「エレポップ」は "Electro Pop" の略語ですが、
日本では「テクノポップ」の方が通りが良いようです。
近年ではパフュームがブレイクしたことで、
テクノポップが再び脚光を浴びるようになってますネ。
で、テクノポップの元祖と言えば "YMO" になるでしょうか。
YMOはイエロー・マジック・オーケストラの略称ですから、
間違っても「イモ」と読んではいけません。
今回はそのYMOの「ビハインド・ザ・マスク」をご紹介。↓はYouTubeから。
1979年リリースのアルバム「Solid State Survivor」の収録曲です。
日本では「テクノポリス」や「ライディーン」が好評でしたが、
「ビハンド・ザ・マスク」は、あのマイケル・ジャクソンが
取り上げる予定だった曲として海外で高評価だったりします。
著作権等に関わる条件で折り合いが付かず、結局ボツになりましたが、
話がまとまっていれば、超有名なモンスターアルバム「スリラー」に
収録されるはずだったらしいです(新たな歌詞までできていた模様)。
カヴァーされて、出来が良ければシングルカットされていたかも?
その後、「スリラー」の制作に携わっていたプロデューサーの一人が
自身のアルバムに取り上げた他、エリック・クラプトンの1986年発表の
アルバム「オーガスト」の制作で、その同じプロデューサーが
バックバンドに参加した関係で、同アルバムの収録曲にもなりました。
クラプトンはライブでその曲を演奏したこともあり、有名なところでは
英国皇太子主催の「プリンス・トラスト・コンサート」において1987年
と1988年の2回に渡り "BEHIND THE MASK" が出演者オールキャストで
演奏されたりしてます↓
オリジナルの曲風は何処へ? という印象のアレンジですが、
これはこれでなかなかカッコイイと思います。
特にクラプトンならではの聴かせるギターソロは秀逸!