいとして、では似てるレベルのものはどうか。
たとえば○○という漫画と○○という漫画が似てるとか、この辺の構図は真似てるだろうなとか、○○という作家の絵は○○という作家の絵に似てる、それはアシスタントだったから、などということはよく聞く。これはパクリにならないのだろうか?
絵柄というのは似せたくて似せてる場合もあるし、そうでない場合もあるから微妙なものがあると思う。だからとやかく言うのは無理がある。
構図に関しては、たとえばある雑誌の漫画や写真を見ながら書くことは、みんなやってるんだろうけど、厳密にはダメである。でも、見ながら書くことで適度にぶれるし、全く同一のものにはならない。結果、トレースとは一段階違ったものができあがる。ここにその人なりのアレンジがあるけど、模倣をしているのでこれは二次著作物であり、オリジナルとして発表してはいけない。なぜなら、そこには機械的な模写作業があるだけで、その精度の上下はあるとしても、作家性が一つも介在していないからである。

しかしこれ、適度にアレンジしたら元の著作物が何か分からなくなるので、ばれようがない。つまり元の著作物がなにかばれないくらいの模倣ならばOKということになる。これを倫理で禁じても、ばれようがないのだから咎められない。これはグレーだけど仕方ない。そのようにして作品を作ってる人は山ほどある。個人的には、これは悪いことだとは思わない。このアレンジ部分に作家性が入るから、物理的に違う部分が多ければ、元の作品を参考にして新たに生まれた一次著作物ということも可能ではある。もちろん、アレンジの度合いにもよるけども。
(昔、「サルでも描ける漫画教室」という漫画の書き方漫画があって、絵が苦手な漫画家に対して先生役が「描けないなら見て描けばいいだろう」といって他人の漫画を差し出したシーンがあった)

では、合法的に資料を得るにはどうしたらいいか。簡単な話、自分で写真を撮ればいい。今回のスラムダンクならば、バスケの絵が欲しければスラムダンクからパクらないで、実際に誰かにバスケをやってもらって、それを写真に撮り、それをトレースなり模倣なりすれば誰からも文句はこなかった。
写真そのものの著作権は写した人にあるし、その写真に写ってる人が誰かわかるようにさえ描かなければ(つまり漫画のキャラに置き換えておけば)写ってる人の肖像権も関係がなくなる。自分で撮った写真は最強の資料である。

資料についてはそれでいいとして、では作品的なパクリはどうしたらいいか。どのキャラとどのキャラが似ているとかいう話はよくあることで、これはもういちいち証明のしようがないので、パクリとかいう話とは別に考えるしかない。ただ、あまりにも物語が似ていたり、台詞などが一致していたりすると別ではある。

長くなってきたので分けることにしよう。

首相靖国参拝!

2005年10月18日 07時13分35秒 | 政治・世相・スポーツ等
やっと小泉首相が靖国神社に参拝しましたね!

郵政法案が成立するまではくだらないケチがついて辞任に追い込まれたりするのを控えていたのだと思うけど、私は完全に成立してから行くのかと思っていた。しかしこのタイミングで行くというのは意外とベストだったのかも。まあ、毎年行ってるんだから今年は行かないなんてことはちょっとね。公約でもあるし。私はこの参拝を全面的に支持します。

で、当然のことながら中韓が反発している。なんで彼らは当然のように反発するんだろうか。よその国のことはほっとけばいいのに。そう、それは靖国神社には東京裁判によってA級戦犯として処刑された人たちが合祀されているからだ。

このへんは文化が違うのかもしれない。日本では仏教的考えであり、死者は仏であり死者をむち打つことは良くないとされている。中韓にそういう習慣はないんだろう。未だに皆が唾するためだけに作られた碑とかがあるようだし、死者でもなんでも侮蔑することで現体制を維持する士気を高めようとする変わった国ということになる。
個人的にそういう考えはとっても気持ちが悪いと思うけど、文化の違いに文句を言っても始まらない。そこらへんの話は絶対に平行線になるのが分かってるからだ。

それでもなお彼らは文句を言うのはなぜか。それはもう、単なる政治的な問題しかない。国力に劣る彼らは、なんとか日本より優位に立とうとし、そのために靖国問題や従軍慰安婦問題を持ち出してきているだけ。どちらも近年に捏造された概念であり、もともと彼らが文句を言っていたものではない。それらの問題を作り出して、彼らに外交カードを与えたのは朝日新聞。彼らがそれらの問題を捏造し、煽り続けているのだ。


