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千葉市科学館プラネタリウム観賞

2023-09-08 23:45:01 | さいとしーいんぐ

ドイツのカールツァイス社が光学式プラネタリウム投影機を開発してから今年で100年になります。
日本では1937年に大阪市立電気科学館に設置されたカールツァイスⅡ型が国内初のプラネタリウムになるそうです。
個人的には中学生の頃に毎月のように見に行った渋谷東急文化会館の五島プラネタリウムがお気に入りでした。
ちなみにその投影機もカールツァイス社製で、モデルはⅣ型(初号機)、開館は1957年だったとのこと。
今は国産プラネタリウムが日本各地に設置されていて、星の投影だけでなくドーム全体をスクリーンにした
全天周映像システムが融合したハイブリッド式が主流になり、オリジナルのプラネタリウム番組まで製作される
時代になってます。
で、昨日(9/7)、千葉市内まで出掛けた際に、ふと思い付いて近くにある千葉市科学館のプラネタリウムを訪問し、
当日の最終上映回を観賞しました。
千葉市科学館がある建物の外観はこんなのです。

「きぼーる」という施設名のようです。アルファベットでは"Qiball"となってます。
その7階にプラネタリウムがあり、チケット売り場はこんな感じ。

大人料金は600円で、電子マネー払いにも対応してました。購入チケットはこんなシンプルなデザイン。

上映まで時間があったので、ロビー内をうろちょろ。左手側に科学館のショップがありました。

店内にはサイエンス玩具/グッズがテンコ盛り。恐竜のフィギュアなんかも奥に陳列されてます。

投影ドームの入口近くには過去に活躍していた旧型のプラネタリウム投影機の実物が展示されてます。

説明パネルはこちら。

その横にはオプションの星座絵投影機とその原板も展示されてましたよ。

五島プラネタリウムもそうでしたけど、昔はドーム内に投影されている星の並びに合わせて解説者が1つずつ
手動で位置調整して映し出していたんですよねー。現代のプラネタリウムは当然のように全自動になっていて、
全天球に見えている全ての星座絵を一瞬で映し出せます。今回の上映で実際にそれが確認できました。
で、上映10分前に入場が可能となった投影室内を入口から撮ってみたのがこちら。

真ん中にある球体がプラネタリウム投影機で、これは一球式ってヤツになります。
ちなみに投影室の外に展示してある旧型プラネタリウムは二球式ですが、やっぱりかさ張ってしまうんで
今はコンパクトな一球式が主流なんでしょうね。
ところで、上映されたのはこういうタイトルのプラネタリウム番組でした。

YouTubeにはそのプロモーション動画がありましたので貼っておきます。

上映時間は40分で、最初の10分くらいで今宵に見える星座などを実際に投影して解説者が生解説してくれて、
その後にプラネタリウム番組が流されたのでした。全天周映像は初めて見ましたが、物凄い迫力で驚きました。
100年前に初めてプラネタリウムを開発した人は、こんなレベルに発展するなんて想像できなかったでしょうね。



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