◆犬の散歩◆

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ワンセグ携帯

2006年11月20日 17時30分54秒 | エレクトロニクス
ついにワンセグ携帯を買い増した!買いました!いや買い増した!どっちだ?w

そう、fomaの買い増しをしたのですよ。
え?まだ903iTVは出てないだろうって?

はい、買い増ししたのはP901iTVです!

今頃!!!!P902から901に逆戻り!!!ばっかみたい!!
でもいいんです。無料だったから。

新規無料とか、契約変更無料とかじゃないんです。買い増し無料だったのです。
普通はそんなのあり得ないんだけど、多分903シリーズが出て、ワンセグ機もどんどん出るから在庫処分したかったのだろう。ネットで安くなってるらしいという噂を聞いたのでだめもとで近所の携帯屋に行ってきいてみた。
そしたら、ファミ割りさえ入ってれば無料ですよって。でも新規は無料じゃないんだって。わけわかんないですよねーって店員さんも笑ってました。

新規だと解約されたら終わりだけど、契約変更なら優遇期間がリセットされるというメリットがあるから、こちらを優遇して長期契約者を囲い込むことも重要だということに気づきはじめてきたのだろうか。

で、903シリーズのメガアプリやGPSも、903ixシリーズのHSDPAもとくに魅力ないし、ワンセグの新機種はまだ先らしいし、そもそも出ても高いに決まってるし、ソニーはストレート型出さないし、こうなったらSO902の防水のほうを買おうかと思ってたんだけど、無料となればこれはもうこっちを買うしかない。というか無料だから貰うというべきか。
ともかく、10ヶ月経ったのに買い増ししないのは勿体ないので、ワンセグ機をもらってきましたよ。書類書いて15分で携帯テレビを貰えるなんて素晴らしい時代ですよ。

テレビ以外の部分は、902より900に似てる感じ。いかにもNソフトだなって感じで、気持ちもっさり感が残る。でもまあ、いいんですよ。だって、fomaカード挿すつもりないからwwww
ええ、携帯としては902をそのまま使います。これは単なるワンセグ専用機です。
あ、あと電池が902と共通なので、普段は換えの電池+充電器として使うのも有りかな。

さてワンセグ部分だけど、都内だとまずどこでも入る。ちょっとした屋内でもバリバリ入るのはいい感じ。電車でもトンネル以外は問題なく見れる。いや、これはかなり予想外。
でも、ちょいと実家の近くまで行ってきたけど、相鉄と小田急と田園都市線はダメだった。殆ど入らない。でも二子玉に入ったら急に良くなった。神奈川はまだ電波弱いのかな。
外での暇つぶしは音楽きいたりネット見たりと携帯をぽちぽちいじっているのが常なんだけど、これからは常にテレビ見てます。画面閉じて音だけ聞いててもかなりの暇つぶしになるし、これはいい。

電池も3時間くらい持つし、外付けの充電池も持ってるから電池の心配はほぼない。電池切れたって電話やメールは902でやれるからね。
ちょっと調べたら字幕に対応してないらしいんだけど、別に全然いいでしょ。903だと5時間見れるとかだけど、これでも全然問題ない。メガアプリとか興味ないので、これはほんといいですよ。皆様ももし近所に買い増し無料のお店があったら速攻ゲットしましょう。

で、10ヶ月後に903isなり904なりが出る頃まで902でしのぐわけです。

PCが起動しなかった問題

2006年08月20日 00時37分50秒 | エレクトロニクス
突然PCが落ちて、うんともすんともいわなくなってしまった。

フタを開けてみたけど別に燃えてる部分もなく、どこがおかしいのかは一目にはわからない状態。
そこで電源ボタンを押してみると、ファンが一瞬動くそぶりをみせてそのまま、電源ランプはつくけど、再度押しても消えないという状態。

微弱な電流は流れているのだろうか?ともかく電源が逝ったっぽいので、電源を買いに行く。今思えばよく検証せずに行ったのがよくなかったわけだが・・・。

秋葉で良く使う割と大きい某店へ。

訳を言って、AOPENのベアボーンだと告げる。電源の形が特殊だから同じのでないとつかないといのうだが、あまりそうは見えないのだが確証が持てないので言うとおりすることにする。なぜかベアボーンだというのにメモリとかCPUとかを聞いてくる。なんか妙な感じだ。

同じというものがないのなら固定できなくても普通サイズのを買って動作確認するからそれをくれと言ったのに、ピン数がどうとか、刺さるかどうかわからないとか、お勧め出来ないとか言って売ってくれない。ピンなんかどれも共通だし、4ピン部分が繋がってるか分かれてるかの違いくらいだろうが。それ以外の電源ピンを使ったマザーなんか普通売ってるかあ!別の店員が出てきても同じようなことを言う。

ミドルタワーの筐体に移植するつもりだとか、そのうちcore2を組むときに使うからこれが使えなくても無駄にはならないとか、もとの電源は修理に出すからそれまでの繋ぎだとかいって、なんとか売ってもらったw

つーか、客がそれを買うというのだから黙って売れよ!!!wwwww
こっちはトイレいきたいの我慢してわけのわからん説明聞いてたんだよ!!!
(それでもマイクロの基盤はミドルにはまらないとかわけのわからんことを言っていたが)
どーも秋葉の店員というのは、中途半端な知識というか独自のこだわりというものを客に押しつけてきて困る。某T店とかS店とかはそういう店員が多くて有名だったんだけどこの店まで冒されてきたか・・・。

まあ、それはいいとして、いい電源を買ってきて早速接続してみた。
電源ON。起動した・・・けど写らない。でもピポ音はしてるし、HDDも動いている。んで、メッセにも繋がってるらしく「オンラインになってるよ」というメールが来たw

ありゃー、じゃあビデオカードがおかしいのかなあ。
とりあえずシャットダウンして、内蔵のビデオにしてみる。
(というか、単にディスプレイケーブルを内蔵のコネクタのほうに差し直しただけ)

起動してみると、ちゃんと写った。そしてなんとビデオカードから煙が!!!
あわてて電源を切り、ビデオカードを外す。
というか、内蔵に切り替えた時点で外すべきだろw

で、ビデオカードを外したらなんなく起動できた。
起動しなかった原因はビデオカードが逝ったことでした。
ドライバは前に使ってたのが入ってたので問題ないし、ヨーグルもなんとか出来る。重いけど。
新しい電源は恐ろしく静かで、クールだ。ちっとも熱を持っていない。すばらしい。
でも、このままじゃフタをしめられないw

ビデオカードが原因で起動しなかったのなら、電源は逝ってないのでは?

もとの電源を戻してみる。すると、普通に起動したw
なんだ、ビデオカードを抜くだけでよかったのか・・・。
でもまあ、電源はそのうち使うし、なんなら余ってるケースに移植して使うこともできるし・・・。あ、ロープロのキャプチャカードの普通サイズのプラケットどっかやったな・・・そしたら固定できないや。しょうがない、新電源は保留だ。さすがにcore2のシステムを組むほど余裕ないし・・・。ビスタが出るころまでに考えればいいか。

しかし915内蔵のビデオは重い。内蔵にしてはいい方だし、とりあえずヨーグルが出来るのだから凄いんだけど・・・。出向してるGF2MXカードなんかテクスチャが真っ白になっちゃうし、秒間数コマだし。

そして、このもとの電源がかなりホットなのだ。いまは蓋を開けてるから他に影響してないが、フタをしめていたときはこいつのせいでシステム全体の温度が上がっていたのは考えるまでもない。どれくらい熱いかというと、電気あんかにしては熱いかな?という程度w
良く見ると、ケースファンが動かなくなっている。そうか、こいつのせいでファンレスだったビデオカードが逝ったのか。それほどこのケースの熱問題は逼迫していたのだ・・・。というか、ビデオカードがファンレスなのはよくないwwww

というわけで、ケースファンを買いにいかないとフタがしめられないw
できれば大口径で電源をマザーからじゃなくて直接取れるやつのほうがいいな。でも設置できるかどうかわからないし・・・直角に排気出来るやつでないとだめだし。また秋葉にいくの面倒だなあ。

インテルマックでwindows起動!