そもそもA級戦犯を祀ることがなぜいけないのか。日中戦争や太平洋戦争の原因ともなった連中だから?それならなんで韓国まで怒るのか。彼らは日本人としてアメリカや中国とも戦っているんだけど、それも志願兵が多かったという話はどうするつもりだろうか?自分らも当然のように戦争に参加しておいて、その親分だけが悪かったなんて凄い理屈である。

ここでよく言われるのが、東京裁判の正当性。事後法でもってたいした証拠もなく戦勝国の都合だけで復讐のように行われた裁判に正当性がないのはもはや世界の常識であるのに、未だにA級戦犯がどうとか、彼らだけ別の場所に移せだのというのは正気の沙汰ではない。彼らは犯罪者ではないのだから、別にする必要もない。もし犯罪者だったとしても、同じである。

政府は首相が参拝することの正当性をはっきりさせるべきだと思う。彼らに配慮して終戦記念日に行かないとか、私人として行ったとかいいわけしないでもいい。確かに私人である小泉純一郎という人間には信教の自由も行動の自由もあるわけだから、彼が参拝することを止める根拠はないわけだが、ここははっきりと、今の日本国があるために尽力した、実際は無罪であるA級戦犯と呼ばれる人たちと、戦争で没した英霊を慰霊するのは国家元首たる首相の義務であると言い切れば良い。他国がこれだけ辻褄の合う声明に対して文句を付けてくるのだとすれば、それは世界中からつまはじきにされるだけのことだし、そもそも中韓と仲良くしなきゃならないなんて義務もない。民間レベルでの経済協力や投資は行われているのだから、政府は政府で、日本人の立場をはっきりさせておくべきだ。

そもそも、日本国の国民が日本国内でなにをしていようと、他国からとやかく言われる筋合いのものではないのだ。

ところで、街頭インタビューしているのを見ていると(フジテレビのニュースなので、テレ朝などの番組は知りません)、中高年の人たちはおおむね行ってもいいんじゃないの?というんだけど、若いサラリーマン風の男と、若い女の子が「中国がいやがっているのに行くのが分からない」と言っていた。
いや・・・。日本国の首相が行うべき当然の行為をやるなと他国が文句つけてくること自体が異常だということが分からないのだろうか?こういう物を知らない子供だったらまだしも、いい大人がこれを批判するのにはもう開いた口がふさがらない思いだ。
フジのコメンテーターだが、とくに文句はないけど首相がここへ来るだけで何百人もの人員が警備しなきゃならないから無駄だという。意味不明である。首相がどこへいってもそれだけの警備が必要で、彼らは常に待機しているのである。首相がオペラを見にいっても映画を見に行っても選挙演説に行っても同じことである。なのになんで今回だけ無駄だというのか、全く意味不明である。やっぱり左翼的な思考で、参拝自体を批判したいけどできないといった姑息なものが見える。

日本は講和条約で東京裁判を受け入れたのだから、政府はA級戦犯を犯罪者だとして扱うべきだという人もいる。そこで受け入れたのは、結果とその履行であって、裁判の内容(事後法など)まで容認するという意味ではない。しかも彼らを祀ろうがどうしようが条約とはなんら関係がないことだ。条約に事後法を認めると書かれてあっても、それは国際法にもとる醜悪な条約だというだけのことだろう。

どう考えても首相が靖国に参拝することを非とする根拠が何一つ見あたらない。ただ、いやがる人がいるのに行くのは悪いことだからやめろというだけだ。では、行きたい人がいるのにやめろというのは悪いことじゃないのか。悪くないというのなら、自分の言い分だけ正当で相手のことは関係ないという愚かな意見ということでしかない。

ここでも分かるように、首相の参拝がダメだという意見に、正当性はひとかけらもない。まるで子供の駄々のような文句だと言わざるをえない。中韓は報道の自由もないし、国が定めた嘘だらけの教科書で洗脳されているから仕方ないとはいえ、せめて日本という自由で平和な国に生まれたからには、きちんと自分で靖国や大戦や国際法の意味を調べて、正しい認識をしてほしいものである。

情熱サプライズ

2005年10月16日 20時20分43秒 | ノンジャンル
今日は情熱あふれる情熱芸人さんの舞台挨拶を見にいってきたんだね!
その芸人さんは先日見に行ったライブのあと出待ちをさせていただいた際に、とても気さくにお話していただいたのでとても感謝しているんだね!彼はとても情熱あふれる情熱野郎なんだね!

