Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 9/17 中秋の名月

今更ながらWindows10へアップグレード

2021-05-02 17:26:00 | 撮影機材

3月末までAstroArts社にて「ステラショット2」というPC用ソフトが期間限定で特価販売されてたんで、
期間ギリギリに駆け込みで衝動買いしていました。

コレは赤道儀を使った望遠鏡視野/写野への天体自動導入機能+オートガイド(天体追尾の精密補正)機能
+撮影カメラ制御機能の全てを併せ持つという、天体撮影には至れり尽くせりの統合ソフトなんです。
で、日常的に使用しているPCとは別に、天体撮影時に使っているノートPCがあり、それにインストール
するつもりでいました。そのPCのOSはWindows7(32bit)のままで、Microsoftのサポート終了後もスタンド
アローンで使うからイイやと完全に割り切って、OSのアップグレードなど考えてなかったんですけどね、
「ステラショット2」は残念ながらWindows7には導入不可とのことでOS更新が必要となり、GW突入を機に
一念発起し、最新のWindows10pro(64bit)へ入れ替えることにしました。更新の所要時間は結構かかるよう
なんですが、ステイホームの5連休は時間的に余裕があるんで、良い機会だなって思ったわけです。

当該PCは約4年半前に購入したDELL Latitude E5250で、元々Windows10proのライセンス済みPCに対して
ダウングレード権行使によりWindows7がプリインストールされた特注モデルになります。
まずは手持ちの外付けHDD(WD製)に個人データファイルを保存。一応、Windows7のドライブイメージも
付属の"Acronis True Image WD Edition"を使ってバックアップし、復元できるようにしておきました。

次いでWindows7を起動した状態で、Microsoftのサイトにある「Windows10 のダウンロード」ページから
「ツールを今すぐダウンロード」のクリックで更新プログラムをDLしてアップグレードを開始。
前述のとおり結構時間がかかるのはある程度覚悟してましたが、待つこと2時間半以上。進行%表示から
もうすぐ終わると思ったところで、画面上に無常なメッセージが・・・

 Windows 10 をインストールできませんでした

え゙ー、何それー、ウソでしょ? 時間的余裕はあるけど、随分と待たされた挙句に、そんな殺生な・・・
無常な文言の下に表示されたエラーコードみたいなのを見ると"0xC1900101 - 0x30018"となってます。
ネット検索すると割とよくある現象らしく、更新する前にウイルス対策ソフトを削除しておくとか、
接続中のUSBデバイスを外すなどの各種対策法がある模様ですが、どうやら原因は1つに絞れないみたい。
それらの中でも一番有効そうな方法としては、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」設定をやめて、
「個人用ファイルのみ引き継ぐ」という選択で更新するのがイイらしい。
Windows7で導入済みだったソフトをWindows10でそのまま使おうという考えが浅はかだったのか?
で、アップグレード失敗後はWindows7の正常起動状態に戻ったんで、引き継ぐものを変更して再試行。
すると今度は5時間近くかかったものの、何とかアップグレードに成功。
ところがWi-Fiのネットワーク動作が不安定で、各種ハードウェアの最新ドライバのDL等でコケまくり、
動作環境を整える段階で匙を投げました。これはもはやクリーンインストールをやるしかなさそう。