2006年04月06日 04時30分12秒 | エレクトロニクス
といってもそのこと自体はちょっと前から実現されていたとのことだけども、今回は公式にそれがサポートされたということ!もし動くにしても公式にサポートするのはもっと後かと思ってたら、突然サポート発表。アップルはOSとしてのMacintoshにこだわりはもう無いんでしょうね。このままwindowsが動くヨといってインテル製のハードを売るということになると、つまりアップルはAT互換機メーカーになるようですねw

って昔にも書いた気がするけど、探したら書いてたw

そのうち、windowsインストール済みMacとかデュアルブートなMacも出てくるでしょうね。いや、windowsが動くならMacOSが動く必要は一部のクリエイティブな人以外あまりないので、デュアルブートのほうがオプションになりそう。

でもなー、Macminiみたいなwindowsマシン、マジでいいと思うんだけどなー。ハードウエアそのものの魅力で純粋に売れるんじゃないかなー。
アップルはMacよりiPodで儲けてる状態だけど、Macが取っつきにくい最大の理由、それがMacであることそのものなので、これが取り去られてwindowsが動いてしまうようになると、実用上Macを選べなかった人が安心して買えるようになる。はっきりいってバカ売れするような気がしますよ。
いちいち省スペースとかキューブとか組まなくても、mini買えば済む問題だものねー。サブマシンに最適だと思う。まじで。
でも、windowsマシンになったMacをMacと呼ぶのってどうなんだろう?長い歴史を知る者としては、なんとも複雑な気持ちである。

ていうか、windows95全盛だった10年前誰がこれを予測しただろう?ドラクエ3くらいの時期にエニックスとスクウェアが合併するなんて誰も予測してなかったであろうことと同じようなものかなw
それにしても画期的な出来事です。古くからのMacマニアはどう考えているのか気になりますねー。アップルが儲かるから歓迎なのか、Macの系譜を守れと騒いでるのか、どっちなんだろう。

携帯電話の話題

2006年03月16日 11時24分14秒 | エレクトロニクス
久しぶりに携帯関連のお話。

待望のモバイルSuicaが始まったものの、自分はまだ使ってないし、携帯で改札を通過している人も見たことがない。なぜかといえばJR東日本のクレジットカードを持ってないと使えないようになっているからだ。他社のカードにも対応してれば爆発的に普及するだろうし、その特需でいろいろ潤うはずなのに、ブーイングを受けてでもJRのカード会員をこのキラーコンテンツで増やしたいのだろうか。少しは増えてるようだけど、スタートダッシュに失敗しているといった印象だ。

まあ、これは黙っていても普及するだろうし、他のJRグループや新幹線、さらには私鉄のパスネットなどとも相互利用出来るようになるのが決定しているので、のんきにやっているのだろう。ICカード版パスネットは2007年には登場するようで、これはSuicaとの相互だけでなく、多くの私鉄・地下鉄・バスが参加するようになっている。実現すれば切符を買う必要がなくなってくる。
利点はそれだけに留まらない。現在でもICプリペイドを導入しているのが東急世田谷線だが、ここは全線統一料金で、とくにカードにする必要もないように思えるのだが、特筆すべきは回数券的な割引をプリペイドで行っていること。普通回数券、時差回数券、休日回数券と同等の割引を、利用時間によって自動的にカウントし、次回チャージ時に利用料金として使えるバリューとして追加してくれるようになっている。つまり、このカードを使うだけで、回数券を使っているのと同じ割引が自動的に得られるのだ。
これは乗車時間や駅などを記録できるICカードだからこそできる利点で、前もって回数券を買わなくてもただ乗るだけで割引が受けられるのが画期的である。こういった割引を、モバイルSuicaやIC版パスネット(PASMO)でも行えるようになるといいと思う。でもJRは現状でも出来るこのサービスをやってないので、期待できないかな。

電子マネーとしてはedyのほうが一日の長があるといった感じだけど、駅周辺でのSuicaの普及度合いは尋常ではない。駅ナカに限っていえば、Suicaだけでなんでも買えてしまう。
私はedyを使っているわけだが、これはコンビニで使えるのでわりと便利だ。チャージもレジで出来るし、カードから引き落としもできる。電子マネーとしてはこっちのほうがやっぱり使う頻度は多い。でも駅周辺に積極的に展開しようとしているSuicaより、利用出来る店舗の拡大を積極的にやっているようには見えないのが難点。セブンとファミマ全店で使えてくれたら最高なんだけど。


次は新機種の話。
ワンセグ携帯がやっと各社出そろった。auのはとくに気にはならないんだけど、昨日発表されたボーダフォンの905SH。液晶を横倒しに出来るデザインが斬新であるだけでなく、動画配信からBlueTooth対応と機能もてんこ盛り。液晶への力の入れようもさすがシャープといったところだ。

かたやドコモのP901iTV。機能的には901世代だしiチャネルやプラスエリアにも対応していない。まさにワンセグを見るためだけの機械になっているのが残念。ワンセグ機に関しては他社に確実に負けている。早急に902世代の対応機を出してほしいと思う。

それ以外で気になるのがノキアのNM850iG。GSMとのデュアル携帯だけど、ちゃんとiモードも使える。ただ900番台じゃないので機能的にいろいろありそうだけど、ボーダにも出てたこのタイプのやつ、実はとっても欲しかったりする。
まあ実用には難がありそうだけど、ノキアの携帯は妙に気になる存在。みんなデザインがおかしいって言うんだけど、個人的には全然OK。というかむしろかっこいい。海外にいくことが多い人ならこれに決まりだね!

そしてついに来たSO902i
プレミニ2並の大きさ、そして薄さ、さらにストレート型!デザインで選ぶとすればこれは最高ですな。オートフォーカスつきのカメラにPOBOXにとくれば・・・。もうちょっと早く出てれば買ってたかも。

あとはパケホーダイのプラン縛りがなくなったことから、動画コンテンツの充実を図ってほしいものだ。iチャネル的なものを動画で行うのは他社では既にやってるのだから、そろそろ始めてもいいと思うんだけどな。

P902iについて

2006年01月11日 15時42分16秒 | エレクトロニクス
携帯を、2年ほど使っていたP900iから、このほどP902iに替えた。
さすがに2年も使っているとポイントが結構貯まっているもので、最新機種にもかかわらず格安で購入することができた。私は型落ちを買ったり、ポイントなどを利用して、携帯を買い換えるのに一万円以上かけないことが持論である。3万円以上もかけて新機種を購入する人の気がしれないものである。

私は結構な携帯マニアで、ドコモならどの機種か一目見ればだいたいわかるし、世代ごとの機能の違いもだいたい言える。いつでも携帯ショップで即戦力となれると自負しているw
そんな私だが、P900iの出来が非常によかったのもあり、同じ機種を2年も使い続けていた。で、今回も別に無理に替える必要はなかったのだけど、ワンプッシュボタンが壊れてしまったので、手でいちいち開けるのが面倒で、つい買ってしまった。修理するのに三千円もかかるというので、最初はポイントでP700を買おうと思っていたんだけど、どうも700に魅力を感じない。せめて701世代でないと、プラスエリアやらiチャネルやらの新機能が使えないし、明らかなダウングレードだ。しかし、それらはまだ高いので、そこまでするなら安くなった901にするべきか、いや、それなら奮発して902か、という感じでいた。とりあえず902の発売までは考えぬこうと思って、いろいろな情報を得たりして、発売までは手で携帯を開け閉めしていた。しかしこれはめんどくさい。P以外の機種を使っている人は、よく手動で携帯を開けるのが面倒じゃないなぁとマジで思う。
そういえば、もう一つ欲しい携帯があった。それはP901itvである。ワンセグ対応機で、いつでもテレビが見られるのはとても魅力的だとは思う。しかしこれはワンプッシュではないのだ!!そこで魅力ダウン。そして、テレビ以外の機能についても、901世代に一部902機能を付けたという、変則的なもの。そして最大の理由は、未だに発売が確定していないということ。これでは発売を待つというわけにもいかない。携帯としての魅力は、902のほうが格段にある。
で、902でいうとワンプッシュであるPかDということになる。Dも画面がでかくて、さらにスライド式なので動画見るのにいいかもと思ったけども、やっぱりマルチタスクには敵わないのでPを選ぶしかない。まあそういうわけでP902を選んだというわけ。


そのP902iのレビューをしてみたい。
まず大きさ。これは900に比べて目に見えて薄くなっている。デザインはレンズ部の形など、900ぽいところがあってとくに目新しくないが、より洗練された感じである。そして、カスタムジャケット。中が透明になっているので、ジャケットの中を光が通過し、着信などのランプでジャケットの外周が光ったりする。これはけっこうきれいだ。
そのジャケットも、外して運用することも考慮されていて、そうするとかなり薄くなる。ノンジャケスタイルだと、手にとっても「fomaにしちゃ薄い携帯だなあ」と思うことしきりだ。これは初めてP504isを手にしたときと同じくらいの衝撃である。

操作感覚は、Nソフトで、違和感なく使えるはずだと思っていたけど、実はそうでもなかった。今回、かなりP独自のカスタム化がなされているようだ。
N2051、N2102V、P900と替えてきたときは、ほとんど違和感なく使うことが出来たが、今回はとくに入力関係がかなり変更されている。
まず、900と比べて、クリアボタンの位置が移動されている。これは一番違和感があったが、この位置が標準的なものらしく(N900などではここ)慣れるしかない。
次に、日本語変換機能。今回からモバイルwnnが搭載されている。
これまでは、下の長押しで予測変換機能が機動していたので、早く打ってるときは自分で変換したほうが早い場合もあった。Nの場合はニューロポインタを下にちょんと触るだけでよかったのだが、それがないPでは下の長押しになっていたのだ。これが、902では常に起動状態となっていて、下を押すだけで予測変換機能が使える。