ところで私、いぬの飼い主様たるご主人様が情熱野郎さんのファンになったんだけど、その原因は私が深夜番組で情熱溢れる彼の活動を見て紹介したからなんだね!我々は最初はびっくりしてたんだけど、彼の情熱溢れる芸に次第に虜になったんだね!

さて、今日は彼が映画に出演されていて、その舞台挨拶があったんだね!前売り券を持たない我々は当日券狙いで早めに会場に行ったんだね!ビルが11時に開き、劇場の入場が11時半、開始が12時だったんだね!
でも我々は10時前には到着し、雨の中ビルが開くのを今か今かと待っていたんだね!しばらく待っていると、誰かが情熱的に近寄って来たんだね!(ここまで言ったらもうオチがばれてるんだね!)
私は最初はただの通行人かと思ったら、我々を見て情熱的な挨拶をしてくれたんだね!不意をつかれたので誰かと思ってその人を見ると、やっぱり情熱溢れる情熱野郎さんだったんだね!(でも突然だったので判別に3秒くらいかかったんだね)なんと彼は、一度だけ、しかも数分しか会話していない我々を情熱的に覚えていてくれたんだね!我々はまさに情熱サプライズ攻撃を食らったんだね!まさか芸人さんのほうから声をかけてくれるなんて思ってなかったんだね!そして驚きのあまり我々は二人でふごふご言ってたんだね!「な、なんで普通にここにいるのっ!」と。

と、我々の前に情熱的に現れた彼は、とても情熱的に関係者入り口を探していたんだね!でも我々はこの場所に来ること自体が初めてなので、そんなものわかるわけがないんだね!そしたら彼は情熱的にビルの開店準備をしている係員さんに関係者入り口を聞いていたんだね!場所が分かった彼は、我々ととても気さくに会話したあとに情熱的に会場入りされたんだね!「じゃ、また後ほどだね!」去っていく彼は情熱的に素敵だったんだね!

ああ、突然なのでふごふご言うだけしかできなかった我々ですが、もうちょっとお話しておけばよかったんだね!ご主人様はお手紙を書いてきたのに、渡すのを忘れていたんだね!ふごごごご!

やがてビルが開き、チケットを購入し、入場して開演を待っていたら、情熱野郎さんが1人だけで情熱的に入場してきたんだね!そして彼は基本的な持ちネタをいくつか披露したんだね!観客である我々は情熱的に一緒に演じたんだね!さいしょはんー!あーい
そのあともしばらくトークとネタをやって、俳優さんたちを情熱的にじらしたあと、出演者と監督が登場したんだね!彼の情熱的な前説と情熱的なMCにより、とても盛り上がったトークショーだったんだね!一部シャイな俳優さんが情熱を受け取りそこねたりしたことはここだけの秘密なんだね!

映画が終わったあとも出待ちをしようと思ってしばらく待ってみたけど、もしかして映画の終了を待たずにもう帰っちゃったかもというか情熱さんは情熱的に忙しい人なので、次の仕事が入ってるのかもしれないと思ってあきらめて帰ってしまったんだね!その後、我々は食べ放題に行ってから帰宅したんだね!

映画の感想は・・・普通に書きますw
コメディー調の映画でした。なぜかみんな死体に縁があって死体に情熱的に出会ってしまって、それを情熱的に遺棄に行くという話なんだけど(犯罪だね!)、なんか死体が死体ぽくなくておかしな感じです。で、なんでそんなことになるかっていうと、実はみんな○○○て、その願いでもって○○○をするってオチです。
説明するとこれだけで終わっちゃうほど内容がないんだけど、ただ見てるとこれからどうなるかわからないので退屈はしません。立体音響なんかもあったし。ただちょっと最初のほうの音響の調節がおかしくて妙に音がうるさかったのが残念です。
手法的にはスローモーションを自分でタイミング取りながら速度を調整したりして、まあお金をかけずに妙な効果が得られていたかもしれません。
ただ、オチも含めた内容的にはとってもありきたりであり、ははあ、そうかあという感じではありません。またそのネタばらしも最後の5分さえあればよく、一時間半も必要なくて20分くらいの「世にも奇妙な」の一本みたいな感じです。最後のほうでちょっと語ったテーマじみたものも、とくに登場人物の願いやら心残りやらそういうのがそれぞれにあったりしないのがどうかと思いました。それぞれの思いがもうちょっと表現されていたらよかったと思います。それとパソコンの画面を写すときは液晶のほうがいいと思いました。
と厳しいことばかり書いてしまいましたが、単純に先が気になってはやく謎解きしてくれと思いながら見てたのは確かです。わくわくして見れたのは確かです。

で、我らが情熱さんの役どころですが・・・。いやー、いいんですかあれはw テラヤバス!とだけ言っておきましょう。しかし、すばらしいものでした。以上!