ということで、日常使用のPCを使ってMSのサイトからMedia Creation ToolをDLしてインストール用
メディアを作成し、それを使って導入する方法を検討。しかーし、ここでちょっとした問題が発生。
Latitude E5250にはDVDドライブが無く、USBメモリーをインストール用メディアに仕立てるしかなく、
それに必要な容量は8GBとのこと。でも、ウチにはそんな大容量なUSBメモリーは無く、4GBが最大で
残念ながらダメでした。近くの家電量販店のワゴンセール品でも物色して安価なUSBメモリーを新たに
買ってもいいんですけどね、半分冗談で手持ちのデジイチ用SDHCカード(32GB)とUSBカードリーダーを
代用してみたら、メディアからの起動ができたんで、ラッキーと思ってクリーンインストールを開始。
ところがまたしても失敗に終わります。今度はまた別な問題で、どうやら事前にインストール先のSSD
に対しMBRからGPTへの変換っていうのが必要であることが判明。
Windows10インストールメディアに入っているディスク管理ツールを使って変換しますが、その作業で
PCメーカー出荷時へ戻すためのリカバリ領域(約10GB)も思い切って初期化しちゃいました。
また2時間以上要してやっとクリーンインストールに成功。今度はWi-Fiネットワークの動作もOKな感じ。
何だか諸々知らないことやら慣れないことばかりでストレスを感じましたが、少し勉強になりました。

ちなみにPCメーカー提供の参考サイトは次のとおり。

Windows10初期化方法
ハードドライブの MBR から GPT への変換

で、「ステラショット2」の導入も無事完了。こちらはインストールDVDの容量が1GB未満だったんで、
手持ちのUSBメモリーに落として導入できました。ちなみに導入直後のバージョンは2.0dでしたけど、
AstroArts社のサイトへアクセスして最新版である2.0gをDLし、アップデートも問題なく行えました。
動作チェックには複数機器の接続が必要なので、また後日ということになります。


ウイルス対策ソフト

2021-05-01 17:11:27 | きまぐれ日記

新型コロナウイルス対策に関する記事ではなく、コンピューターウイルス対策についての話です。

セキュリティソフトの定番中の定番である「ウイルスバスタークラウド」を長らく使ってきましたが、
4月いっぱいで有効期間が終了となりました。と言うより一旦終了させました。
昨年11月あたりからPC画面上に更新を勧める表示が出てきたり、メールや郵便物などでも更新案内が
嫌っていうほど届いてましたが、今回は通常更新を見送った恰好になります。
理由は更新料金が高いためです。以前は勧められるままに更新しましたが、デジタルライフサポート
なんていうものがいつの間にか付いた契約をさせられた感があり、これまでの有効期間中にそんな
サポートを利用することなど一切無く、無駄な費用がその分かかってるなぁーって気がしてました。
幾度となく届いた更新案内には、当該サポートを外す選択肢は無く、今後も使うかどうかわからない
権利を引き摺ったままで契約更新するのはちょっとどうかなぁーと思った次第です。

で、調べてみたら、通常パッケージ版を新たに購入した方が間違いなく安上がりであることが分かり、
Amazonで安い時にDVDパッケージ版を買っていました。

有効期間切れとなった時点で、ソフトのアンインストール→DVDから新規インストールが必要だろうと
思ったら、そんな面倒な作業は不要で、ソフト起動時に現れる期限切れ表示のオプション2の空欄に
新規購入したパッケージのシリアル番号を入力すれば、そのまま継続して使えることが判明。

実際、メーカーサイトにもそのようなことを記載したページがありました。

ウイルスバスター クラウド シリアル番号を確認・変更するには

あとはシリアル番号変更後に表示される画面上で保護機能を有効化するだけでOK。

新規購入品のDVDは一切使わなくて済むのは便利ですが、何か資源を無駄にしてるように感じます。
SDGsが叫ばれる中で、そういう選択をしたオマエが悪いって言われれば、返す言葉がありませんが・・・
実は、「オンラインコード版」っていうシリアル番号だけを購入できるような商品もあるらしく、
それだとDVDメディアの配給無しで継続使用が可能だったりするようですが、通常パッケージ版よりも
高かったんで選びませんでした。個人レベルで「持続可能なフトコロ目標」っていうのもあるんでネ。

ちなみに、デジタルライフサポート付き契約の更新について問題視している人は少なくないようで、
メーカーサイトにこんなページもあったりします。

デジタルライフサポート プレミアム無しでのウイルスバスター更新について