脚下照顧

いつかあの空の彼方へ

プロ野球も「外部理事」を入れろ

2010年07月31日 | Weblog
雄星“清原2世”へ?デーブ解雇騒動で球団の悪質露呈(夕刊フジ) - goo ニュース

他球団の2軍コーチは「デーブは何が悪いの? 罰金はどこのチームにもあるし、暴行なんて楽天やロッテはボコボコにやっている。自主練習で罰金もメジャーリーグじゃないんだから、それくらいやるのは当たり前」と、今回の処分に首をかしげるばかり。

野球道「健在」。
どこの「土人」の国だよ。

蠅は腐敗に慣れているから肥だめの様子を克明に描写。

三宅久之的官報複合体の開き直り頬被り隠蔽

2010年07月28日 | Weblog


http://www.the-journal.jp/contents/ny_kanehira/2010/07/wikileaks.html より転載

内部告発サイトWikiLeaksが史上最大規模のアフガン戦争秘密文書を暴露した
↑ 史上最大規模の秘密文書を暴露したWikiLeaks
 http://wikileaks.org/wiki/Afghan_War_Diary,_2004-2010

 WikiLeaksと言えば、今年の4月に、米軍のアパッチ・ヘリが2007年に行った地上のイラク人たちへの無差別攻撃映像を暴露したことでも知られている内部告発サイトだ。創設者のひとりジュリアン・アサンジ記者らの地球規模でのラディカルな活動ぶりは、既成ジャーナリズムの退潮を尻目に、金儲けビジネスとは袂を別った<ジャーナリズム精神>が果敢に生き続けていることを示したと言っても過言ではない。大体、あの米軍ヘリからの攻撃映像を、既成のメディアは紹介することさえビビったのだから。

 そのWikiLeaksが7月25日の夜に、アフガニスタン戦争に関する9万1731点(2004年1月~2009年12月)に及ぶ米軍の秘密文書を入手し、サイト上で公開した。世界の軍事史上、これほどの分量の秘密指定文書が漏出したのは初めてのことだ。かの有名なベトナム戦争に関するペンタゴン文書事件(1971年)も、エルズバーグ博士らによって持ち出された文書の量は7千ページだったから、今回のリークの規模の凄まじさがわかるというものだ。オバマ政権のジョーンズ安全保障担当補佐官は、早速このリークについて「アメリカ国民と同盟国国民の生命を危機に陥れる、我が国の安全保障を脅かすものだ。(The United States strongly condemns the disclosure, which could put the lives of Americans and our partners at risk and threaten our national security.)」と強く非難する声明を発表したというが、戦争の実相が国民に知らされていないことの罪はどうなるのだ、という反論が誰にでも思いつくというものだ。                   
 で、問題はその中身である。実に興味深いのは、ニューヨークタイムズ、イギリスのガーディアン、それにドイツの雑誌シュピーゲルの3大メディアが、事前にこの秘密文書へのアクセスをWikiLeaksから許され、その信ぴょう性についてのかなりの分析・調査を行った末に、今日(26日)になって一斉に報じたことだ。ニューヨークタイムズの記事は1面トップの長大な記事であり、実に詳細な報告となっている。僕はまだ全文を読み通していない。何しろものすごく長大な記事なのだ。だが、暴露された秘密文書によれば、アフガン戦争の内実は、これまで国防総省などによって記者会見などで公式に伝えられてきた状況より、一層壊滅的(devastating)であり、一般市民の犠牲者が出た事例でいまだ公表されていないケースが多数あるのだという。また、パキスタンの情報機関(ISI)が密かにタリバン側と接触して、反米武装蜂起に協力していたり、「第373特殊部隊」という秘密部隊が、タリバン要人暗殺に従事したという記述もある。この「第373特殊部隊」は、学校施設への攻撃で、6人の児童を巻き添えにした事実もある(これも未公表)。さらには、タリバンが高性能の地対空ミサイル「スティンガー」のような武器を使用して米軍の輸送ヘリを撃墜した事実も記されている。あまりにも長大な文書量で何を中心に報じるべきなのかがまだわからないのが正直なところだ。だが、今回の暴露によって明らかになった重要な事実のひとつは、被害者数の実数である。文書がカバーする2004年から2009年までだけでのアフガン戦争での被害者数は、敵性戦闘員=1万5506人、アフガニスタンの一般市民=4232人、アフガニスタン国軍=3819人、NATO軍(米軍含む)=1138人となっている。現在はもちろんもっと数字は増えている。この6年だけで1万5千人以上の敵を殺し、一般市民も4200人以上が死んでいたとは。つまりアフガニスタン側の死者の5人にひとりは市民だったわけだ。これがコラテラル・ダメージ、軍事用語でいう「付随的被害」というやつなのだ。

 現在のアメリカで、もっとも良心的な報道番組のひとつエイミー・グッドマンの「Democracy Now!」は、さっそく26日の放送で、この文書リークの衝撃の大きさを、エルズバーグ博士や従軍報道のプロ、スティーブン・グレイ記者、戦争政策に抗議して辞任した国務省の元高官らとともに時間をかけて報じていた。スティーブン・グレイ記者のインタビューに答えていたジュリアン・アサンジは「アフガンでの幾千もの戦闘行為は戦争犯罪の証拠によって裁かれ得る。(Thousands of U.S. attacks in Afghanistan could be investigated for evidence of war crimes.)」と語っていた。ノーベル平和賞の受賞者バラク・オバマ大統領の真価は、この戦争を結局どのように導こうとしているのかにかかっている。

 日本の新聞やテレビのこのリークに関する報道はどうなのだろうか? 気にかかるところだ。ちょっと見たら某新聞のオンライン版に、こんなくだりがあった。「米世論の厭戦気分に拍車をかける恐れもある」。そうか、恐れか。恐れ入った。

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http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-16453320100727より転載

米軍のアフガン機密文書流出、オバマ政権は火消しに躍起
 [ワシントン 26日 ロイター]

 アフガニスタンの軍事作戦に関する米軍の機密文書がネット上で大量流出した問題で、米国民の間では、アフガン戦略への懸念や厭戦ムードが一段と高まる可能性がある。これに関しオバマ政権は26日、同盟国であるパキスタンとの良好な関係をあらためて強調するなど、火消しに躍起となった。

 内部告発サイト「WikiLeaks(ウィキリークス)」は先に、パキスタンが米国から年間数十億ドルの支援を受け取りながら、反政府勢力タリバンを陰で支援しているとする証拠文書など9万点以上を公表していた。

 ホワイトハウスは、今回の情報流出について、米国の安全保障上の脅威となる可能性があると指摘。ギブズ大統領報道官は「米国民の安全を日々守っている人々に対し、非常に大きな潜在的な脅威を及ぼす」とコメントした。

 米国防総省も、機密文書の流出は「犯罪行為」だと強い調子で非難している。

 また、クローリー国務次官補(広報担当)は「こうした文書の多くは数年前のもので、すでに修正されたり、修正中の過程である状況や各種事情を反映している」と述べた。


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「優れたジャーナリズムは、本質的に物議を醸すものだ」

「権力者の横暴と戦うことこそ、優れたジャーナリズムの役目。そして権力というものは、挑戦されると決まって反発するものだ。つまり、物議を醸している以上、情報公開は良いことなのだ」

http://www.afpbb.com/article/politics/2743297/6012826 より転載

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中村さんの活動が実るような、「まともさ」に繋がることを祈る。