風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ぼくはこたろう

2025年05月01日 | こたろう

                    2007年7月16日撮

             

       僕の名前は、こたろう。           
           詩吟を習っている母と名コンビです。               
僕は、今年も21才のまま。   
     母は、とっくに還暦を過ぎ古希もあっという間に過ぎました      
僕と母のつれづれを、きままに書いています
よろしく
 

 

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米田和(よねだ かず)陶芸展

2024年10月09日 | 徒然に日々のことを

黒地黒描花図壺

会期=2024年10月9日(水)⇒14日(月祝)
会場=日本橋高島屋S.C. 本館6階美術工芸サロン
時間:午前10時30~午後7時30分


         

「米田 和」 さんより案内はがきが届きました。
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田村仁美 9月 10月 カレンダー

2024年10月06日 | 詩吟
       ーよろこびを描く―
     
       黄金色に咲く 菊

大輪の菊 
菊 きく 起句  「嵐山に到らざること既に五年」

錦秋の25周年大会に発表したミニミニ構成吟は
季節外れの桜が主題でした。

私たち弱小メンバーでできるものを選ぶ時、「母」と「桜」は
主題としては強い味方でした。
筆が走りすぎるIさんの原稿を、バサリ バサリと切り落として、
時間内に納め、テーマから逸れないようにする作業は、
初めてのことでした。
心から楽しんだとも言えます。ありがとうございました。

そんな私を応援してくれたのは、パソコンの右上に
掲げているこの大輪の菊でした。
一つ一つの花弁が中心に向かって巻き上がっていく様子は、
29日に向けて歩く私たちの様です。
一人もかけることなくそれぞれが、それぞれの役割を果たして
大輪の花を咲かせました。
背景の金箔は、当日の金屏風に見えます。

重陽の節句に酒に浮かべる黄菊の時に、ここに載せるべきを
大会を終えて、やっと気持ちの落ち着いてきた遅ればせの
今日になってしまいました。

大輪の花を咲かせたと思っているのは、私だけかもしれません。
パワーを秘めた黄金の菊は、「胸に沁みてまいりますぞ」とは
当日の私のセリフ。
画からこんなにパワーを頂けるとは、初めてのことです。
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歌声ひろば

2024年10月02日 | 徒然に日々のことを
誘われて地域学習センターの歌声ひろばに参加。
童謡や昭和歌謡を貸し出される歌集を見ながら、ピアノの伴奏で次々に、
歌って約2時間。
似たような年代の99パーセントが女性の顔ぶれにぴったりの選曲でした。
そして、声楽の専門家と想像される美しい先生から、一曲終わるごとに、
「ありがとうございます」何かを付け加えてコメントされるたびに「ありがとうございます」がついてくる。
「上手」とか「いい声」ではなく「ありがとうございます」のことばに不思議
な気分になっていきました。

そして、ピアノの伴奏で歌うという贅沢も味わいました。

地声で詠うことを続けていて、いつしか、歌謡曲や唱歌などの柔らかい発声を
忘れてしまっていた私は、苦手意識に包まれていました。

ところが、今日は、比較的高い音程であるのに、裏声モドキも出せて、中音の
声の変換点も何のその乗り越えて詠っているのに、おどろきながら、どんどん
いい気分、いい声になっていきました。
 歌詞を見ながら、ほとんど間違えずに歌えた19曲!


この処、和歌、俳句、静かな漢詩を吟じる練習をし、柔らかくてしっかりと
支えられている音色を練習していた成果をそれとわからずに手にしていたのか
なあ?
不思議。不思議。
誘われると断れない友人が隣に居て、「楽しいねぇ」というと、嬉しそうな
笑顔が返ってきました。


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音響係

2024年10月01日 | 詩吟
25周年が終わって娘との電話のやりとり
   「卒業式の音響担当はね、一番報われない仕事って言われてるよ」と。
その先は阿吽の呼吸で、「お母さんもよく頑張ったね。」と、思いが伝わって
来ました。