予測機能自体はソニーのpoboxほどではないが、Nのものより全然マシで、これ自体はそれなりに便利である。でも、まだ挙動の特徴をつかめていないし、連文節に異常に弱い一面があり、自分で文節の区切りを設定したいときは、左ソフトキーを押して、普通の変換モードにする必要がある。これは二度手間だが、慣れてこればどれが予測で変換できて、どれが出来ないのか判断して、適時左ソフトキーでも変換するようにすればいいだけだと思う。違和感はあるが、まあ進化しているとは言える。これまではあまりにバカな変換でむかついたりしていたが、変換自体の性能も上がっているように思える。

foma特有の、動作のもっさり感。これは、改善されている部分と、そうでもない部分とが同居している。メールボックスを開く動作は、900より遅いと思う部分もある。しかし、iモード切断を伴うメールボックスを閉じる動作は、かなり早くなっている。
その他、901世代では新OSへの変更により、かなり動作が遅くなっていたらしいけど、今回はプロセッサの進化からか、その他の操作でもたつくことは、ほぼない。
サイトでの検証も、Pが一番、普段の動作がきびきびしているような印象を感じた。


つぎは、カメラ機能。
P900にあった、オートフォーカスがなくなって、マクロスイッチが搭載されている。これで近くのモノを撮るときは切り替える必要がある。マクロ撮影などあまりしないので、この手間はとくに問題はない。
オートフォーカスがなくなったことについては、賛否両論あると思う。オートフォーカスがあれば、かなり締まった画像が得られるが、ピントを合わせるのに時間がかかり、また合わなかったときは「ピンぼけ」になる。
パンフォーカスであれば、ピントを合わせる必要がないが、なんか、眠い画像になる。私は、そこらへんを考えて、900のカメラのほうが好みである。とはいえ、携帯のカメラにそんなに性能を求める必要もないので、とくに不満はない。

カメラの動画機能は、SDカードに保存することで、QVGAでもかなりのなめらかな動画が得られる。これは多分、フォーマットの差だと思う。内蔵だと3GP形式で保存されるので、重くなるのだと思う。まあ、メールで送る場合は、内蔵にインポート(再エンコード)すればいいだけのことだ。

マルチメディア機能
これはもう、素晴らしいの一言だ。しかし、ちょっと敷居は高い。動画や音楽の変換がワンタッチで出来る統合ソフトが付属していればいいと思う。
付属のSD-JUKEBOXは音楽の転送が出来るが、使い勝手はいまいちよくない。というのも、AACでないと転送・再生ができないので、mp3などを登録すると、転送のたびに再エンコードするので、よけいに時間がかかる。まとめてAACにしておくことも出来ると思うけど、そうすると容量を食うのでよろしくない。完全にAACに移行するつもりは、まだないので。
他にも不満点がある。
閉じた状態で外液晶に曲名などが出るのは良いことだが、閉じたままで曲を飛ばしたり早送りしたりできないのは問題だと思う。サイドボタンは音量の上下だが、それはイヤホン側でも行うことが出来るので、曲飛ばし、停止・再生ボタンに割り振るべきだと思う。ソフトウエア更新でサイドボタンの設定を出来るようにしてほしいものだ。
リモコンが出ていない以上、それくらいの機能は必要だと思う。ブルートゥース対応のリモコン・ヘッドホンは出ているけど、無線だと明らかに電池の無駄遣いである。
それと、イヤホン端子が例の平形端子なので、これをイヤホン端子に変換するもの(しかもステレオ対応)がなければならないが、ドコモショップで手に入るそれは、イヤホンジャックが一般的なミニプラグではなく、ソニーの製品に昔よくあった、さらに小さいマイクロプラグへの変換なのだ。知らずに買ってしまい、マイクロプラグのイヤホンを仕方なく探してみたが、どうしても製品を見つけることができなかった。その代わり、ミニプラグへの変換に、コード巻き取り、さらにマイクまでついているものを購入し、iPodのイヤホンを接続して利用している。
あとは、メールが通知優先になってたり、センター確認とかすると、着信音が鳴って音楽がとぎれてしまう。着信音を鳴らすのは気づかせるためにいいとしても、いちいち携帯を開いて再生しなおさないといけないのは面倒だ。メールなんか後回しにして音楽を聴いていたい場合もあるのだから。

音質は、転送したビットレートによるが、128kbpsのMP3を、96kbpsのAACに変換して転送したものを聞く限りでは、まあ、圧縮音楽特有のシャリシャリ感はあるものの、とくに気になるほどの音質ではない。正直、意外と音はいいと思った。

動画に関しては、他にソフトを用意する必要がある。まあ、定番のフリーソフトである「携帯動画変換君」を利用すれば全く問題がない。QVGAで30フレームの動画を各種作ってみたが、768kbpsではとても綺麗に再生できるし、384kbps程度でも、動きの激しい場面以外はとくにノイズもなく、見れる。
携帯を横にしての全画面再生にも対応しているが、横にすると左右の目で視野角が違うからか、どうにもチカチカして感じる。だからといって縦画面で見るのは絵が小さいし、どうにか慣れるしかないが、そういったことに配慮した液晶を搭載してほしかった。
テレビ付き携帯では、一層配慮してもらいたい。

ミニSDカードは1GBまで対応しているが、512MBもあれば当座使うのに問題はないと思われる。動画なら1~2時間、音楽なら100曲以上入れることもできる。これは、昨日録画したものを寝てる間に変換しといて、出かけるときに外で見て、あまった容量に音楽を入れるという使い方に十分である。
もちろん、既に挙げたようにPSPやその他のモバイル機器と比べるとどうかと思う部分もなくはないけど、いつも持ち歩くものでこれだけ使えれば、他のモノに何万も金をかけてそろえて、さらに荷物を増やすこともないので、とてもいいと思う。私は、この携帯を買ってから、PSPやiPodを持ち歩かなくなってしまった。
心配なのは、電池の持ちである。これは、今のところ問題にならない。音楽再生だけを延々と続けた場合、どれだけ持つか試してみた。結果は8時間程度である。まあ、待ち受けやメールをすることを考えても、ちょっと出歩く程度で電池が切れることはない。というか、結構音楽を聴きながら移動したりメールもwebも見たりしているが、電池が切れたことがない。900は2年も使ってるからか、ちょっと使っているとすぐに切れてしまうので、充電池の携帯が必須であった。
動画に関しては、バックライトさえ切っておけば、1時間は余裕で持つ。それ以上はまだ試していないので、そのうちやってみようと思う。

あとはおサイフケータイ。いまのところedyしか使えないけど、ためしにチャージ機でチャージしてみた。もちろん、クレカからもチャージできる。これはワンタッチなのでマジで便利だ。
まあ、電子マネーはSuicaで駅の売店などで買ったこともあるが、edyでよろしくといちいち言うのがちょっと恥ずかしいかもしれない。でも、しゃりーんて言うのは結構イイかも。edyがもっと多くのお店で使えるようになれば、財布をいちいち取り出したり、小銭で財布がふくれることもなくて、いいと思う。
コンビニと自動販売機の全てで使えるようになれば、さらに電車にも乗れるようになれば、現金を持ち歩く必要性は殆どなくなってしまう。そういう時代は、もうすぐかもしれない。

というわけで、とても満足しているわけだけど、いまいち敷居の高い部分がある。動画の変換・転送の問題、音楽の管理、転送の問題、イヤホンの問題、リモコンの問題、液晶の視野角の問題など。
これらを改善し、さらにテレビが内蔵された携帯は・・・・902isか、903で達成されることと信じている。

ウィルコム フォーーー

2005年10月21日 04時27分33秒 | エレクトロニクス
きましたね、ウィルコムの新機種

これはつまるところ、PHS版のスマートフォンといったところ。電話機でありながら無線LANももちろんパケット通信も出来る、そして液晶画面がVGA!携帯電話の一般的な画面がQVGAですから、表示面積4倍ですよ。しかも横にするとキーボードが出てきて、昔の縦横ザウルスみたいな使い方も出来る。この親指で細かいキーボードをぽちぽちするの、結構使いやすいんだよね。
もちろん、これくらいの大きさのPHS内蔵ザウルスってのはずいぶん前から出てたんだけど、これは話題のW-SIM(PHS無線機部分を付け替える機能)に対応しているし、なによりOSがwindowsモバイルだというのが大きい。使えるソフトも多いし、まあLINUXのほうがいいという意見もあるだろうけど、個人的にはwindowsのほうが全然いいです。

これって携帯の理想型のような気がする。惜しむらくはPHSということだ。ドコモでこれ出してくれませんかね、もちろんフルブラウザもパケホーダイ適用で(笑)
ドコモにもM1000なんてのが出てますが、iモード非対応でもちろんパケホーダイ非対応なものなんか誰が買うというのか!無線LANなんてどうでもいいから、まずそこをどうにかしてくれないとね。

個人的理想携帯というのは・・・ATOKかPOBOX搭載でワンセグが受信できて、フルブラウザが搭載されているワンプッシュオープンかストレートな端末。902isくらいで実現しそうではあります。
スマートフォン方面であれば、このW-ZEROがfomaであること。さらに上の条件も満たしてくれたらもう最高。ノートなんかいらなくなるかもしれない。
HSDPAが登場するころには、そういう最強携帯が出てくれたらいいなあ。HSDPAが出てきたらiモード以外のデータ通信も定額になるだろうから、そうしたらほんと家の回線いらなくなるわ。楽しみだなあ。

