◆犬の散歩◆

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マイチャリについて

2006年04月16日 21時13分38秒 | 旅行・自転車
さて、自分の自転車について語りたい。

私の愛車、いぬいぬ号(いま考えた)はGIANT社のESCAPE R3の2005モデルであります。
ちなみにこのサイトの文章の原案を出したのは私です。かなりの部分が私の書いた文章で構成されていますが、管理しているのは私じゃありません。HP作るの面倒なので適当に掲示板に放置した文章を勝手に利用してもらってます。いやあ、私じゃこんなすっきりしたページ作れないよwwwww管理人さん、ありがとう!

はっきりいってこの自転車、これからいい自転車が欲しいなあと言ってる人に目をつぶって買えといいたいほどの出来。なにしろ安い(実売35000円程度)。他社でこのレベルのものはこの値段では買えない。また10万クラスのものと比べて性能が格段に落ちるということもない。これより安いものは確実にランクが下がるので、値段と性能のバランスという意味ではとりあえず誰にでも勧められるものだと思う。
いろいろな自転車を調べて、実際見てみたりしたんだけど、やっぱりこれに匹敵するものは見つけられなかった。値段を気にしないならいくらでも選択肢あるんだけど、このクラスでこの値段。もうこれしかありません。お勧め。でも、メンテなどについてママチャリ感覚ではいかない部分も多々あるので注意が必要だ。


さてこの自転車、700cサイズのタイヤを使ってることもあり、ハンドル以外見た目ロードっぽいけど、かなりのクロス具合だ。

タイヤはロード用の700x28c。初めて見たときは「ほそっ」って思うことうけあい。操作感覚はちょっと慣れが必要かも。どぶのスチールのフタの溝にはまりそうになって、ハンドルを取られることもあるので注意が必要。でも細いとはいえ、ロード用としては標準的な細さ。

コンポはマウンテン用のSRAM。まあ変速機の違いっていろいろ乗り比べてみない限りあまり実感することはないので、単に前3枚後ろ8枚の標準的な変速ということで気にしなくていいと思う。
ギアを一番軽くするとどんな坂でも座ったまま登れるけど、軽いギアは速度が出ないしなかなか進まないので、坂が特別に楽というわけじゃない。単に降りずに登れるというだけで、きつい坂はそれなりに疲れる。
ある程度筋力があるときは、ギアはあまり落とさずにスピード出して一気に登るほうが楽な場合もある。乗鞍を攻めるような人は「シフトアップはあってもシフトダウンはない」らしいけど、そういう化け物の存在はあまり気にしなくていい。
ブレーキはミニVブレーキ。かっちり調整するとかなりの効き目なので、ママチャリのルーズなブレーキの気持ちで力一杯握ってタイヤをロックさせないように気をつけたい。速度が出るのでいざというときに効きがいいブレーキでないと危ないので、調整は固めで、普段は軽くかけるようにしたい。
標準でついてるブレーキシューはすごいカスが出るのでフレームが汚れるのが難点。とはいえすぐに取り替えるほどではないと思う。

ハンドルは当然フラットバー。ちょっと横幅が長いので切りたくなる。でも面倒なので切ってない。エンドバーも付けようかと思ったけど、とくに利点がなさそうなのでやってない。ときどきもっと前傾したくなるけど、肘のせなどをつけてもブレーキ操作するのに元の姿勢に戻る必要があるので、あまり意味がないと思ってハンドルは無改造。でもまあハンドルはこだわりでいじる人はわりといると思う。

車重は10kgちょい。荷台とかボトルケージとか付けると11kgは越えちゃうけど、まあこのクラスのクロスではかなり軽いほう。これ以上軽いのはかなり高価なロードくらいなもので、車重に関してはかなり良い部類になる。タイヤの細さと車重の軽さは、漕ぎの軽さに直接関係してくるもので、その部分に妥協がないので、かなり軽く走れる。車重が軽いのは、分解して持ち歩くにしてもよいことだ。

スタンドはついてないので壁により掛けて置くことになる。つけたほうがいいとは思うんだけど、分解して運ぶときに邪魔なのでつけてない。

乗ってみて思ったことは、ハンドル操作がちょっと独特だと思ったけど、小一時間で慣れた。漕いだ感じはもう軽いの一言。新宿から1時間とかからずに大田区の自宅まで帰宅してしまった。しかもちっとも疲れてない。
環七を飛ばすとすぐついてしまう。都内では電車で遠回りして帰るよりは直行できる自転車のほうが速い場合もあるのが凄い。こう速いと乗るのが楽しくなり、天気さえよければどこにでも自転車で行くようになった。