感覚で受け取ったことを他者に伝えるのは、正確な言語能力を必要とする。と
フェイスブックか何かで読んだよね。
お互い感覚派の母娘は、正しい言語が操れなくてもほとんど過たず思いが伝わる。
私の話声しか聞こえてない夫、そうでなくても端折った物言いの私たちの会話
は、何を伝えあっているのかわからないはずです。ふふ、と、秘密の共有を
している気分になる。

そんな娘にご苦労さんと言ってもらうと、すべての懸念が流れ去って、
「すごーい」の声だけが残るのでした。

25周年当日の音響は、完璧な指示書と、的確な合図で進行しました。

音響機器にかこまれた穴倉に居ても、これまでの経験から舞台のあれこれを
想像しながら、合図のままにオン、オフを繰り返しました。

オン、オフだけの作業だから、新人さんにもできる仕事かというと、出来なく
はないが、この作業は相当に苦しいはずです。
見えない先を想像するにはあまりに経験の少ない人には、苦行でしかないから。
そういう意味で、未経験の方に助っ人を頼むことをしなかったのは、良い判断
でした。

目隠しされたも同然の今日のような作業がこれから先に無い事を祈る。

三人の音響チームがそれぞれの事情で、事前とは違う作業内容になっても、
互いの信頼と事前調査の徹底でできあがった指示書のおかげでやりおおせた
ことを我がチームは、大したもんだと自画自賛。

正直に言うと、ミスは二か所。
その1 式典の4曲目、ミスによる遅滞が起こりました。
    どれだけお腹立ちかと首をすくめていたら、「スタート時のがちがち
    の緊張がほぐれた」とのことでした! 怪我の功名と言う事に。

その2 CD№選択ミスによるもの。気が付いたらすぐに停止のお願いをして
    しっかりお詫びをした上で新たにやり直し。
    リスタートは驚かせたせいでしょう不調でした。
    すかさず「三度目の正直で」と言葉を入れたのはナレーションの方。
    おかげでその後は、スムーズに進行しました。

圧巻は何と言っても「麗しき詩吟女子」と会長とによる書道吟「山中の月」
会長が先ず題と作者をしずしずと書き始めます。
書き終わったら、会長の「エイッ!」の掛け声。
すかさず伴奏スイッチオン!という段取りです。
手に汗を握る場面。この場面は、合図係が出演しているので、芦孝先生の声だけが頼り。
座った位置で体をほぼ水平に傾け、さらに首を長くしてながめると会長の姿が
やっと見える。これで十分。
サラサラと書き下ろして行くその筆の位置を見ながらあともう少しと思われる
ところで体を戻し、こんどは、全神経を耳と指先に集中。
そして「エイッ!」の声。野田会長のご指示の通りのタイミングで伴奏の
スタートが出来たと思う。。。さて、どうだった?
終わって見ると、ここは、合図係がいたら却って一瞬の遅滞が生じたと思う。
目より耳が物をいう場面だった。

完璧な指示書であったが、現場は生き物でした。予想と現実の齟齬に対する
対処と今後の為の修正動作などを書き込んで、次へのデータとする。
これが出来るのも、その指示書が的確であったからできることでした。

信頼する誰かのために、愛する仲間のために、心から楽しんだ穴倉でした。
音量は、人が入るとかなりその体に吸収されるようで、音量の足りない場面も
有ったようです。
善意の伝達に頼らず、決まったスタッフによる音量の良しあしを告げる係は
必須でした。
30周年に向けて、良いデータともなりました。

どなたにもそんな経験はさせたくはないけれど、いろんな積み重ねで困難な
ことも楽しみに変えられる。
さて、私の知らない見えなかったところで、どんな葛藤があり、どんな知恵を
発揮して乗り越えたのでしょうね。
芦孝会チームは、ほとんど苦労話をしないメンツぞろいなので、聞こえて
こないだろうなぁ。
愚痴も修正動作も共有しましょうね。
将来の参考のためにも、愚痴はこぼした方が良いよ。