新iPodが出たけど

2005年10月14日 02時00分52秒 | エレクトロニクス
当ブログのみここんとこiPodネタで盛り上がっておりましたがw、nanoいいねーとかいってたらまた新機種が出てしまいましたね。

今度のiPodは小さい系じゃなくて、普通サイズのHDD内蔵型です。容量なんかnanoで十分じゃん?みたいな感じもするんですが、今度のは前々から噂されていた動画対応のiPod。対応フォーマットはH264とMP4。うーん、mpeg2やdivxにも対応してたら神だったのになー。結局クイックタイムがらみのアレかと思ったら、同時に動画配信までやっちゃうとのこと。いやー、飛ばしてるねー。

でも個人的にはちっとも欲しいと思えません。まず動画に関して、ほぼ同じフォーマット対応であるPSPに画面の大きさと値段で負けていること。まあ容量で勝ってますが、電池が持たないのでPSPに1GBくらいのメモリースティックを差したら動画と電池に関してはPSPにはかないません。おまけにゲームまで出来てしまうのだから、ハードウエアとしての魅力は殆どないでしょう。まあ、何十GBも持ち歩かないと気が済まない人にはいいのかもしれませんが。
次に、私がiPodをいいと思ったのは、シャッフルとnanoの大きさであり、いまさら普通サイズのiPodはどうかな、という感じです。確かに小さくはなってるようですが。

やっぱり最大のネックは画面の大きさですね。携帯の画面と同等の大きさでは、わざわざ動画を見ようと思えるほどではありません。
ただ、これもiTunesによる動画配信を見るためだけの端末として考えたら、動画が見れることそのものが重要であると言えます。今までの動画配信は外に持ち出すなんてことは考えられてませんからね。まあ、持ち歩いてどうするって感じもしますが、私は持ち歩くことは好きなので、これはいいでしょう。
それと、コンテンツ。PVなんか持ち歩いても自己満足だけですから、やっぱり肝はポッドキャストの動画版ですね。毎朝ニュース動画が自動的にiPodに入ってて、通勤時間に動画ニュースを見るとかね。携帯でも出来るけど、やっぱり電池食うし電波の具合で見づらかったりするし。あとは語学とかですか。字が出て声が出てでは、音声だけよりは勉強しやすいでしょうね。
他のコンテンツとしては、テレビ放映の翌日にはもうダウンロード販売出来るとか言ってますね。これが日本でも普通にできるようになると、いちいちキャプチャ、エンコードしなくても、前日見忘れたドラマやバラエティを100円単位の金額で自動的にiPodに入れておいて、これまた外で暇な時間に見るという使い方も期待出来ます。
今までの動画配信は、DVDなんかになっていたものを、レンタル感覚で家で見れるだけのものでしたが、こういったものが増えて行くと、今までなかった需要の開拓になるし、けっこう便利でいいと思います。

ただ、今回はハードウエアに興味が持てないので、次に期待ですね。同じ大きさで前面がすべて液晶で、タッチパネルになってるiPodとか、折りたたみで画面の大きなiPodとか。シグマリオンみたいな形がいいかもしれない。とかやってるとそれこそPDAじみたものになってしまうので、そこはアップルのデザイン力でもってうまい具合に折り合いを付けていって欲しいものです。どっちにしろ半年以内に次のモデルを出してくるのは間違いない。でも買い控えが起きないのがアップルの凄いところです。
しかしnanoを買ったばかりの人はいまごろのたうち回ってるのか、それともこれもとりあえず買っちゃってるのか、どうなんでしょうねー(笑)

アップル怖い

2005年10月11日 06時01分54秒 | エレクトロニクス
先日更新したときだけすごいアクセスがあってびびりました。トラックバックがあったからでしょうか。でもそのあとは相変わらずのアクセス数で。

さて、書こうと思うことはあれどなかなか腰があがらずにいます。今日は何を書こうかなと思ってますが、とりあえず、iPodとアップル社のことをすこし。

私はアップル社はあまり好きじゃないんですよ。いえ、とくに恨みもないし、アップル製品も使ったことはありません。お店でさわって、マウスのボタンが1個じゃ右クリックできないじゃん!と思ってからは特に触れることもなく、でも、あのアップルを使ってる人はイケテルみたいな雰囲気(特にユーザーに原因がある)があまり好きじゃなかったわけです。
iPodが出た時も、それほど先進的なものでもないのに、妙に話題になっているなぁというくらいのものでした。でも、シャッフルが出た時はちょっと揺らぎましたね。あ、これいいかもしんない。みたいな。

というのも今年初頭、シャッフルが発表されたときは、mp3プレイヤーであの大きさであの値段というものが他になく、そろそろmp3プレイヤー欲しいなあと思ってた私は、アップル製品であることを差し置いても欲しくなってしまったのです。

それまでは外で音楽を聴くというモードが私に存在せず、まあいちおうCDR対応のmp3プレイヤーというかmp3対応のポータブルCDプレイヤーを持ってまして、旅行なんかのときに持っていったりする程度なのでした。しかしこれ、充電が出来なくなってしまったり、本体を斜めにすると音飛びがすごくなるのでいまいち使い勝手がよくありませんでした。

で、シャッフルのあの小ささであの値段、飛びつきたいところですが、とくに必要ないかもな、と思ってたりしていたら、ソフマップでTEPCOひかりの宣伝というかキャンペーンで、申し込んだら半年無料、しかも店内の買い物から一万円引きというので、つい申し込んでしまいました。そのときネット環境がなかったのでちょうど良かったわけですが、もし開通しなくても返せとは言わないみたいなこと言われたのでw、そりゃいいやと思ったわけで。そういうわけで千円で手に入れてしまったのです。まあネットは無事開通しましたが。

もちろん、液晶がついてないうえにシャッフルと順番通りに聞くしかできないmp3プレイヤーというのは知ってましたが、普通、それ以外に聞かないだろうと。この曲が聴きたいと思って探すのが面倒なのは、画面があっても大してかわらんだろうと。というかそんなことないだろうと。なのであの大きさと値段だけが購入の決め手でしたね。

買ってからは、けっこう持ち歩くようになりました。電車で出かけるときはほぼ持っています。おかげで最近の曲も覚えるようになったし、カラオケでも役立ちます。容量も512MBもあれば十分ですよ。500分くらい持ち歩けるんだし、それ以上入れても一日じゃ聞ききれないし、電池持たないだろうし。

まあ今となったら同じくらいの大きさや値段だとかのものはソニーやらいろいろな所から出てますが、買い直すほどのものでもなし、楽しく使っています。まあ、文句があるとすればiTunesで楽曲管理を強要されるところですが、どうせこの手のソフトはいつか使う羽目になるんだから、我慢して使ってます。


ところで思うのですが、なぜiPodを使ってる人は、その機種に限らず、だいたいが自分がiPodを使っていることをアピールするのでしょうか。私など恥ずかしくて首から下げてシャツの下に入れてますが、みんな堂々とぶら下げてる。普通サイズやminiを使ってる人なんか、ずっと手に持ってる人もいる。あれ邪魔じゃないのかなあ。

なんで恥ずかしいかって?流行物を使ってるーって思われるのが恥ずかしいのと、自分はアップル製品使ってることを見せびらかす人を見てて自分が恥ずかしく思うから・・・というか・・・アップル製品を使う自分が恥ずかしい(笑)。いや、別にアップルは嫌いじゃないんですけど、こっぱずかしい。なので本体のリンゴのマークも、黒い犬のシールを貼って隠しています。アップルマニアの人たち、ごめんなさい。

で、今度出たnanoなのです(しゃれ)。こいつはシャッフルを横に二つつなげて薄くしたような大きさで、しかも液晶つき、フル機能のiPodです。容量が2GBと4GBで二万円から。うーむ、画面も容量もシャッフルで十分と言ったけど、これくらいの値段でこの機能なら・・・つい買っちゃうのもわかりますな。それにしてもトップシェアのメーカーで、その付加価値やブランドイメージ以外にもガチで値段でも競争力が高すぎて他社の追随を許さないというのは凄いことだ。しかもiTunesとダウンロード販売でも囲い込みが出来ているし・・・。つまり他の製品に乗り換えるには買った曲が無駄になるという。
この会社、mac売らないでもやっていけるというか、mac部門なんかないほうがいいんじゃあ?とすら思えてしまいます。

そういえば先日、macにインテル製CPUを採用するという発表がありました。OSもUNIXになり、ハードも汎用的になっていくのだとすれば・・・macはOSのみの販売になり、アップル社はAT互換機メーカーになっちゃうんでしょうか。imacみたいな独創的なPCを売り出し、winとmacのデュアルブートにして。ブランドとしてアップル製品を使ってる人は、別にハードがインテルになっても特に文句ないだろうし、OSの入れ替えで選べるんだからとくに問題もなさそうです。そうなって、macminiみたいな安くて小さいPCが出たら買っちゃうかもー。

あー、アップルが嫌いなのに安くていい製品を出すもんだからつい買っちゃうというジレンマに陥りそうで怖い、アップル怖いという話でした。しかしmacが百万くらいしてた時代からは考えられませんなぁ。

ワンセグ放送開始!!