というわけで当ブログでは、情熱溢れる芸人、情熱お兄さん、パッション屋良さんを情熱的に応援するんだね!あーい!

アップルマニアの醜悪さ

2005年10月16日 03時21分02秒 | ノンジャンル
私がアップルが嫌いだった理由は、前にも書いたとおりアップルマニアの、アップルこそ至高の存在であるという気持ちの悪い信仰心と、アップルを使うことはいけてること、わかってる人だというような風潮が嫌でたまらなかったからです。

windows95が出たころ、windowsはマックの真似だとか言い出す人がいました。たしかにGUIではマックはwindowsに先んじていましたが、なにもGUIがマックオリジナルのものではないことくらい常識なのにもかかわらず勝ち誇る。

マウスのボタンが1個しかないことを揶揄されると、1個のほうがわかりやすいから優れていると言いながら、たくさんボタンのついたマウスが出ると便利だの凄いだのと言う。

こんなのばかりじゃない、まともなマックユーザもいるのだということは知っていました。私の知り合いにも、マックのよさと悪さ、windowsの良さ悪さを理解しつつ使っている人もいました。しかし目につくのはこのような異常なマニアばかり。マックでできることはwindowsでも出来る世の中になっても、このマック優位主義のマニアの多いこと。いや、目立つこと。

それでもこちらからそういった巣窟へいかなければとくに困ることはないし、アップルの製品でも気に入ったものがあれば使うだけだし、自分が正常ならそれでいいはずだったのですが、最近ちょっとiPodの話題を書いただけで、こんな誰が見てるかもわからないブログにいちゃもんをつけてくる変な人がいる。

私がそういう風潮が嫌いだったことは事実だし、現にiPodずーっと手に持ってる人が多いのも事実だもの。他のプレイヤーを使ってる人はそんなことほとんどしてないもの。不思議でしょ、不思議だよね。だからそう書いた。

そしたら住所録もあるだのリモコンがついてないから仕方ないだの。
リモコンがなかったら買えばいいし、住所録って見ないときも握りしめるものなのかw。全く反論にもなってないことを言う。しかもそう言い返されたらこの話題は無視。アップルはすばらしい、iPodは21世紀のウオークマンだ、新しいメディアだといって賞賛の嵐。
あまりに異常なことをいうのでつっこみをいれていると、人格がおかしいとまで言い出す。
どっちが?こんなどうでもいいブログ、一日10人も見ないようなブログに現れて布教活動する信者のほうがよっぽどおかしいわ。

別にこっちから信者の巣窟に出向いていったわけでもないのに、なんでこんなに不愉快な思いをしなきゃならんのか。ま、文章を発表するということはこういうリスクを伴うわけだけど、それにしてもこんなへんぴな所にきてまで不況活動をするアップル信者はマジ死んでほしい。少なくともここにこないでほしい。つーかiPodはポケットか鞄にいれろ。それか首から下げて服の下に隠せw

というわけで、このブログはアップル信者は入国禁止です。アップル製品が好きなだけの普通の人ならOKです。

新iPodが出たけど

2005年10月14日 02時00分52秒 | エレクトロニクス
当ブログのみここんとこiPodネタで盛り上がっておりましたがw、nanoいいねーとかいってたらまた新機種が出てしまいましたね。

今度のiPodは小さい系じゃなくて、普通サイズのHDD内蔵型です。容量なんかnanoで十分じゃん?みたいな感じもするんですが、今度のは前々から噂されていた動画対応のiPod。対応フォーマットはH264とMP4。うーん、mpeg2やdivxにも対応してたら神だったのになー。結局クイックタイムがらみのアレかと思ったら、同時に動画配信までやっちゃうとのこと。いやー、飛ばしてるねー。

