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鳴門・高松旅行記・11 (薄暮)

2005年10月25日 18時56分25秒 | 小さな幸せ
バスを待ちます。発車時刻は夕方の5時10分でしたが、発車時刻のことを忘れて遊んでいたら、発車時刻を少し過ぎてしまっていました。せっかく架橋記念館のおじさんが路線バスの時刻表をくれたのにね。バス停の前にある売店はとっくに閉まっていて、ときどき車が走り抜ける音が響き渡る以外は静まり返っています。

もうちょっと早くバス停に来ればよかったのでしょう。もう一度展望台に戻って、薄暮の空に浮かぶ大鳴門橋をカメラに収めてきましょうか。しかし、展望台に戻るには、山肌を削って縫うように造られた階段を登っていかなければなりません。すっかり日が落ちて暗くなった今、うっそうとした林の中を抜けていくのも怖いものです。

おとなしくバスを待ちます。ひたすら待ちます。ホテルに入るのが少し遅くなってしまいますが、仕方ありません。タクシーを呼べば早くホテルに入れるでしょうが、文字通り桁違いの料金を請求されてしまうでしょう。

予定としては、夜6時には夕食に出たかったんです。6時に食事に出て8時までにホテルに戻ってお風呂に入って10時に寝る。しっかり食べてたっぷり寝て、体力を維持して楽しく旅行したいもの。でも、次のバスが6時10分発ですから、食事に出るのが30分くらい遅くなるのは覚悟しないといけません。バスを逃してしまったのですから仕方ないでしょう。

周りを蚊がブンブン飛んでいます。一箇所にじっとしていると蚊に襲われるので、ときどき場所を移動しなければなりません。

移動して発見しました。

tabi0035.jpg: 鳴門公園バス停からの夕焼け

山の向こうに沈みかけた夕日が雲を赤く、空を青く染め上げています。

tabi0036.jpg: 鳴門公園バス停からの夕焼け

大鳴門橋から伸びる高速道路が頭上を通っています。ときどき大型トラックがフォーンと風を切って走り抜けていまきす。

こんな景色が見れるなら、バス待ちも悪くない。



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