2005年09月28日 10時07分30秒 | エレクトロニクス
もう一つの携帯関係のニュース。

ついにワンセグ放送が始まることが発表されました。
対応端末はau、ドコモ、ボーダフォンから発売されるようです。

いやー、長かった。やっと始まりますね!いままではMPEG4の権利関係でどうするかちょっともめていたのと、MPEG4をストレスなく再生できる端末の開発が待たれていたわけです。

ワンセグ放送とは、軽く説明すると、地上デジタル放送のテレビを、携帯端末用に低解像度のmpeg4で放送することです。普通の地デジはハイビジョンですから、かなり小さな規模の放送になりますが、これを携帯電話で受信出来るようになります。
これまでもアナログ放送が受信できる携帯はありましたが、電波がかなり危うくて、屋外でないとほとんどまともにみれない状態でした。それと電池をかなり食うし、熱などの問題から1時間みるのがやっとでした。

ところが、ドコモの試作機、P901iTVは二時間半ほどのデジタル放送視聴が可能だとのこと。これって今の端末で通話やアプリを使ってるくらいの時間ですね。となると、かなり使えるものだということになります。あとは電波の強度がどれくらいかですね。屋内でも普通にテレビが見れるようになったら、かなり革命的なことです。

さらにすごいことは、受信機が携帯電話であるからして、双方向な使い方が出来るということ。番組やcmサイトにリンクさせたり、音楽番組では着うたサイトに誘導させることもできるし、アンケートやら番組参加などの地デジ番組もそのまま使うことが出来る。もしかしたら録画まで可能になるかもしれません。家で地デジがみれても、携帯で受信出来る利点ははかりしれません。

そのワンセグ放送が、来年度早々に開始され、対応端末も発売されるとのこと。今のところ、P901iTVが発表されてますが、どうもワンセグ以外の部分がいまいちとって付けたような感じで、しっくりきません。もしかしたらその頃にはドコモのメジャー機種が出てくるかもしれません。そう、902シリーズです!!毎年、年明けから春にかけて発表されてますからね。

もしそうなら、ワンセグ受信が出来る902iTVシリーズと、そうでない902iシリーズが出てくるでしょう。902の共通仕様としては、iチャネル、プラスエリア、お財布ケータイなどが考えられます。
900以来、たいした革新もなく、お財布ケータイもいまいち利用出来る店が増えてこない中、ようやく新たなステージに入りますね。さらにその頃になるとモバイルSuicaも始まりますから、FeliCa対応機種を買うのもアリでしょう。携帯マニアにしてほしい端末が1年半も見あたらず、冷めておりましたが、ようやく欲しいと思える携帯が出てきました。
まあ、P900iがよくできた端末だから、というのもあるんですけどもね。

ああ、楽しみだ楽しみだ。

久しぶりに更新(携帯の話)

2005年09月28日 07時45分09秒 | エレクトロニクス
なんと二ヶ月もほったらかしです。何か書いておかないとこのままさぼり癖が出てしまうので、書きます。

さて、これは、と思った携帯業界のニュースが二つ。

一つは、ウィルコムの新機種、新プランの発表。
今まで通りフルブラウザ搭載はあたりまえとして、フラッシュ対応だったり、PCファイル閲覧対応だったり、ブルートゥース対応だったりと、まあマニアが喜ぶような拡張がされています。通称京ぽんと呼ばれていた京セラ製端末も、フルブラウザでも定額というインパクトでマニアにうけていたのですが、京ぽん一機種だけしか選べない状況は、さすがにきつかったと言わざるを得ません。

今回、4機種の追加となったわけで、これで選択肢も増えて良いことです。他キャリアのphsはYOZANがアステルを終了することを発表し、ドコモも撤退が決まっています。最後の砦、ウィルコムは地道に契約数を増やし、次世代へ生き残ることでしょう。
ただ、マニア以外から見て、今回の新機種はどうか。いや、新機種はいいことですが、PHSの音声端末の存在価値ってどうなんだろうか。
phsユーザのほとんどは、ネットを目的にしていますが、数年前や、2G携帯なら優位性がありましたが、3G携帯ですでに定額が実現している以上、端末上で携帯サイトを見る部分において、値段、速度を考慮してもfomaやwinやVGSのほうが使い勝手は明らかに上です。
32kbpsではかなり安いですが、携帯並の速度を得ようとすると、とたんに1万ほどかかり、携帯と変わらない値段になります。電波やエリアを考えると携帯を選ばない理由はありません。1台目は携帯を持つ必要があります。
phsの利点は、PCに繋いでも定額というのがあります。これは携帯にない利点なのですが、PCに繋ぎたいのなら、二台目はカード型端末のほうが便利です。
じゃあ、エアエッジ音声端末は何に使うのか。それは恋人や家族と2本持ちにして通話定額を利用するのに使います。しかし、それだと新機種でなくても、エッジならなんでもいいことになります。
さらに通話定額は家族内に限りますがボーダフォンが実現しつつあります。これもPHSだけの利点ではなくなりつつあります。

一昔前なら、通信速度、音質、値段などが電波やエリアの欠点を補っていたのですが、3G携帯が全盛の現在ではそれらの優位性はほとんどありません。
ウィルコム音声端末の利点は、PCに繋いでも定額になること、家族内じゃなくてもウィルコム同士なら通話定額になること。それが必要な人にはいいでしょう。この利点は新機種じゃなくても享受できますが、まあ新機種はそれ以外にメガピクセルカメラだのフルブラウザだのいろいろとあって、いいのかもしれません。しかし、それらの付加部分は、携帯のほうが明らかに高機能です。

というわけで、一般人が番号を変えてまで乗り換えるほどの利点があるかというと、携帯+カード型端末で十分じゃん?ということになります。だから大きなニュースにはなりませんが、ウィルコムがまだ生きている、次世代へ生き延びることが出来る証明として、それなりに使える端末を出し続けることは重要なことでしょう。
次世代phsは1Mbpsを見据えた新たなシステムを構築するようです。しかしもたもたしていると、スーパー3G携帯(数10Mbps)や4G携帯(100Mbps)が待ってますから、しかもそれらが普及することはすでにほぼ確定している状況をみると、やっぱりphsがメジャーになるのは難しいということになってしまいます。その頃には携帯もpc接続定額を実現している可能性すらあります。

生き残る道があるとすれば、電話網に依存しない新システムを即座に構築するか、電話網に依存しつつ、費用の低廉化を狙い、ツーカー的に生き残るか、でしょう。
まあそのツーカーもKDDIの完全子会社として、そのうちauに吸収されるであろうことがほぼ確定しているのですが。つまり、PDC網の停派、auへ強制移行という、IDO&セルラーデジタル停派のときと同じことをやるのです。
そういうご時世だと、すでにKDDIグループから外れたウィルコムが生き残るには、やっぱり新システムの構築しかありません。そうなると単に新規携帯参入と大して変わらず、phsではなくても構わないわけで、現在のphsの未来となると、いくら新機種で盛り上がっていても、やっぱりあと数年でphsは終了なのかな、などと思った次第です。

先月の携帯事情

2005年05月31日 15時43分07秒 | エレクトロニクス
1月の携帯・PHS電話加入者数が発表されました。

1位は901の発売や900の値下がりによってドコモ。auもなかなかの好調で2位。3位は…なんとウィルコム(旧DDIポケット)!!

まあこれは沖縄アステルを吸収したぶんだけども、それを差し引いても微増。4位が先月同様ツーカー。そしてドコモPHS、そして最下位がボーダフォン。しかもー58700。凄いな、この減り方。一社潰れたアステルより減ってる。

こないだここに書いたように、ボーダにはサービスも端末も魅力がないので、この結果は仕方ないのかもしれないけど、これはさすがにやばい。ドコモから来た津田社長は会長になり、英ボーダフォンから新社長が来た。って津田氏じゃなくなったらもっとやばくなるような気もするんだけど、まあどうでもいいか(笑)

ともかく、主力が2Gであること、これが一番の問題。それならそれでツーカーのように投資圧縮や、ユーザ層の絞り込みをすればよいのだけど、それも行わず、独自色も薄く、なんにも特色のないキャリアになっています。

なにより問題なのは、機種変更が殆ど不可能であるということ。機種変更用の端末の供給が少なく、製造リソースを新規に割いている。新規が安い(2G端末は軒並み1円)というのは確かに新規で入りやすいけども、逆に機種変更したい層が他社に流れる原因にもなっている。新規でまたボーダに入ってすぐやめて、前の番号を移してもらうこともできるけど、そこまでしてボーダを続けたい人もあまりいないだろう。

2Gが主力でも、売れればいいんだけど、その主力の2G、つまり60xシリーズのTやSHなんだけども、テレビがついてたり、シャープであるという以外に売りがない。まぁパケ割りがあるから普通に使う分にはいいんだけど、やっぱりFOMAやwinに比べて優位性がない。

