Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 7/16未明~明け方 天王星と火星が大接近

♪ Who do you love ?

2009-05-08 08:03:23 | エバーグリーン

「エレポップ」は "Electro Pop" の略語ですが、

日本では「テクノポップ」の方が通りが良いようです。

近年ではパフュームがブレイクしたことで、

テクノポップが再び脚光を浴びるようになってますネ。

 

で、テクノポップの元祖と言えば "YMO" になるでしょうか。

YMOはイエロー・マジック・オーケストラの略称ですから、

間違っても「イモ」と読んではいけません。

今回はそのYMOの「ビハインド・ザ・マスク」をご紹介。↓はYouTubeから。

1979年リリースのアルバム「Solid State Survivor」の収録曲です。

日本では「テクノポリス」や「ライディーン」が好評でしたが、

「ビハンド・ザ・マスク」は、あのマイケル・ジャクソンが

取り上げる予定だった曲として海外で高評価だったりします。

著作権等に関わる条件で折り合いが付かず、結局ボツになりましたが、

話がまとまっていれば、超有名なモンスターアルバム「スリラー」に

収録されるはずだったらしいです(新たな歌詞までできていた模様)。

カヴァーされて、出来が良ければシングルカットされていたかも?

 

その後、「スリラー」の制作に携わっていたプロデューサーの一人が

自身のアルバムに取り上げた他、エリック・クラプトンの1986年発表の

アルバム「オーガスト」の制作で、その同じプロデューサーが

バックバンドに参加した関係で、同アルバムの収録曲にもなりました。

クラプトンはライブでその曲を演奏したこともあり、有名なところでは

英国皇太子主催の「プリンス・トラスト・コンサート」において1987年

と1988年の2回に渡り "BEHIND THE MASK" が出演者オールキャストで

演奏されたりしてます↓

オリジナルの曲風は何処へ? という印象のアレンジですが、

これはこれでなかなかカッコイイと思います。

特にクラプトンならではの聴かせるギターソロは秀逸!


七色混成発光星域?

2009-05-06 08:48:34 | 夜空のコラム

不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」で、ガミラス帝国のドメル将軍率いる大艦隊と

ヤマトの決戦の舞台になったのが七色混成発光星域-通称「七色星団」でした。

その星域は、それぞれ習性の違った6つの星とガス状の暗黒星雲とから成る

混成星団という設定で、とてもカラフルなイメージに描かれていました。

もちろんフィクションですが・・・

 

でも、実際にあるんですよ、それに近い星域が。

ただし、星たちの色がカラフルなのではなくて、

星間ガスなどによる星雲が様々な発色を示しているところです。

その写真がこちら↓

 ※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。
 キヤノンEOS Kiss Digital X + EF200mmF2.8LⅡUSM
 ISO800 F2.8 総露出時間60分(5分×12コマ加算合成)
 [5月2日未明 山梨県甲州市大菩薩湖付近にて撮影]

 

この星雲群は夏の代表星座である「さそり座」にあります。

左下寄りで一番明るく写っているオレンジ色の星が、さそりの心臓にあたる

一等星アンタレスで、その周辺にある星雲は黄色や橙色に発色しています。

おそらく赤色巨星であるアンタレスからの光を星間物質がそのまま反射して

暖色系の色に見えているんでしょう。

その右の星がごちゃごちゃ集まっているところは球状星団M4で、

白っぽい色に写っています。

 

一方、写真上部には高温の青色星があって、その周辺のガス星雲は

やはりその星の色を反映して青色に発色していますが、

アンタレス周辺の星雲と混じり合うエリアは水色や紫色にも見えますネ。

その左からは暗黒星雲が突き刺さるように伸びてきており、

黒~茶色の発色を示しています。

 

画像右寄りに目を転じれば、青色の星に赤色の星雲が纏わりついているのが

わかりますが、これは電離した水素ガスが、青色星の発する紫外線のエネルギー

を受けて特有な波長の光を発する原子発光現象に基づく星雲で、

いわゆるHII(エイチツー)領域と呼ばれる星雲に相当します。

左下端の方にも似たような星雲があるようで、赤色の広がりが認められます。

 

全体として様々な色の天体が寄り集まったイメージで、

全天一カラフルなエリアとも言われています。

ただし、どの星雲も淡いため、肉眼ではもちろん

大きな望遠鏡を使っても目で色を感じ取ることはできません。

写真に撮って初めて色彩豊かであることがわかる星域なのです。


甲府盆地の夜景(5)

2009-05-05 10:16:56 | 夜景

見晴らし平から見る夜景の続編です。

昨日紹介した写真の中で中央自動車道と思っていた道は、

どうやら甲州街道だったようです。

その部分を望遠レンズで狙った画像がこちら↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

 

使ったのは焦点距離200mmのレンズです。

奥行き方向に圧縮されたような眺めとは言え、

甲州街道って意外とクネクネしているんですネ。

少し西へカメラを振ると、こんな画像が撮れました↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

 

右下端の橋は昨日記した通り開国橋で、これは間違いないようです。

その道を奥に辿った先の中央右端辺りが甲府昭和ic付近でしょう。

一方、左上端近くで目立っているノッポビルはセインツ.25で、

その辺りがJR甲府駅付近になります。

そこから右方向にビル群があるのがわかります。

 

