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チェリーリップクリーム

2008年01月19日 23時46分17秒 | キレイのために
ゆずみつリップクリームがなくなってしまったので、新しいリップクリームを開けましょう。最近は、肌を傷める成分を含まないか、含んでいても量が少ない化粧品を探しています。リップクリームに限らず、基礎化粧品もメイク用品もこの方針で選んでいます。しかし、店頭で成分表示を見ただけではどの成分が肌を傷めるのか分からないので、とりあえず買ってきて家で調べるという手順を踏んでいます。

cosm002.jpg: Savexリップバーム

今度のはSavexリップクリーム。7g入り514円でした。ふたには、さくらんぼが描かれています。さくらんぼの香りがするのでしょうか。アメリカ製というのが少し気がかりです。

台紙の裏面に表示されていた成分は、ワセリン、ラノリン、マイクロクリスタリンワックス、カンフル、メントール、サリチル酸、香料。台紙には書かれていませんでしたが、容器の側面には「Color/Couleur」と書かれており、着色料も配合されていることが分かります。

成分を調べてみましょう。

ワセリンは、皮膜を作って肌を保護する働きをします。界面活性剤ではなく、肌を荒らすことはないとされています。

マイクロクリスタリンワックスは、石油から精製されるワックスの一種です。

ラノリンに乳化作用がありました。つまり界面活性剤です。

サリチル酸についても調べてみましょう (以下、All About コスメ・ビューティ用語集」より引用)。
サリチル酸とは、医薬品としては初めて合成された有機化合物の一つであり、かつては解熱、鎮痛作用に使われてきた薬品である。

サリチル酸には、高い防腐殺菌効果があるが、局所刺激性が強い。そのため、サリチル酸及びその塩類が、化粧品の表示指定成分になっている。ニキビの原因となる菌類を抑制し、古くなった角質を溶解するはたらきがある。サリチル酸は、水にとけにくく、エタノールで溶解しているため、刺激が強く、敏感肌の人は注意のこと。サリチル酸の酸度 (pH) そのものは、濃度30%でpH1.7と胃液などに近い強酸である。近年は、溶剤をエタノールではなくマクロゴールという低刺激のものも使われている。


水に溶けにくいことから、サリチル酸は界面活性剤ではなさそうですが、刺激性があるんですね。ラノリンも界面活性剤だったし、あんまりいい成分が入ってないなぁ。

とりあえず使ってみよーっと。

容器を取り出してみると、上ぶたが容器本体と少しずれています。細かいところを気にしないところが、いかにもアメリカ製って感じ。

ふたを開けてみると、強烈な香料のにおい。ふわっとしたグラデーションのある香りではなくて、チューブから出した絵の具をそのままべったりと塗りたくるようなにおいです。さくらんぼだか何だか分かりません。

テクスチャーは固めで、こすり取るようにしないと指に取れません。

ラノリンとサリチル酸が配合されてて、香りも悪い、テクスチャーもいまいち。テンション下がっちゃった。