FOMAならテレビ電話やアプリ、winなら着うたフルなど、両方とも定額もあるし、1xにしても高機能な端末が多くなっているし。ところがボーダ2Gはテレビがついているくらいしか売りがない。

ドコモとauは前述の通り順風満帆、快調そのものだけども、ボーダの3Gは問題が多い。まず去年末までの状態で、選べる端末が事実上801SHのみという状態。ようやく冬モデルとしてモトローラ、ノキア、NEC、シャープ、ソニーエリクソンの端末が投入される。

でも海外勢(モトローラ、ノキア、ソニーエリクソン)の端末はあまりに日本人向きではないし、ほぼNECとシャープに絞られてしまう。まあ普通はシャープを選ぶだろうから(NECが好きな人はドコモに行くはず)やっぱりシャープだけってことになる。

しかも旧機種とのボーダフォンライブの互換性がなく、SIMを旧機種に差し替えてもwebサービスが使えなくなるという。なんじゃそりゃ。ってことはいままでの3Gはなかったことになるわけで、いまからやっとスタートラインってこと。そりゃ厳しい。

で、サービス上の売りはいまや常識ともいえる定額の他は着うたロング、あとテレビ電話か。まぁ端末さえ出そろえば悪くないと思うんだけど、もともとシャープ以外はぱっとしないわけだから、いっそのことシャープだけ出せばいいような(笑)。東芝や三洋はau、NECはドコモのほうが良いモノを出してるのが不思議なんだよなぁ。

まぁ、うがった目をせずに見て、今、どこのキャリアが魅力的かといえば、ドコモかauしかないでしょうねぇ。ボーダの902SHでもいいけど、それをあえて選ぶ必要性ってものがない。ハッピーボーナスに入らないと売って貰えないし、どう考えても「じゃ、ドコモにしよっと」になっちゃう。ボーダ3Gは16万台も売れてるのに、2Gユーザがそれ以上に離れてるってことだからね。もし番号を他社に持ち運べるようになったら(ナンバーポータビリティ)もっと大量に減るだろうね。

それにしてもFOMAが売れてる。80万台も売れてますね。明らかにwinより売れてるでしょう。このままだと来年度には1x(win含む)を抜くんじゃないかな。その頃にはHSDPAが始まってくるだろうし、今から楽しみである。
個人的には700iはスルーかな。PとDの901がちょっと気になるけど3万も出すほど必要なものじゃないと思うのでこれもスルー。800MhzFOMAか、HSDPAの頃まではとくに必要ないな。

ツーカーは相変わらずシンプル路線。ツーカーSがものすごい好調のようだ。個人的には、一行の液晶くらいつけてもいいと思うんだけどなぁ。誰からかかってきたのかくらい出たほうがいいと思う。自分が年寄りに勧めるなら液晶付でシンプルなTT41か、骨伝導のTS41がいいと思うけどね。次はツーカーSに骨伝導をつけてくるんじゃないかな。あれはほんと面白いよ。あごにくっつけても音聞こえるからねぇ。いっそのこと骨伝導補聴器と一体化させたらどうだろう。

ウィルコムの好調さ。2G時代は通信速度や料金で勝っていたので、そこそこ存在意義もあったけども、3G全盛になり通信速度で水をあけられ、定額という強みも追随されてしまったPHS。もうここまでかと思われていたわけですが、32kの回線を8本束ねて256kにするサービスが開始になります。

4本で128kならともかく8本てオイ、と言いたくなるわけですが、これはまあ凄い執念と言わざるを得ませんね。対応カード端末の大きいこと。これで通信速度でも3G携帯にそう引けを取らなくなってますが…実際8本も電波捕めるの?という問題と、実効速度はたいしたことないだろうというのがあります。
そのへんは圧縮サービスでもって体感速度をあげてくるみたいですが、問題はその料金。1万円近くの月額料金。携帯を持ってる人がサブで使うには高すぎ。これは携帯をやめてこれ一本に絞るしかないという値段ですな。でもまだ対応音声端末が出てないのでそれも無理、ってことでこのエアーエッジプロ、ちょっと普及はしないでしょうな。
携帯のほうはさらに進化していくのだから、既存の施設を生かしつつ、メガクラスの通信速度が出来るようなPHSシステムに移行できればいいんですけどね。セルが小さい、消費電力が小さいという利点を生かせれば、まだまだいけるでしょう。とはいえ4G携帯までの命でしょうけども。

YOZANがなにやら、無線LANを町中に引こうとしてるみたいですが…あの会社どこまで本気なんだかわからないので期待はしていません。

今後の携帯2

2005年05月31日 15時19分46秒 | エレクトロニクス
これからの携帯はどうなるんだろう。
というか、こうなってほしいみたいな願望をまじえつつ書いてみたいと思います。前回語ったことの続きというか、やや具体的なお話。

アプリの進化はもう終わるのかと思ったら、901では3D拡張が行われているみたいですね。サウンドとグラフィックが少し進化しています。でも、ゲーム専用機もDSやPSPによって進化してますから、専用機を追い抜くというものじゃありません。
携帯がそれら専用機に対して優位性があるとすれば、通信機能が最初からついているということですね。最初から、ネットワークを生かしたゲームが可能なのは大きいと思います。もちろん、DSやPSPにも無線LAN機能がついていますが、アクセスポイントがなければネットにつながるわけではありません。でも、携帯は最初からネットにつながっています。

さらに、課金が容易であるということ。ゲーム機の場合は売ったら終わりですが、携帯ならばその後に月額いくらと課金することができます。新シナリオの配信やオンラインゲームなどに活用できます。

セキュリティ度が高いのもあげられます。これは音楽配信などにも活用できますが、SDカードなどの高セキュリティなメモリにダウンロードさせることで、不正コピーや改造などからある程度守ることができます。メディアが汎用性のあるものだったり、高価なマスクROMだったりする現状のゲーム機ですが、いまや誰でも持ってる携帯によってデータのみを流通させるようにすれば、流通コストの削減効果もあり、一石二鳥以上の効果を生むと思います。

携帯+SDカードを用いれば、ダウンロードしたカードや携帯でのみ再生、プレイ可能というようなことができてしまいます。これならば、GBなどのゲームのダウンロードにも使えます。ゲーム機側に、カードリーダをつければ携帯からゲームをダウンロードすることも可能になってきます。もしデータをほかのカードにコピーしても、遊ぶことができません。これなら問題はなにもないでしょう。

これらを可能にするには、通信料の定額化が必須です。実は音楽配信はPHSで、ゲームデータの配信は携帯でも過去に行われていたことがあるのです。いまいち普及しなかったのは、通信料が高いことと、携帯電話の普及度というのが、気軽にゲーム機や音楽機器と接続したり、それらとして使うというほどではなかったからでしょう。人々の意識というものも、携帯をそういうものに使うというものではなかったといえます。
しかし、現在ほど携帯が普及し、高機能になっているという認識が広まってくると、今こそ、こういった使い方をアピールしていくべきだと思われます。

個人的には、皆が定額に加入し、画像や動画などをメールでもっと送りあったり、それらのコンテンツを購入したりしていきたいのですが、メールについては定額前のシステムがそのまま使われていて、FOMAでは動画100KB、画像10KBと、バリバリ使うには物足りない仕様になっています。
ダウンロードについても300KBまででは、CD音質の着うたフルにはきついし、動画などはいうに及ばずです。901では少し改善されていますが、ここは一気にメガバイト単位で送受信できるようにしてほしいものです。

でも、それがなかなかできないのは、ネットワークの負荷の問題があります。みんなが定額だからと大量のデータを送受信していると、つながらなかったり、速度が低下したりしてしまいます。そもそも、現在のネットワークは定額制を前提としていないからです。ユーザが少ないうちはいいんですが、新機種がほとんどFOMAになり、数百万人の定額ユーザが存在する今となっては、ネットワーク負荷をこれ以上上げるわけにはいかないのでしょう。

現状の3Gネットワークでは、すべてのユーザを定額にしても許容できるほどではありません。単にweb閲覧程度にしか使わなくても、そろそろ飽和状態となってきています。
そこで開発されているのが、3、5Gといわれる技術です。ドコモのW-CDMAならばHSDPAと言われる技術が、早ければ2005年度には実現されます。これは基地局からの距離、電波の具合によって速度を調整する機能がついており、10Mbps程度の通信が可能になっています。電波の悪いところでも2Mbps程度が確保されるようです。
通信速度が速まれば、それだけデータを早く送れるわけですから、通信コストが下がり、これら新技術での定額も十分可能になります。10Mbpsで定額といえば、まさにadslか、ちょっと前の光ファイバー並みの環境になりますね。

