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【注目の天文現象】
 7/16未明~明け方 天王星と火星が大接近

五島プラネタリウム リーフレット No.264(1979年3月)

2024-05-26 08:15:00 | タイムマシンにお願い

シリーズで紹介している五島プラネタリウムのリーフレットの第17弾は1979年3月配布のものです。

この月の話題は「太陽と季節」。3月は天文暦上で重要な春分の日があることから選ばれたテーマだったのでしょう。

2ページ目には日出・日没の方向が季節によって変わる理由についての記述があり、太陽の南中高度が季節で変わる
話も出てきます。小学生の頃、真昼に自分の影の長さを測ることで太陽高度の違いを調べたりしたのを思い出します。
投影時の解説では、太陽がいわゆる黄道12星座を動いていく様子(実際の空では絶対見えない光景)を見せていただき、
プラネタリウムならではの説得力のある投影内容だったと記憶してます。

3ページ目の「3月の星座」の説明には、この時期に「北斗七星」が見やすいこと、黄道12星座の1つである「しし座」
は昔から注目されていた話などが出てきます。確かに「しし座」は形が整っていて把握しやすい星座だと思います。

ところで、3ページ下部に誠文堂新光社の広告がありますが、好評発売中の書籍の中の『全天星雲星団ガイドブック』
は自分も当時購入しました。表紙はこんなのです。

内容は双眼鏡や小口径望遠鏡での観望/撮影に適した星雲や星団などの天体についての見え方などを詳しくまとめた
ガイドブックで、天体観望時にはとてもお世話になった本でした。ボロボロになりましたが、まだ手元にあります。
著者の藤井旭(ふじいあきら)さんは1年半くらい前に他界されましたが、お名前を冠したスターウォッチングガイド
『藤井旭の天文年鑑』は2024年版も出版されてます。



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