米軍の新制式拳銃にSIG P320が決定したようです


コレには2つの思いがありますね
猿の恩返し(笑)と言うか
1985年に米軍はBeretta92FをM9として制式採用されます
コレが悶着の多かったトライアルで
SIG226が優勢と伝えられていたんですけど
ベレッタに軍配が上がりました
これは明らかに政治的な配慮でイタリアに基地をおき続けるため
とか
SIGよりもBerettaの方が安かったからだ
とかいまだに言われ続けています
コレに関してはm、ワタシは異論が山のようにあります
入札価格に関しては、国際出版のGun誌のレポーター
Turk高野氏がSIGに対して取材をして、P226の入札価格の方が
5$安かったことが判明しています
ではなぜ、ベレッタが採用されたか
米軍では1978(空軍のみ)、1981,1984
ベレッタを参加させてトライアルを繰り返して、
2回該当無しで終わってるんですが
そのたびにベレッタに改良を促してまして
コレベレッタ採用ありきでトライアルやってるじゃん
NATOとの連携から9X19の採用は不可避なんですが
なんかどうしてもベレッタを採用したいと言う意志のようなものを
トライアルの経緯を見ると感じます
で、今回は30年前はごめんね、性能は同等だしやすいけど
ほら、経緯が経緯だったから採用できなかったのよ
今回借りを返すわ
と言う感じ
前回のベレッタに対する執着はなにに起因するのか
を考えると
米軍がこだわっていたものと言うのが見えてきます
このこだわりってのはラーメン屋や寿司屋を賞賛するときに
誤った用法で使われる「こだわり」ではなくてほんとの意味のほうね
それは
米軍には5in信仰がある
1984年のトライアルでも
今回のXM017でも
ほかのメーカーは、民生用の製品がベースになっています
で民生品というかポリス用は4in前後が主流なんですね
ベレッタ92は125mmで5in 119mm(Vertec)
SIGP226は112mmで4.4in
S&W M39系は102mmでほぼ4in
今回のトライアルでは
グロック17で114mmで4.4in
S&WのMPで107mmで4.25in
ところがSIGP320はフルサイズ版で119mmで4.7inともっとも長く
M1911の127mmにもっとも近いものです
米軍の発表に間違いがなければ
採用するのは

フルサイズとサブコンパクト

細部はこんな感じで

こんあ光学サイト付きモデルもあります
P320 を見たときにフルサイズと言うのは
警察/セルフディフェンス用としては
あまりに大きいし、競技用として用途があるとは思えない構造なので
ハテと思っておりました
コレアレじゃないですかね
米軍"30年前は悪かったな、今度は採用するよ"
S社"ハイ分かりました、どんなのが良いですか"
米軍”まさかP226をそのまま採用するわけには行かないしなぁ
本音言うとグロックみたいなのが良いんだよね
銃身は5inくらいがいいなぁ”
S社”分かりました”
まあこんな会話はなかったと思いますが(笑)
経緯としてはそんな感じなんじゃないですかね
銃身は記号は5in そうでなければ4.5in以上をなんとしてもキープ
P320は4.70inだから
0.3in短くなるのに1911年から106年かかっているわけですね(笑)
ほかの国々は民生品のスタンダートとも言うべき4inクラスをそのまま
軍用として採用してるんですが米軍だけは違いますねぇ
まあ米軍の制式拳銃はNATO各国の拳銃採用にも影響を与えますし
最大のマーケットの米国での影響がすごく大きいんですよね
ベレッタ92は市販品がSIG P226より安いので
入札価格が高かったのに安物呼ばわりされて
気の毒としか言いようがないです
米軍は拳銃で戦争しようと考えている唯一の軍隊だ
という言葉がありまして
自衛用と言うよりは戦闘用と言う意味合いが濃いようです
やっぱ、モロ族に対する恐怖っていまだにあるんでしょうか
で、P320市販品は$750くらいなんですが
入札価格と言うか米軍納入かかくっていくらくらいなんでしょうね
28万丁+αですからたぶん思い切った価格が出てますよね
総額予算が480億円とも600億円とも言われております
これにポリスや民生用の売り上げを見込みと
SIG本体が銃器部門を手放したのは失敗だったんじゃないですかね