さらに、2010年ごろには第四世代(4G)が開始され、その前にはスーパー3G(3.9G)が投入されます。3.9Gでは、30Mbps程度、4Gでは100Mbps程度が予定されています。こうなるともう、現在の光ファイバー並の速度になります。もしPCに接続しても定額ならば、現在の有線によるネットアクセスは不要になってしまいますね。adslや光ファイバーは不要になります。まあ、光ファイバーに関してはそのころには速度を増して1Gbpsとかになってくるでしょうが、そんな帯域を使うコンテンツなど、ハイビジョン映像ですら数十Mbpsなのに、存在しないわけで、そのような広帯域が必要かという話になります。
ここまでくると、通信コストもかなり下がってくるでしょうから、外部接続しても定額というのも可能になってくるのではないでしょうか。そうなったらいいなあ。

さらには音声など数kbpsで可能なのだから、通話も定額になってもおかしくありません。通信料で儲ける時代はもう、IP時代では時代遅れとなっていくでしょう。adslなどは最初から定額、IP電話も通話料は無料ですからね。携帯も時期にそうなっていくでしょう。

そのころの携帯電話は、さらに高性能、高機能化されていくだろうから、いまのPDA程度の機能は持ってくるはずです。ゲームやウォークマンとして、さらにはお財布ケータイとして、「携帯だけ」もって歩けばすべてのことが可能になってくる、そんな時代になっていることでしょう。そうなっていてほしいなあ。

残る問題は電池です。
それだけの高性能なものならば、それだけたくさんの電池を食います。プロセッサの電力は、半導体技術の進歩(プロセスルールの細分化)によって改善していきますが、電波を物理的に飛ばす必要のある携帯電話においては、それほど劇的な進化は得られないでしょう。
つまり、高容量の電池が必須ということになります。しかし、現在のリチウム電池などでは、高容量のものはコストがかかります。また、サイズが大きくなります。ただでさえ携帯のサイズは増大傾向にあるのですから、本当にノートパソコンみたいな携帯になってしまったらシャレになりません。

現在、これを解決するのは「燃料電池」だといわれています。アルコールなどの反応から電力を取り出すものですが、これもまだ製品化には遠いようです。コスト、サイズ、燃料の補給方法などが問題のようです。
実用的なサイズになったとして、コンビニで燃料パックが売られるとしても、充電すればタダなのに、燃料の補給はかなりのランニングコスト増になると思います。私はこの燃料電池については肯定的ではありません。

それより、いまくらいの電池のままで、「充電する手間を省く」方向にいくべきではないかと思います。たとえば、充電が10分くらいでできるのなら、ちょっとした待ち時間にでもできます。現在もコンビになどで充電サービス機がありますが、10分で100円くらい取りますが、それではほとんど充電されません。それがもしフル充電できるのであれば問題ないでしょう。新しい方式の電池もいいですが、充電時間を短くする方向に進化するのが一番ではないでしょうか。できれば、ですが。

まあ充電ごときで100円取るのは高いと思いますが、できれば駅やらデパートやら喫茶店やらに「当店(駅)利用者はご自由に」というコンセントがあればいいわけです。(充電時間は別にして、そういうサービスはできればすぐにでもやってほしいものです)

次に考えたのが、電池パックのレンタル制度。これはコンビニなどになると思いますが、電池が切れたら、電池パックをコンビニに持っていくと、充電済みの電池パックに交換してくれる、みたいな。コンビニの人は、預かった電池をずらーっと並んだ専用の充電ラックにはめていく。充電完了したものをかわりに客に渡すと。

料金的には1回数十円から100円、もしくは月額千円くらい、できればキャリアの基本料に含まれてたらよいかと思います。機種ごとに電池パックが違う現状では無理でしょうが、デジカメの電池みたいにある程度共通化するようにすれば、十分可能だと思います。こういうのは、どこかのベンチャー企業が始めてくれないかなあ。絶対ニーズあると思うんで。孫さんか堀江さん、どうですか?

とまあ、妄想ばかりわーわーかいとりましたが、いかがでしたでしょうか。あいあい。

携帯に求めるもの

2005年05月31日 15時18分19秒 | エレクトロニクス
さて、私は今、P900iを主に使っているわけです。「主に」というのは、FOMAはカードを差し替えると好きな端末をいつでも使えるのがひとつと、電波のないところでムーバに切り替えて使えるデュアルネットワークサービスがあるからです。

そんなことはどうでもよくて、携帯も冬商戦というのがあり、各社新機種を出してきています。ドコモでは早くも901シリーズが発表され、SHとFが発売されています。
シャープのほうは液晶が反転する流行のタイプで、液晶を表にして閉じてるときもネットやメールなどの閲覧ができるように、方向キーその他ナビゲーション用のキーが液晶側にもついています。でも、なんかでっかくて不恰好に見えてしまうのは私だけでしょうか。

富士通のほうは、お約束の指紋認証機能つき。デザインとしては富士通らしく、かっちりしてるというか、まあ悪くない感じ。でも、Pに慣れるとワンプッシュでないと不便に感じます。
お財布ケータイも悪くないけど、対応店舗がいまいち少ないですね。私はほとんどの自動販売機とコンビニに対応して、電車にも乗れるようになってからでいいや。902までには実現されるんじゃないかな。

発表されてる901の中では、Pが薄くていいですね。あとはスライド方式になったD。三菱ってみんな忘れてるけど、もとはフリップつきストレートが売りだったんですよね。折りたたみブームでしばらくストレートは出してなかったけど、このスライドで復活。これをストレートっていうのかは不明ですが。ちょっと力を入れると自分で開くっていうのも好印象。できればマトリックスみたいにシャコッと開いてほしかったですが。

auはー、どれも普通かな。まあ、スライド式のもあったみたいだけど、あまり興味なし。ボーダも同様…だったんだけど、あの新3Gのノキアのやついいですね!下が丸くなっててストレートなんだけど、どうして日本のメーカーはああいうデザインのを出さないかな。
というか、少々ごつくても大画面でストレートを出してくださいよ。折りたたみが好きじゃない人だっているんだから。私はワンプッシュがついてるから我慢して使ってますがね、いちいち開け閉めするの面倒なんですよ!ていうかノキアいいなあ。でも、ボーダじゃなあ(笑)。

ノキア製は前にドコモのNM207ってのを使ってました。フリップが下にスライドするかっちょいい端末でした(みんなはださいというが)。他社の赤外線機能が単なるおかざりであった時代、赤外線モデムとしてモバイルギアとモデムカードなしで接続してネットが出来たり、なかなか良い端末でしたよ。NM157も使ったことないけどかっこよかったし。うわさでは廉価版700シリーズに参入してくるんじゃないかとか言われてますが、ボーダのアレみたいなの出してほしいですね。

デザインではノキアすばらしいですが、機能はどうなんだろう。私としては、携帯だけあればなんでも出来る状態が理想です。ネットが見れて、メモやスケジュールなどは今でも出来ます。というか犬にスケジュールなんて必要ないけど。
次につけてほしいのは、フルキーボードですね。こういったブログや長文メールなどをストレスなく入力するために。でも、海外のスマートフォンなんかを見てるとキーボードが小さい。しかもそのくせ筐体がかさばる。そうなると、キーボードはセパレートにして着脱可能にすればよいでしょう。
PDA用の外付けキーボードみたいに、折りたためるようになってると最高ですね。これで文章を書いてそのままメールで送ったりブログや掲示板に投稿したり出来るようになると、ノートパソコンなんか持ち歩かなくて良くなります。
現状でも出来そうなんですが、なぜかFOMA用の外付けキーボードって存在していないのです。そういう外部接続機能がFOMA自体にないんでしょうか。だったら、機種限定でもいいからどこかで出してほしいですね。それだけのためにPDAやらノートパソコンやらを買うのは無駄ですから。赤外線モデムとかそういう規格にないものを出してくれるのは、海外メーカーであるノキアでしょう。期待しております。

あとゲームですね。900シリーズでいちおうアプリの性能はゲームボーイを超えてます。でも、超えてないものがあります。それは操作性。いちおう十字キーにあたるものはついてますが、斜めの入力とか難しいし、真ん中に決定ボタンとかついてるし。数字キーも多すぎてよくボタンを押し間違えます。ともかく携帯のボタンはアクションゲームには向きません。
auなんかだと確か外部接続のコントローラがあったと思いますが、FOMAにはキーボードすら出てないので、もちろんコントローラもありません。これもそろそろ規格として出してほしいですね。ムーバのころはiボードってのが出てたんですけどねぇ。

あとはさらなる大容量アプリ。パケット定額になってるんだから、メモリカードにゲームを保存できるようにして、コントローラも接続できるようにして、さらなるリッチなゲームを遊べるようにしてほしい。というかGBASPみたいな形状の携帯も出したっていいだろう。
それか、ゲームボーイなど用のゲームを携帯でダウンロードし、そのメモリカードを差し込んでゲームボーイで遊ぶとか。課金やセキュリティなんかはほぼ完璧です。ディスクシステムで書き換えをやってた任天堂、もう一度やってみてはどうでしょうかねぇ。流通コストが削減できれば、不良在庫もなくなるし、低価格化になるわ無駄なくなるわで最高だと思うのですが。
ゼルダみたいなゲームのシナリオだけダウンロードするとかもありだし。