小物類もいろいろそろえる必要がある。まずは油をさす必要がある。556や普通の機械油でもいいけど、スプレーグリスのほうがいいということで、基本的にこれをさしているがかなり具合がいい。チェーンやホイルなどの可動部分には常に切らさぬようにしたい。
ねじ回しは当然として、あとはレンチ類。ペダルを着脱するペダルレンチ。ペダルを固定するクランクを締めるレンチが8ミリの六角レンチという特殊なものなので入手が困難。自転車専門店にも置いてなかったのにはびっくり。これはきっちり締める必要があるので、出来れば長いのを購入したい。
サドルの下につける小物入れなんかもあると便利。レンチ類やパンク修理セットなどを入れておくといいかもしれない。

夜はライトも必要。100円ショップの自転車ライトはちっとも明るくないし電池食うので、LEDライトを購入したい。3つから5つのLEDが搭載されていて2千円くらいのがいいと思う。盗まれないように着脱式のが吉。

あと重要なのは空気入れ。仏式バルブの使えるものは必須。いちおう普通のママチャリ用の英式バルブ空気入れが使えるアダプタもついてるんだけど、英式だとあまり高圧にできないので、仏式ポンプを是非買い求めたい。
普通のフロアポンプが入れやすいけど、携帯用のフレームにくっつけておくやつでも十分入る。私が使っているのは千五百円くらいで売っていた携帯用ポンプ。ダブルシリンダになっていて楽に高圧にできる。圧力は私は適当にタイヤを指で押して確認しているけど、数値で計りたい人は空気圧型付きのがいいかもしれない。
空気はわりとすぐに抜けてしまうので(といっても走れないほどじゃないけど)、週に一度はチェックして、遠乗りするときはとくに念入りにたっぷり空気をいれておきたい。

あると楽しいのがなんといってもサイクロメーター。スポークに磁石をつけて、フォークにコイル的なものをつけて、タイヤが1回転するごとに感知して速度や距離を測るもので、総走行距離や平均・最高時速も出せるし、動いているときだけ計測できるので、信号待ちなんかの時間を除外して純粋に走った時間や平均速度などがわかる。わりと高いので(4千円くらい)最初は購入を躊躇したんだけども、つけてみたらこれが楽しい。長距離ツーリングしているとペース配分にも使えてとっても便利。いい自転車を買ったら絶対につけるべき器具だと思う。

荷台は人によってあったら便利だと思う。

ミノウラ製。前のダボ穴がブレーキと干渉するので金具をひんまげてシートポストを止めるピンに固定。

自分は大荷物をのせるってほどじゃないので、バッグをゴムで固定できる普通のママチャリの後ろについてるレベルの荷台で十分。普通のマウンテン用の荷台でもなぜかダボ穴の位置が特徴的なので取り付けには工夫が必要だけど、まあつけてしまえばこっちのもの。なかなかよい荷台だった。

500ml用のは100円ショップに売ってるので、ハンドルにつけている。



あとは1.5リットルのペットボトルがはめられるでかボトルケージ。


遠出するときはサーモスの1リットル魔法瓶を使うので、これがすぐに取り出せるようにフレームに固定するための大きなボトルケージを探してきてつけた。千円くらいなのでこれはいいものを買ったと思う。

メンテについて、基本はグリスをさして空気をいれるだけでいいけども、それ以外のこともある程度知っておいたほうがいい。詳しくは上に挙げたサイトを見て貰うとして、まず最初にぶちあたるのがワイヤー類の初期伸び。
最初数週間くらいでブレーキや変速機のワイヤーが延びて思うように操作できなくなる。買った自転車屋にもっていけばタダで見てくれるけど、そんなに難しくないし、ちょっと調整するだけで直るので、是非ディレイラーとブレーキの調整は自分で出来るようになってほしい。自分でなんでもできるようになるとなかなか楽しくなってきて、さらに愛着が出てくることうけあいである。

マイチャリの写真についてはあとで追加するかも。
さて、次はいよいよ実際にこの自転車で出かけた遠乗りについて記すよ!!!

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