中国・北朝鮮の軍事力はナチス勢力が作った
拙稿「自由貿易はナチス思想」より続く。
中国とアメリカとの「自由貿易」は、兵器売買に始まる。
第二次世界大戦中、アメリカ・ナチス党を創立し、「アドルフ・ヒトラーを米国大統領にしよう!」をスローガンにしていたヘンリー・フォードは、戦後、米国大統領になる。1975年、その米国フォード政権の大統領首席補佐官であったドナルド・ラムズフェルド(現在のイラク戦争を始めた国防長官)は、国家安全保障担当の大統領補佐官であるブレント・スコウクロフト(現在の国務長官ライスの恩師)と共に、中国と米国との国交回復、貿易再開のプランを作成した。
その「貿易再開の中核は、米国製軍事技術の中国への提供」であった。
当時、中国にアメリカ大使館は無く、北京駐在アメリカ連絡事務所と言う組織が、大使館の役割を果たしていた。この連絡事務所が後に、アメリカ大使館になるが、フォード政権で、このアメリカ連絡事務所の所長であったのが、父ジョージ・ブッシュであった。
ラムズフェルドとスコウクロフト、父ブッシュは、水面下で中国とアメリカとの貿易再開の準備連絡を取り、このグループが、後の父ブッシュ政権でのラムズフェルド国防長官、スコウクロフト主席大統領補佐官と言う、権力中枢を形成する。
父ブッシュ政権とは、中国への「兵器輸出屋」の組織であった。
1975年10月、アメリカ・ナチス党の指導者であったフォード大統領が訪中。ブッシュ、ラムズフェルド、スコウクロフトの「政策プランを受け入れ」、米国はF4ファントム戦闘機のエンジンの中国への輸出を決定する。
さらに76年10月には、米国は、核兵器ミサイルの誘導に使用するコントロールデータ社のサイバー72型コンピューターの中国への輸出を決定する。
北朝鮮の核武装へとつながる中国の核武装は、こうして米国政権中枢、ブッシュ一族=アメリカ・ナチス党によって準備される。
一方、当時、最新鋭であったファントム戦闘機を中国に輸出すると、「対立する台湾と中国との軍事バランスが崩れる」と主張する父ブッシュとフォード大統領は、同年、台湾へのファントム戦闘機の輸出を決定。
それは、中国、台湾、対立する両国へ最新鋭兵器を輸出し、アジア人同士を「殺し合わせ、有色人種を減らす」、ナチス独特の軍事政策であった。