次に私が携帯に求めるのは、というか持ち運び機器に求めるのは、動画再生機能です。PCで撮り溜めたテレビなどの動画ファイル。家で見るのもいいけど、移動中とかマックとかでも見たいじゃないですか。携帯動画ビューアもいろいろ出てますが、どれも高い。
今でもPDAなどで見ることもできますが、コーデックとか再生レートなどいろいろ問題があります。そもそも動画しか見ないのに本体4万とか高すぎだって。メモリカードも買わないといけないのに。

そこで、携帯に動画ビューアを求めます。実際、P900でも動画は見れるんですが、専用の形式に変換しなければなりません。3GPという形式にすれば問題ないんですが、それに変換するソフトが有料なうえにどこで売ってるのやら、という状態。まあ、これはそのうち調べて実現してみますが。でも携帯だと音声がモノラルなんだよなぁ。

この動画関連、どうやらPSPを買うと一気に解決してしまいそうです。divxとかの動画をそのまま見れるわけじゃありませんが、専用の変換、転送ソフトがあるようです。でも2万もするし、メモリスティックを買わなきゃならんので3万コースですな。でもPSPはそのうち必要なものだし…。

まあともかく、こういったものを「ひとつの機器で」実現できる携帯電話が出たら、それが究極の携帯となるのでしょうね。はやく実現してほしいものです。

昨今の携帯事情

2005年05月31日 15時16分45秒 | エレクトロニクス
携帯電話業界のお話。

携帯電話新規加入者数ですが、2004年はauが純増数でトップだったようですね。ドコモが2位で、ボーダフォン、ツーカーと続きます。総合シェアでは相変わらずドコモが6割を占めています。

それはまあいいとして、ここで取り上げるのはボーダフォンのあまりの不人気について。
Jフォン時代は、そこそこ若者に人気があり、良いイメージがあったわけです。実際、auとシェアを競っていた時代もありました。シャープの端末が人気で、また写メールというブレイクスルーもありました。しかし、「カメラつき携帯トップ」という売り文句も、1年ももたずにドコモに奪われてしまいます。まあ、携帯にカメラをつけるだけならまねするのは簡単ですからね。それだけのことに頼っていたらすぐに追い抜かれてしまうわけです。

テレコムから英国のボーダフォン社に買収され、社長が外人になり、ブランド名、社名が相次いでボーダフォンになってからはその没落振りがすばらしいの一点です。なぜボーダフォンはここまでひどい状態になってしまったのでしょうか。

まず、全国統一サービス、新ブランドによる新プラン。これが不評そのものでした。以前のプランを継続して使う人がほとんどで、新プランに全く魅力がないとのこと。それと、ハッピーボーナス。基本料が割り引かれ、2年目から2ヶ月基本料無料となるこのプラン、なんと2年縛り。2年以内の解約には1万円もの違約金が必要になってきます。こんなもの、好き好んで入る人などいないでしょう。(実際は何も知らない主婦とか高齢者なんかが自分から入る場合もあるらしいです)
しかも、1年目は2ヶ月無料にはならないんですね。2年目からなので、結局他社と比べて得になるのは2年目からということになります。まさに「一見得に見える」を地でいってます。二年間のコストで見ると、他社の年割りなどと大差はありません。

サービスに魅力がないだけならともかく、この会社は、客のことをなんとも思っていません。まえの社長のグリーン氏が就任時に、「10の約束」というものを宣言しました。そのうちのいくつかは当たり前すぎてどうってことのないものですが、この値上げをしないという内容の約束、たった半年で反故にされます。

土日祝日はボーダフォン同士の通話は1分5円となる「ハッピータイム」これはプリペイドにも適用ということで好評でした。身内にボーダユーザーがいたので私もプリペイドを使ってみたほどです。ところが、突然のハッピータイムの廃止。そして「ハッピータイム2」の発表。2のほうはプリペイド不可。一部のプラン以外は実質値上げになります。

社長が堂々と「約束」を破る会社。例の「10の約束」は、HPからいつの間にか削除されています(笑)。これでは客は離れて当たり前です。
しかし、やめたくても先の「ハッピーボーナス」で2年縛りになってるのでさあ大変。
「ハッピータイムが魅力でボーダにして、せっかくだからハッピーボーナスにも加入したが、そのとたんにハッピータイムが廃止になった」という人はどういう気持ちでしょう。まさに「だまされた」といえるのではないでしょうか。

あまりの苦情に、値上げを理由にする解約にはハッピーボーナス解除料を請求しないという施策ができましたが、それにいたるまでの数ヶ月、彼らは何を考えていたのでしょうか。「どうせ2年縛りだから解約なんかできっこねーよ」とか思ってたのでしょうか。(どーもそれっぽい)

そして、その施策が発表された期間、ついにボーダフォンは加入者数が純減します。いや、それまでもかなりやばかったのですが、プリペイドが好調なようで、なんとか純増を保っていたのですが…。
PHSやツーカーを除いて、携帯業界っていうのは純増するのが当たり前なのですが、ここへきて純減。これはかなりのニュースになりました。

プリペイドを「回線開通状態で出荷」という裏技を用いて、出荷しただけ純増にカウントされてるとかいううわさも流れて、実質はすでに純減が始まっているという話でしたが。
(そもそもプリペイドは維持するのに月に千円しかかからないので、いくら増えても儲からないのです)
このプリペイドの比率は、毎月のTCA発表で推測できます。純増数から「インターネットサービス(ボーダフォンライブ)」契約数を引くのです。プリペイドではネットはできないので、それがほぼ通常契約者数になります。

「純減」は、確かにその1月だけでしたが、推測される通常契約者数ではほぼ純減状態。そして、2004年12月の純増数はなんと900。これでは明らかに実質純減ですね。「社長がうそつきだった」のほとぼりがさめてもこの状態。
それに対してツーカーは微々たる純減が続いていましたが、12月ではなんと純増。これはツーカーSのヒットによるものでしょう。ツーカーは少しずつ減らしながら、シルバー層へ細かく売り込んでいく手法で細々と生き続ける宿命でしたが、ついに純増に転じました。これは画期的なことで、ボーダと好対照となっています。

ボーダフォンは第三世代(3G)への移行も考えていますので、ドコモ、auの2強に遅れをとるつもりはないのでしょう。しかし、現実はそうはいきません。なぜ、こんなにボーダは弱いんでしょうか。

考えられるのはいくつかあります。まずサービスに魅力がない。これはかなりの原因ですね。一応、着うたなどの他社にあるサービスもありますが、ほとんどユーザがいない3G限定では魅力に欠けます。まあ、2Gであんなものやられても金がかかって仕方ありませんが。

次に、端末に魅力がない。シャープ製以外はほとんど売れないといった状態では、ラインナップがないに等しい状態ですね。しかも、ドコモやauが2年以上前から第三世代を展開しているのに、未だに第二世代が主力になっています。auはすでに第三世代に完全移行してるし、ドコモも主力はすでにFOMAに移っています。
ボーダもついにこの冬、高機能3G端末を相次いでリリースしましたが、やっぱりシャープ以外は…といった内容。シャープが好きな人なら問題ないんでしょうけど。

次に問題なのは、機種変更が高い。しかも、どこで買っても同じ値段。というか、販売店は単なる紹介窓口でしかなく、実際は直接ボーダから買う方式のようで。そもそもボーダには機種変更という概念がないのではないかとすら思えてしまいます。他社では、ちょっと型落ちしたものなら機種変更でも無料とか、五千円以下なんてザラですが、ボーダの場合は二世代の型落ちでも2万円などが普通。これでは誰も機種変更したくなくなります。
まあ、そのかわり新規が1円なんてのもザラなので、新規で契約してすぐ解約、それに番号を移してもらうとよいのですが、一般人がそんな手間のかかることをするわけがなく、やっぱり新規で買って前のを解約することになります。そうなるとどうしても他社のサービスに目が行ってしまうんですね。
その新規をボーダにしようとする人が少なくなるのは、やっぱり店頭での「新規はハッピーボーナス必須」という販売方法が響いてきてるのでしょうね。長く使うつもりでも、2年解約できないというプレッシャーがあっては、契約を躊躇してしまうでしょう。そうなると、やっぱり他社に流れてしまいます。たとえ年割り必須でも2年よりは1年なら入りやすいし。

多分、これが一番の問題点なんじゃないかと思います。
多分これ、「機種変更にインセンティブは払いたくない」という考えなんでしょうか。ドコモですら機種変更にも若者割引などで還元しているのに、釣った魚にえさはやらない商法では、さすがに魚も逃げ出すのでしょう。
機種変更の門が狭いと、いくら新サービスを打ち出してもそれが利用できる人が少ない。そして、ものすごい広い門の他社の新規に客が流れる。この状況は早急に改善すべきでしょう。シャープ端末はドコモにもありますから、シャープ人気だけではつなぎとめられないでしょう。

ボーダフォンが生き残るには、サービス改善、魅力ある端末の供給、奇妙な機種変更制度、縛り必須の販売方法などの改革が必要かと思われます。元ドコモ幹部が社長になったようですから、彼の手腕が期待されます。
まあ、個人的にはボーダがどうなろうと知ったことじゃありませんけどね。