日本証券業協会FactBook2011
株式の売買高の推移(1日あたり) 2007年がピーク
公社債の店頭売買高の推移 2007年がピーク pp.5,19 大半は国債取引
中長期国債等 | 短期国債等 | 国債計 | ||
2006 | 9,153兆円 | 77% | 20% | 97% |
2007 | 12,096兆円 | 77% | 21% | 98% |
2008 | 11,288兆円 | 75% | 24% | 99% |
2009 | 8,563兆円 | 63% | 36% | 99% |
2010 | 7,553兆円 | 64% | 35% | 99% |
公社債の発行額 国債が中心pp.6,20
株式年間売買統計(東証)
東証一部の年間売買代金(端数切捨て)
2006 644兆3,087億円
2007 735兆3,335億円
2008 568兆5,387億円
2009 368兆6,797億円
2010 354兆5,987億円
各年の公社債店頭売買高の規模は2006年14.2倍。2007年16.5倍。2008年19.9倍。
2009年23.3倍。2010年21.3倍。2009-2010年の平均は21.5倍。
TSE Fact Book
ここで東証の長期統計などを確認できる。
財務省 債務管理レポート2011 保有者の構成 国債の年限の構成などが判明する。
また流通市場のところで現先取引 債券貸借取引の説明がみられる。
現先取引統計 日本証券業協会
現先取引 債券担保現金取引 買戻し条件付きの売付け:実質的には資金調達
月末残高 | 債券dealer 売付 | 外国人売付 | 債券dealer 買付 | 外国人買付 | |
2011年7月 | 168,298 | 106,933(63.5%) | 54,123(32.2%) | 54,375(32.3%) | 65,612(39.0%) |
2011年8月 | 202,347 | 134,064(66.3%) | 56,813(28.1%) | 56,979(28.2%) | 93,910(46.4%) |
2011年9月 | 167,301 | 105,992(63.4%) | 48,087(28.7%) | 48,255(28.8%) | 71,352(42.6%) |
債券ディーラーdealerが資金の取り手の中心であること 単位:億円
資金の出し手の中心は外国人 市場に銀行の姿はまばら。
資金調達取引とされる
債券貸借取引 日本証券業協会
債券レポ取引とも ほとんどが現金担保債券取引 わずかだが無担保債券取引もある 1989年5月に導入
債券を貸す側が担保に現金を受けて資金調達をしている。債券を借りる側は資金を貸している。担保の現金を
差し入れることで資金を貸している。
月末残高 | 債券dealer 借入 | 信託銀借入 | 債券dealer 貸付 | 信託銀貸付 | |
2011年7月 | 655,865 | 186,265(38.4%) | 191,948(29.3%) | 389,910(59.4%) | 90,416(13.8%) |
2011年8月 | 763,811 | 247,479(32.4%) | 194,478(25.5%) | 425,977(55.8%) | 100,163(13.1%) |
2011年9月 | 720,959 | 249,814(34.7%) | 183,668(25.5%) | 348,742(48.4%) | 110,870(15.4) |
債券dealerが資金の取り手であること。動いているお金は現先市場のおよそ3倍。単位:億円。
金融機関が資金出し手の中心の取引で、信託銀行が半分出している。
しかし純粋に債券取引もある。とくに無担保債券貸借は、完全に債券の貸借である。
このような債券を使った資金調達が、銀行・非銀行を問わずとくに債券保有の
金融機関の、資金調達の一つの方法となっている。とくに債券dealerがこの方法を活用している。
また資金の出し手にとってこれらは資金運用の一つの方法になっている。
国際収支 財務省
経常収支 黒字基調 所得収支の黒字が大きい
資本収支 証券投資が大きい 地域別の内訳を検討する
対外 アメリカ ヨーロッパ への投資が大きい
対内 イギリスからの投資が大きい
最近、日本の国債の大きな資金流入があることを改めて確認する
資本収支 ジェトロ
四半期統計で地域別直接投資を確認する 北米との結びつきを改めて確認する
金融の基本 銀行の基本 預金者保護 など:全国銀行協会
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