風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ひさしぶり

2017年10月03日 | 詩吟
自分の個性に有ったものと言うのは、人の判断と、自分の好みとが相反する時がある。
それでも、私のやりたいことをやると決めて続けてきて、あるとき、ふと、本当の私を見つけて、本当の私に似合ったものが、何だったのかに気が付くことがある。


そうして、避けていた道を歩み始めると、いろんなコメントが入ってきて、滅入ってしまう人、なんの!と、決めたら決めた道を進める人とがいる。

今までのイメージとは違う吟題を選び、漢詩から和歌への道筋も付け始めた人がいる。

日頃から、歌うことの好きな人は、決めたら、早いのだねぇ。歌から詠へとしっかりと転換した様子。

漢詩の表現も、まだまだ、拙いけれど、その路線へと歩み始めたらしい。

自分らしさを見つけて自覚することはとても素晴らしいことです。

何がきっかけで、変えると決めたのかは、知らないけれど、今まで会ったどの時よりも、すっきりと、要らないものをそぎ落としたように見えました。

あぁ、良いねぇ、こんな表情を見るのは。

また、和歌を得意とする人が増えたねぇ。

おめでとう。

和歌以上に情緒タップリの漢詩もあるのだから、それも、見つけて吟詠してくださいね。

流統としての、伝統を守ることも忘れず、基本をしっかり見直して、自分らしく詠えたら、これ以上のことはない。

伝え、つなぐことをする資格を取り、その立場になったればこそ、関吟の基本を押さえて、ゆるがない。それができて初めて、許される範囲で解釈をして、自分らしい吟詠をなさいませ。

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