どちらも双眼鏡で見たイメージに近いです。

見晴らし平には設置型の大型双眼鏡などはありませんので、

自前のものがあれば持っていくと結構楽しめますヨ。

「見晴らし平」地図


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
にーなな [2009年5月5日 22:13]
はじめまして。こんばんは。
素敵な夜景ですね~ずっと見ていたくなります。実は以前、甲府にいたことがありましてこの画像を拝見させていただき、当時を思い出しました。私が知っている夜景スポットは積翠寺温泉へ向かう県道の車寄せから見渡す夜景です。(すいません。ここしか知らないです、汗。)ご紹介の画像よりもう少しこじんまりとした眺めですが、その当時の夜景を思い浮かべてしまいました。。
ながながとすいませんでした。
また、お邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします。
fornax8 [2009年5月6日 7:47]
にーななさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

ご紹介のスポットで通りすがりに夜景を見たことがあります。
市街地から近いこともあって、明るい夜景だったように記憶してます。
そこからさらに北へ数km行った所に太良ヶ峠という展望地も
夜景スポットとして知られているようで、そこからの夜景写真は
拙ブログの3/22付の記事「甲府盆地からの夜景(1)」で紹介しています。

甲府盆地は山に囲まれているせいか、遠目からの夜景スポットが多くて
都心の高層ビル展望台から見る近めの夜景とは一味違いますネ。
デコちゃん [2009年5月7日 0:13]
こんばんわ!
すごくきれいな写真で、思わずコメントさせてもらいました。
光の密集具合は、盆地ならではですね!
すっごくきれい!
fornax8 [2009年5月7日 12:14]
デコちゃんさん、はじめまして。
お褒めのコメントを頂戴しまして、恐縮です。

生で見ると空気のゆらぎで街明りが瞬いて見えたり、
双眼鏡で覗くと道路を走る車やJRの電車の動き、
あるいはパチンコ店の変化のあるイルミネーションなどが
あちこちに見えたりして、写真で見る以上に感動できますヨ。

甲府盆地の遠望夜景はホントに見事なものです。
星撮り屋にとって市街光は邪魔者なんですけどねぇ、
綺麗なんで、まぁ許しときます(かなーり上から目線)。

甲府盆地の夜景(4)

2009-05-04 09:52:26 | 夜景

山梨県南アルプス市の櫛形山林道の途中に見晴らし平という展望地があります。

今回はそこから撮った夜景をご紹介します↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

 

焦点距離28mmのレンズで正面に広がる夜景を狙って得られた画像です。

APS-Cサイズの光センサ搭載のデジタル一眼レフでは標準レンズ相当の画角しか得られず、

眼前に広がっていた絶景の一部しかお伝えできないのが残念です。

 

見晴らし平の標高は約1300m。櫛形山の登山口にもなっています。

ここから見えるのはかなり遠目の夜景になりますが、

塩山辺りまで満たされた光の海が見渡せて、

とても見事な光景を目にすることができます。

双眼鏡(持参)で覗く夜景がまた格別で、いつまでも見入ってしまいました。

そのハイライト部分の画像がこちら↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

 

こちらは焦点距離75mmで撮影しました。

ほぼ中央で蛇行しながら奥に続いているのが中央自動車道のようです。

左寄りの最も明るく写っているところは釜無川に架かる

開国橋という橋らしいです。その先に甲府昭和ICがあります。

 

櫛形山林道の路面は全舗装ですので、普通の車でも問題なく行けますが、

道幅の狭い箇所やブラインドコーナーも多数ありますので、

行かれる方は運転に十分気をつけましょう。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
にーなな [2009年5月9日 21:19]
こんばんは。
ハイライトの夜景。。素晴らしいですね。ご紹介の画像に時間を忘れて見とれてしまいました。。見晴らし平、こちらも行ってみたい場所です。。
fornax8 [2009年5月10日 11:29]
にーななさん、一連の記事全てにコメントを頂きまして恐縮です。
櫛形山林道は4月末に冬季閉鎖が解除されたらしいので、
久々に行ってみたのですが、これを撮影した晩は空気が澄んでいたせいか
夜景がクッキリ見え、暗くて狭い林道をひたすら走った甲斐がありました。
見晴らし平の駐車スペースからは木が邪魔で夜景を十分に楽しむことができませんが、
山側の少し登った所に四阿(あずまや)がありまして、
そこからですと素晴らしい眺望が目に飛び込んできます。
アップした写真も全てそこから撮影したものです。

2009年4月の燃費

2009-05-03 11:42:13 | マイカー燃費

My WISHの4月分燃費記録です↓

 満タン法 燃費計表示値
14.1km/L  14.1km/L
16.0km/L  15.9km/L
15.3km/L  15.7km/L

高速走行比率が高かったこともあって、

月間平均値は15km/L以上と好成績でした。

16km/L台が出たのは3度目です。

燃費推移グラフ(満タン法ベース)はこちら↓

通算の平均燃費は13.5km/Lで、0.1の微増。

カタログ値の14.4km/Lにはまだ遠いなぁ。