でも個人的にはちっとも欲しいと思えません。まず動画に関して、ほぼ同じフォーマット対応であるPSPに画面の大きさと値段で負けていること。まあ容量で勝ってますが、電池が持たないのでPSPに1GBくらいのメモリースティックを差したら動画と電池に関してはPSPにはかないません。おまけにゲームまで出来てしまうのだから、ハードウエアとしての魅力は殆どないでしょう。まあ、何十GBも持ち歩かないと気が済まない人にはいいのかもしれませんが。
次に、私がiPodをいいと思ったのは、シャッフルとnanoの大きさであり、いまさら普通サイズのiPodはどうかな、という感じです。確かに小さくはなってるようですが。

やっぱり最大のネックは画面の大きさですね。携帯の画面と同等の大きさでは、わざわざ動画を見ようと思えるほどではありません。
ただ、これもiTunesによる動画配信を見るためだけの端末として考えたら、動画が見れることそのものが重要であると言えます。今までの動画配信は外に持ち出すなんてことは考えられてませんからね。まあ、持ち歩いてどうするって感じもしますが、私は持ち歩くことは好きなので、これはいいでしょう。
それと、コンテンツ。PVなんか持ち歩いても自己満足だけですから、やっぱり肝はポッドキャストの動画版ですね。毎朝ニュース動画が自動的にiPodに入ってて、通勤時間に動画ニュースを見るとかね。携帯でも出来るけど、やっぱり電池食うし電波の具合で見づらかったりするし。あとは語学とかですか。字が出て声が出てでは、音声だけよりは勉強しやすいでしょうね。
他のコンテンツとしては、テレビ放映の翌日にはもうダウンロード販売出来るとか言ってますね。これが日本でも普通にできるようになると、いちいちキャプチャ、エンコードしなくても、前日見忘れたドラマやバラエティを100円単位の金額で自動的にiPodに入れておいて、これまた外で暇な時間に見るという使い方も期待出来ます。
今までの動画配信は、DVDなんかになっていたものを、レンタル感覚で家で見れるだけのものでしたが、こういったものが増えて行くと、今までなかった需要の開拓になるし、けっこう便利でいいと思います。

ただ、今回はハードウエアに興味が持てないので、次に期待ですね。同じ大きさで前面がすべて液晶で、タッチパネルになってるiPodとか、折りたたみで画面の大きなiPodとか。シグマリオンみたいな形がいいかもしれない。とかやってるとそれこそPDAじみたものになってしまうので、そこはアップルのデザイン力でもってうまい具合に折り合いを付けていって欲しいものです。どっちにしろ半年以内に次のモデルを出してくるのは間違いない。でも買い控えが起きないのがアップルの凄いところです。
しかしnanoを買ったばかりの人はいまごろのたうち回ってるのか、それともこれもとりあえず買っちゃってるのか、どうなんでしょうねー(笑)

iPod課金を主張する著作権団体は潰れてしまえ

2005年10月11日 07時00分28秒 | 政治・世相・スポーツ等
iPodの話題で思い出したので、「iPod課金」問題について。

iPod課金とは、デジタルな音楽プレイヤーにもMDとか音楽CDR、映像DVDのような保証金をかけようというお話。簡単な例でいうと、MDプレイヤーやMDメディアを買うと、一部が私的録音補償金として著作権管理団体に支払われている。これをiPodなどのデジタル音楽プレイヤーにも適用させようという動きがある。とくに有名なiPodの名前を取って、iPod課金問題といわれる。

はっきりいって、ふざけるな以外の何物でもない。

そもそもこのデジタル私的録音補償金という制度自体がおかしい。なぜかというと、私的録音は完全にフリーのはず。著作権法でもそう規定されているし、家庭内での利用もOKなはず。なのに、それがなぜ、デジタルになると「劣化しないから」という理由で補償金が発生するのか。まったく理屈にあわない。
なにしろ、CDをそのまま家族に貸したりして聞くのと、MDに録音して聞くので、著作権者がいくらか損することもないし、著作権法にも違反していない。もし劣化しようがしまいが、同じ家庭でCDを二枚も買うなんて、常識で考えてありえないのだから。自分だけが利用する場合はもっと顕著である。

ところが、なぜかこのデジタル私的複製補償金というのが認められてしまっている。日本の著作権法は矛盾の固まりである。それだけでもおかしいのに、これをiPodなどのデジタル音楽プレイヤーにも適用させようというのだから、開いた口がふさがらない。


この制度の問題点は明快である。CDを買う、ダウンロード販売などで音楽を合法に手に入れる、そのときにすでに著作権料は支払っているのだ。それを自分が聞くためにiPodやMDに転送することで、さらに金を払えというのだ。一体何様なのだ。どういう理屈なのだ。著作権団体側は言う。「我々が販売しているのは、PCやCDプレイヤーで聞くまでだけの権利だ」と。つまり、PCやCDプレイヤー以外で聴くには、さらに別の権利を購入せよというのだ。なんだそれは。ふざけているのか?

