火曜日の明け方に撮影した西村彗星の画像がこちら。
【西村彗星(C/2023 P1)8/29】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,
総露出時間20分(2分×10コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,解像度変更・トリミングあり,新潟県魚沼市にて
前回より東天の光害の影響が少ない所で撮ったせいもあり、尾がしっかり写ってくれました。
眼視では口径5cmの双眼鏡を使って割と簡単に見つけられましたが、さすがに尾までは確認不能でした。
で、同じ空に見えていた星雲星団と見比べて見たところ、オリオン座のM78星雲(光度8.3等)より明るく、
ぺガスス座の球状星団M15(光度6.2等)より暗い感じでしたので、頭部コマの光度は約7等とみられます。
今のところ予想通りの順調な光度上昇を示していて優等生って感じですけど、このまま急増光がなければ
肉眼で楽々見えるレベルになるのは期待薄かな? でも、彗星の明るさは水物で、突然大化けする可能性も
ゼロではないので、引き続き撮影チャンスを逃さずに追跡できればと思います。