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#ミニミニ構成吟

2024年09月30日 | 詩吟
    =9月29日「創立二十五周年記念大会」の日=

夢松風・吟友草加合同チームの「母を奉じて嵐山に遊ぶ」が演じられました。

みなさん立派に吟じ、朗読をなさいました。時間にして、6分ほど。

起句を吟じるチームリーダーの落ち着いた吟詠は、練習の時よりも安定しています。
承句・結句の低音から出る二人の吟者もまごうことなくその音に突入し、
詠いきりました。
この部分は、準備段階で感想をお聞きした大方の人に難しいねとのコメントを
頂いたものです。
女性のナレーションの声を聞いて、男性が低音部からガイドなしに吟詠を
始めるというのは、確かにそうです。
教室では、女性の高い声に誘われないように、なるべく低く出ましょう。
と言いその難しさは言葉にしないことにしました。
私のセリフには、掛け声がかかるなど、観客の皆さんに好感度をもって励ま
して頂きました。
何よりもナレーターの落ち着いた朗読が全員を支えていました。
体調を崩して参加を懸念されて居た方も、ご家族の送迎にて参加されご自身の
パートを立派に吟じました。よかった!思わず目が潤みました。

嬉しいコメントがありました。何よりも吟詠が確かなものであったと言う事。
日頃「関吟流」「流統」について言及されている先生からお褒めにあずかり、
嬉しさ一入。何よりの励みとなります。
そして、何も言わず拍手を下さった先生。「難しいね」とおっしゃった方です。

皆さんご清聴ありがとうございました。

誇らしい気持ちでいっぱいです。
夢松風・吟友草加のみなさんありがとうございました。

セリフが飛んだ私をいたわり、不問に付した仲間たちありがとう!

また、明日から楽しく練習に励みましょう。


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夢松風土曜日教室にてリハーサル

2024年09月21日 | 詩吟
1週間後の東京芦孝会25周年大会の教室別発表の個別リハーサルを行いました。
夢松風火曜日教室と土曜日教室が初めて同じ場所で、練習をしました。

全部で6名が、「母を奉じて嵐山に遊ぶ」頼山陽の絶句一題だけのミニミニ構成吟
を発表いたします。
6名の参加で何ができるか?6分~7分の割り当て時間で何ができるか。
合吟ではなく、全員が一人でマイクの前に立つ。
 
絶句は起承転結と物語になっているのだから、起承転結の物語を作る。
丁度指導者の私も入れて6人という人数が、可能にしました。
ナレーター・一名
1行をそれぞれ独吟・四名(承句を吟じる人は山陽のセリフも続けます。)
最後の一人は、母役のせりふ。

仕上げをご覧くださいませ。
私たちの、精一杯をご披露いたします。
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吟友草加

2024年09月16日 | 詩吟
今日の吟友草加は、2人。
この二人は、好対照の男性二人です。
ビジターのM先輩が最近ご自身の吟詠に確信を持ち始めてきたことで、
安定感を増してこられました。
この先輩からの助言を受けて穏やかに育ってきて、Iさんは、昇段試験を
受けました。
練習では、楽に出る「七」の高さを二度も失敗しました。
体がさぼったとしか思えない失敗に、実感してないという事実を知り。
これからの大きな宿題「体で詠う、体は楽器」ということを徹底しましょう。

更に、Mさんは、私とIさんの間に立って、取次役、解説役をもして頂いて
いる感があります。
高い声が出にくかったのを克服された先輩の声の出し方、体の使い方を、
高い声が何の苦も無く出るのに、出せないという矛盾を解決しましょう。

こんな助っ人がいると言う事は本当にありがたいことです。
日本語を話す日本人どうしでありながら、男女の差なのだろうか、それとも
人生経験の違いなのだろうか、全く私の思いや指示の伝わらなかった人と、
何とか通じるようになり、最近では、「やっと先生の言っている事がわかり
ました。」などとおっしゃることがあり、そうだったんかと手を打ちました。