その理屈は、お米を売っておいて、炊飯する権利、お椀に盛る権利などといってあとから金を取るのと同じことだ。一つの製品の値段を、それをどう利用するかでまたつり上げていくなんて何を考えているのか。買った人か、その家庭内でどう利用しようと、それが劣化しようがしまいが、著作権者がいくら損をするというのか?アナログ時代になかったことが、ただデジタルになったというだけで異常な主張をしているのだ。こんなことが通じるなんてあり得ないことだ。
しかも、もっと彼らが矛盾しているのは、たとえば他の端末に写すことが出来ない、携帯の着うたなどでは、著作権料が安く設定されているというのだ。なーんだ、CDやダウンロード音楽の著作権料が高いのは、他の機器で聴く分を上乗せしてあるんじゃないか。なのに、それはその端末のみで聴くための権利だって?おまえは詐欺師か?きちがいか?この大嘘つきめ。

繰り返すが、合法的に手に入れた音楽を聞く手段によってさらに金を取る私的録音補償金とは、著作権料の二重取りそのものである。

そもそも、デジタルな機器で音楽を聴くことが、著作権者の権利を侵害しているという考え自体がどうかしている。もし、それが権利を侵害しているというのであれば、デジタルコピーした無劣化の音楽を、無限に複製し、それを不特定多数にばらまく状況においてである。もちろん、そんなことをしたら違法であり、ちゃんと著作権法で禁じられている。P2Pファイル交換ソフトなどで違法に手に入れる人もいるだろう。それも当然違法行為である。その違法行為を出来なくするか、違法行為を行う人を捕まえて払わせればいいだけのことである。

つまり、もし無劣化コピーが著作権者の権利を侵害しているというのが名目なら、違法行為を行うやつのツケを、合法行為を行う人間から取るということになる。こんなの前代未聞である。ありえない。普通じゃない。違法行為を行えないシステムを構築するか、違法行為を行う人間に損害を払わせるべきである。こんなこと、子供でもわかることだ。

それと向こうがなにか勘違いしていると思われるのが、このデジタル再生機器について、いくつか事実と違う主張があること。まず、補償金が認められてるMDにしても、無劣化ではない。MDにはATRACという不可逆圧縮技術が使われており、MDに落とした時点で、元の無圧縮PCMデータには戻すことが出来ない。つまり、劣化しているのである。これはMP3やWMAやAACなどもすべて劣化しているフォーマットである。
また、MDからMDへの孫コピーはできない。これでは、無限に広がる違法コピーということはあり得ず、ほぼ家庭内の複製に留まるはずだ。なのに、MDへの課金が認められているのが不思議なところである。

次に、とくにiPodについて誤解がある。トップシェアであるiPodは、主にiTunesというソフトでもって楽曲を管理している。これはもちろん、ロスレス(可逆圧縮)でもって転送することもできるのだが、iPodからPCへの書き戻しはできない。つまり、孫コピーが出来ない。他人がiPodを盗んだとしても、そのデータはiPodで聞くしか利用出来ない。データが無限に広まってしまうなんてことはない。
(一部のフリーソフトで書き戻しが出来るし、他社製品では当然のように出来るが、これを出来なくするという方向で、課金を回避するということは十分現実的であるということ)
ダウンロード販売された楽曲などはもっと顕著で、コピーも他のPCで聴くこともできないし、携帯プレイヤーへの転送回数まで設定されているものもある。がんじがらめに違法コピー対策がされている。CDというメディアがあまりにスカスカなセキュリティなのが原因であり、これからはよりセキュアになっていくのだ。こうなると違法コピーを原因にプレイヤーに課金する必要などないのだ。