コレには2つの思いがありますね
猿の恩返し(笑)と言うか
1985年に米軍はBeretta92FをM9として制式採用されます
コレが悶着の多かったトライアルで
SIG226が優勢と伝えられていたんですけど
ベレッタに軍配が上がりました
これは明らかに政治的な配慮でイタリアに基地をおき続けるため
とか
SIGよりもBerettaの方が安かったからだ
とかいまだに言われ続けています
コレに関してはm、ワタシは異論が山のようにあります
入札価格に関しては、国際出版のGun誌のレポーター
Turk高野氏がSIGに対して取材をして、P226の入札価格の方が
5$安かったことが判明しています
ではなぜ、ベレッタが採用されたか
米軍では1978(空軍のみ)、1981,1984
ベレッタを参加させてトライアルを繰り返して、
2回該当無しで終わってるんですが
そのたびにベレッタに改良を促してまして
コレベレッタ採用ありきでトライアルやってるじゃん
NATOとの連携から9X19の採用は不可避なんですが
なんかどうしてもベレッタを採用したいと言う意志のようなものを
トライアルの経緯を見ると感じます
で、今回は30年前はごめんね、性能は同等だしやすいけど
ほら、経緯が経緯だったから採用できなかったのよ
今回借りを返すわ
と言う感じ
前回のベレッタに対する執着はなにに起因するのか
を考えると
米軍がこだわっていたものと言うのが見えてきます
このこだわりってのはラーメン屋や寿司屋を賞賛するときに
誤った用法で使われる「こだわり」ではなくてほんとの意味のほうね
それは
米軍には5in信仰がある
1984年のトライアルでも
今回のXM017でも
ほかのメーカーは、民生用の製品がベースになっています
で民生品というかポリス用は4in前後が主流なんですね
ベレッタ92は125mmで5in 119mm(Vertec)
SIGP226は112mmで4.4in
S&W M39系は102mmでほぼ4in
今回のトライアルでは
グロック17で114mmで4.4in
S&WのMPで107mmで4.25in
ところがSIGP320はフルサイズ版で119mmで4.7inともっとも長く
M1911の127mmにもっとも近いものです
米軍の発表に間違いがなければ
採用するのは

フルサイズとサブコンパクト

細部はこんな感じで

こんあ光学サイト付きモデルもあります
P320 を見たときにフルサイズと言うのは
警察/セルフディフェンス用としては
あまりに大きいし、競技用として用途があるとは思えない構造なので
ハテと思っておりました
コレアレじゃないですかね
米軍"30年前は悪かったな、今度は採用するよ"
S社"ハイ分かりました、どんなのが良いですか"
米軍”まさかP226をそのまま採用するわけには行かないしなぁ
本音言うとグロックみたいなのが良いんだよね
銃身は5inくらいがいいなぁ”
S社”分かりました”
まあこんな会話はなかったと思いますが(笑)
経緯としてはそんな感じなんじゃないですかね
銃身は記号は5in そうでなければ4.5in以上をなんとしてもキープ
P320は4.70inだから
0.3in短くなるのに1911年から106年かかっているわけですね(笑)
ほかの国々は民生品のスタンダートとも言うべき4inクラスをそのまま
軍用として採用してるんですが米軍だけは違いますねぇ
まあ米軍の制式拳銃はNATO各国の拳銃採用にも影響を与えますし
最大のマーケットの米国での影響がすごく大きいんですよね
ベレッタ92は市販品がSIG P226より安いので
入札価格が高かったのに安物呼ばわりされて
気の毒としか言いようがないです
米軍は拳銃で戦争しようと考えている唯一の軍隊だ
という言葉がありまして
自衛用と言うよりは戦闘用と言う意味合いが濃いようです
やっぱ、モロ族に対する恐怖っていまだにあるんでしょうか
で、P320市販品は$750くらいなんですが
入札価格と言うか米軍納入かかくっていくらくらいなんでしょうね
28万丁+αですからたぶん思い切った価格が出てますよね
総額予算が480億円とも600億円とも言われております
これにポリスや民生用の売り上げを見込みと
SIG本体が銃器部門を手放したのは失敗だったんじゃないですかね