人数が少なくても、会員さんたちの中にいい意味の層が出来て、良い重なりを
見せてきました。

どうか、諦めず、先輩として処する楽しみを味わってください。
そして、Iさんは、先輩のいる事の喜びを感じてくださるといいなぁ。


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ペナルティ1の為に夫走る

2024年09月08日 | 詩吟
7日の江東区亀戸文化センターにて吟詠鑑賞中、スマホに「勤労会館」から電話。
一瞬で、その意味がわかった。

第一土曜日の今日は、いつもなら、夢松風土曜日の日である。
三か月前のお稽古の時、お休みにしても良いですかと問うと、言い淀みながら
発表会ならと、了承してもらいました。
聞くまでもなく、今吟詠にのりのりになっているときだから、ほんとうは
練習をしたいはず。
それでも、ごめんなさいと「ことぶき」への出場を決めエントリーをする。
心に引っかかりを持ちながらだったので、やむなく予約取り消しをした。。。
つもりだったのだ。
練習をしたい気持ちが強いので、もしかの時は練習ができるかもと、優柔不断
で居たために起こったこと。

使用時間終了の4時までに使用料を払わないと「ペナルティ1」が付く。
「1」では、まだインターネット予約の権利は残るので、支障はないからと
職員の方に言われたのだが、出来るだけのことをしますと言って電話を切る。
頼みは夫のみ、「ペナルティなんかどうでもよい。要するに4時までに使用料を
払いに行けばよいのだね。」と物分かりが良くあっという間に電話が切れた。
事、詩吟に関しては皆まで聞かずとも何の問題もなく了解してくれる。
昨日のお酒の席での殿方には、「朝からこんなに長い時間家を空けて大丈夫か」
と尋ねられ、「ハイ、詩吟では何の問題もありません。」と答えるシーンがありました。

帰宅後夫は、「これで二度目だから、迷わず到着して、ちゃんとお詫びとお礼
をして料金を払ったからね」と、「ありがとう」の催促。
あっ!「ありがとう」これを忘れてはいけない、催促されるのは初めてかも。
夫は、馴染でない人との会話は、苦手なのだ。
いろいろと聞かれそうになったのかな?それで、催促したい気になったの
だろう。

そういえば、この用件は二度めだなぁ。前日に急用発生でキャンセルしたこと
があったなぁ。
その時は前日だったから、7時までにと言われて、やはり、夫を始めての場所
へと走らせたのだったねぇ。
           ありがとう。感謝。

ゆっくり考えてみる。やはり、お稽古は休みたくないのである。
月に二度しかなく、この処体調不良で休みがちでもあった土曜日メンバーだから余計にね。
さて、来年も予定が発表されて、第一土曜日だった。
前後の様子を見て、しっかり考えるとしよう。

ただ、しっかり考えて、きちんと決める。誰も惑わせることのないように。
何よりも、私が、迷わないこと。惑わないこと。

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ことぶき吟剣詩舞の集い 9月7日(土)

2024年09月08日 | 詩吟
70歳以上の出場権のある詩吟の会。
コンクールではないので、緊張はしても伸びやかな吟詠を聴くことが出来る。
今年は、静かな吟題を選んだので、元気印の吟詠を封じる練習を始めました。
いつもにない事に挑戦しているので、なかなか詩を覚えられず、詩を見て
吟詠をすることにしました。
かつて知り合いに作って頂いた2枚の内赤い方の台紙を選びました。
作って頂いたときのことを思い出し、正しい持ち方で堂々と持つがよいとの
教えを胸にして、罪悪感なしに吟じられました。
           ありがとう、お陰様。

せっかくの尺八の伴奏ですから、余計にマイペースでした。2分軽く超えた吟
だったと思う。
       「山間の秋夜」 眞山民作  転句の譜№は18番

自分のことはさておき、長壽吟詠(88歳以上の部)の吟詠にはいつも感動します。
豊かな声量に驚き、ここまで長く続けてこられた秘訣は何?とお聞きしたい。

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