もっとおかしいこともある。デジタル音楽プレイヤーの定義である。不揮発性メモリを使うものや、ハードディスクを使うものなどの違い、音楽以外にもデジカメとして、フォトビューアとして、はては携帯電話として使えるものもある。これらのどの部分を持って音楽プレイヤーと定義して課金するのか。メモリを持たず単体として音楽を再生できない機器や、USBメモリを外部メモリとするプレイヤーなどにも補償金がかかるのか。ではSDカードやHDDそのものからも金を取るのか。いやそれならPCからも取らないとおかしい。すると今度はPCの定義も・・・。これではデジタルデータが扱えるというだけで課金対象とすることが可能になるし、それを除外するのなら定義が果てしなく難しい。というか、不可能でしょ。

さらに最大の矛盾。著作物ではないものを録音して楽しむ人がいるが、そのときはどうするのか。現実に、MDに自分の歌や会議などを録音して利用する人もいる。彼らは不必要な補償金を支払っている。これを取り戻す手段はあるにはあるが、手続きや送金にかかる費用のほうが何百倍も多いのでほとんどの人が泣き寝入りをしている。(最近、赤字覚悟で数円を返金してもらった人がいたと報道されたが)
これも無茶な話である。著作物を録音しないことが証明されたら返金?逆だろう。著作物を録音していたことが証明できてから金を取れ。この補償金制度が根本から矛盾の固まりであるのは、この例を見れば一目瞭然である。


このように、著作権団体側の言い分を含めても、デジタルプレイヤーに課金することの矛盾は尽きない。いや、私的録音補償金というもの自体が、矛盾の固まりである。もしこれを強行するのなら、暴動が起きてもいいくらいの勢いだろう。
そもそも、こういう議論が起きるという時点でおかしい。というのも、なぜか機器メーカーは著作権団体にあまり反論しないようだ。こんなもの、パブリックコメントを募集しなくたって無茶だって分かりそうなもんだが・・・。是非アップルにはこの論点でしっかりはっきり反論して、是非iPod課金をぶちこわして欲しいもんだ。

著作権団体がないと、著作権者が安心して著作物を発表できないし、また消費者も利用できないのはわかるのだが、こういう、全く理屈に合わない、時代にも乗り切れてないことをのうのうとしようとするのが信じられない。こういう団体は一度潰して、ちゃんと理屈の通じる、デジタルにもITにも詳しい人間に運営させるべきだ(この際ホリエモンでもいいw)。JASRACの役員なんか見てても、年寄りばかりではないか。時代を作るのは老人ではないということを知るべきだ。
CDが売れなくなって著作権料収入が減った?なら売れるようにする努力をしろ。P2Pが原因なら、winnyを禁止する法律を作ってもらえばいいじゃないか。そもそもCDのセキュリティのなさが原因なのだから、別のシステムを構築してそれで音楽を売ればいい。いつまでCDなんてものを売ってるのか?そんな努力もせずに取りやすい所から取るなど、愚の骨頂。おまえらは金の亡者か。全く反吐が出る。

最後にもう一度繰り返すが、合法的に手に入れた音楽を、聞く手段によってさらに金を取る私的録音補償金とは、著作権料の二重取りそのものである。なにがなんでも阻止すべきことである。

アップル怖い

2005年10月11日 06時01分54秒 | エレクトロニクス
先日更新したときだけすごいアクセスがあってびびりました。トラックバックがあったからでしょうか。でもそのあとは相変わらずのアクセス数で。

さて、書こうと思うことはあれどなかなか腰があがらずにいます。今日は何を書こうかなと思ってますが、とりあえず、iPodとアップル社のことをすこし。

私はアップル社はあまり好きじゃないんですよ。いえ、とくに恨みもないし、アップル製品も使ったことはありません。お店でさわって、マウスのボタンが1個じゃ右クリックできないじゃん!と思ってからは特に触れることもなく、でも、あのアップルを使ってる人はイケテルみたいな雰囲気(特にユーザーに原因がある)があまり好きじゃなかったわけです。
iPodが出た時も、それほど先進的なものでもないのに、妙に話題になっているなぁというくらいのものでした。でも、シャッフルが出た時はちょっと揺らぎましたね。あ、これいいかもしんない。みたいな。

というのも今年初頭、シャッフルが発表されたときは、mp3プレイヤーであの大きさであの値段というものが他になく、そろそろmp3プレイヤー欲しいなあと思ってた私は、アップル製品であることを差し置いても欲しくなってしまったのです。

