脚下照顧

いつかあの空の彼方へ

もうすぐ9ヶ月

2011年12月03日 | Weblog

そもそも安全な食べものなどない。

民度が低い日本で、
汚染度が低い食品の買い占めが起こらないことも、
認識の低さの現れ。

福島の破局と棄民政策を目の当たりにして、
この期に及んで「知らないわからない考えたくない」ととぼけている、
薄々テレビ新聞を疑ってはいるが何も動こうとしない、
そんな大人は慾に塗れて被曝していればいい。

思うことはただ一点、子供への被曝を何とか減らしたい。

先日、ある保育園ヘ出向いて園長らと話す。
「子供の身体のことを考えている」と、
お為ごかしの言い訳をいう彼らもまた、
子供へ途轍もない量の被曝を強いる国の犯罪に加担する、
どこまでも盲従諦観したまま子供を犠牲にする強欲さを改めない無意識の共犯者でした。
園児達を思うと何とも言い様がない。
日本中の保育園幼稚園学校がこんな有様であることは自明。

別の日、何人か顔見知りである小さい子供を持つ母親と話す。
「お子さんが被曝しているのご存知ですか」と尋ねはじめ、
客観的科学的情報を元に説明した。
案の定、母親達は安心デマを信じ込み、
自分の子供は安全で大丈夫だと思いこんでおり、
事実を知らされて驚きの反応を示していた。

白血病多発の噂も頻発しはじめた。
もはやチェルノブイリ以上の被曝は厳然たる事実。
幼ければ幼いほど弱ければ弱いほど病苦に苦しめられる子供がどれだけ大勢現れるか誰にもわからない。

遅過ぎるとはいえまだ間に合う手立てはある。

聞く耳を持っている保護者など個別に地道に伝えていくしかないのか。