先日の試写結果を見て、200mm望遠レンズで撮れる太陽像は結構小さいなって感じました。
皆既日食なら周囲に大きく広がる青白いコロナの姿も捉えられるはずなので、その程度の
画角でもフォトジェニックな対象になるんでしょうけど、金環日食でコロナの撮影は無理
ですから、単独画像を等倍トリミングして拡大できたとしてもちょっと寂しい気がします。
ということで、欠けていく太陽を連続写真にまとめてみようかなどと検討を始めました。
具体的には、カメラを三脚に固定して、地球の自転による日周運動で移動していく太陽が
撮影フレームの対角線上を辿るように構図を決め、一定の時間間隔で何枚も連写していき、
得られた複数画像を後で合成して日食の経過を1画像にまとめてやろうという目論見です。
それをシミュレーションしてみたのがこちら↓
(AstroArts社ステラナビゲーターによるシミュレーション)
撮影インターバルを3分にすると、中央の金環食状態を含めて前後4イメージずつ計9つの
像を収めることができ、それぞれの像が重ならずに合成できそうなことが分かりました。
ちなみに焦点距離が2倍の400mmでは、こんなシミュレーション結果でした↓
(AstroArts社ステラナビゲーターによるシミュレーション)
画角が狭いですが、金環食状態とその前後2イメージずつがフレームにギリギリ入ります。
それぞれの太陽像がそこそこ大きくなるので、見映えは良くなりそうな印象。
やっぱり2×テレコンでも調達しようかなぁ。
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- hiro [2012年2月16日 21:10]
- こんばんは
なかなか すばらしい構想ですね。
完璧な 撮影を 期待してますよ。 - fornax8 [2012年2月17日 0:46]
- かじやんさん、こんばんは。毎度コメントありがとうございます。
普通の三脚を使った場合、構図決めが一番の難題になりそうです。
リハーサルを繰り返さないといけませんね。
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