それまでは外で音楽を聴くというモードが私に存在せず、まあいちおうCDR対応のmp3プレイヤーというかmp3対応のポータブルCDプレイヤーを持ってまして、旅行なんかのときに持っていったりする程度なのでした。しかしこれ、充電が出来なくなってしまったり、本体を斜めにすると音飛びがすごくなるのでいまいち使い勝手がよくありませんでした。

で、シャッフルのあの小ささであの値段、飛びつきたいところですが、とくに必要ないかもな、と思ってたりしていたら、ソフマップでTEPCOひかりの宣伝というかキャンペーンで、申し込んだら半年無料、しかも店内の買い物から一万円引きというので、つい申し込んでしまいました。そのときネット環境がなかったのでちょうど良かったわけですが、もし開通しなくても返せとは言わないみたいなこと言われたのでw、そりゃいいやと思ったわけで。そういうわけで千円で手に入れてしまったのです。まあネットは無事開通しましたが。

もちろん、液晶がついてないうえにシャッフルと順番通りに聞くしかできないmp3プレイヤーというのは知ってましたが、普通、それ以外に聞かないだろうと。この曲が聴きたいと思って探すのが面倒なのは、画面があっても大してかわらんだろうと。というかそんなことないだろうと。なのであの大きさと値段だけが購入の決め手でしたね。

買ってからは、けっこう持ち歩くようになりました。電車で出かけるときはほぼ持っています。おかげで最近の曲も覚えるようになったし、カラオケでも役立ちます。容量も512MBもあれば十分ですよ。500分くらい持ち歩けるんだし、それ以上入れても一日じゃ聞ききれないし、電池持たないだろうし。

まあ今となったら同じくらいの大きさや値段だとかのものはソニーやらいろいろな所から出てますが、買い直すほどのものでもなし、楽しく使っています。まあ、文句があるとすればiTunesで楽曲管理を強要されるところですが、どうせこの手のソフトはいつか使う羽目になるんだから、我慢して使ってます。


ところで思うのですが、なぜiPodを使ってる人は、その機種に限らず、だいたいが自分がiPodを使っていることをアピールするのでしょうか。私など恥ずかしくて首から下げてシャツの下に入れてますが、みんな堂々とぶら下げてる。普通サイズやminiを使ってる人なんか、ずっと手に持ってる人もいる。あれ邪魔じゃないのかなあ。

なんで恥ずかしいかって?流行物を使ってるーって思われるのが恥ずかしいのと、自分はアップル製品使ってることを見せびらかす人を見てて自分が恥ずかしく思うから・・・というか・・・アップル製品を使う自分が恥ずかしい(笑)。いや、別にアップルは嫌いじゃないんですけど、こっぱずかしい。なので本体のリンゴのマークも、黒い犬のシールを貼って隠しています。アップルマニアの人たち、ごめんなさい。

で、今度出たnanoなのです(しゃれ)。こいつはシャッフルを横に二つつなげて薄くしたような大きさで、しかも液晶つき、フル機能のiPodです。容量が2GBと4GBで二万円から。うーむ、画面も容量もシャッフルで十分と言ったけど、これくらいの値段でこの機能なら・・・つい買っちゃうのもわかりますな。それにしてもトップシェアのメーカーで、その付加価値やブランドイメージ以外にもガチで値段でも競争力が高すぎて他社の追随を許さないというのは凄いことだ。しかもiTunesとダウンロード販売でも囲い込みが出来ているし・・・。つまり他の製品に乗り換えるには買った曲が無駄になるという。
この会社、mac売らないでもやっていけるというか、mac部門なんかないほうがいいんじゃあ?とすら思えてしまいます。

そういえば先日、macにインテル製CPUを採用するという発表がありました。OSもUNIXになり、ハードも汎用的になっていくのだとすれば・・・macはOSのみの販売になり、アップル社はAT互換機メーカーになっちゃうんでしょうか。imacみたいな独創的なPCを売り出し、winとmacのデュアルブートにして。ブランドとしてアップル製品を使ってる人は、別にハードがインテルになっても特に文句ないだろうし、OSの入れ替えで選べるんだからとくに問題もなさそうです。そうなって、macminiみたいな安くて小さいPCが出たら買っちゃうかもー。

あー、アップルが嫌いなのに安くていい製品を出すもんだからつい買っちゃうというジレンマに陥りそうで怖い、アップル怖いという話でした。しかしmacが百万くらいしてた時代からは考えられませんなぁ。