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日々の記録

モロッコ 4日目 : 世界遺産 アイト・ベン・ハッドゥを訪れる

2006-09-17 16:20:47 | Viaje -旅、と散歩-

モロッコにはたくさんのナツメヤシの木があります。
マラケシュの街にもたくさんのナツメヤシが植えられていますが、昔、兵隊がナツメヤシを食べた際、種をそのまま地面に捨てると、自分たちがいることが敵にわかってしまうことから、土に埋めたものが現在の木になっているとのことでした。
現在は、家を建てるのでも勝手にナツメヤシを伐採することは禁止されており、植え替えなどを行うのだそうです。


クトゥビア

この日はまず、マラケシュのシンボルクトゥビアに行きました。
クトゥビアは高さが約77mのミナレット(塔)で、高さはカサブランカのハッサン2世モスクのミナレットに次ぐ高さです。また、4面とも異なったデザインをしています。
雲ひとつない真っ青な空に聳え立つミナレットはとても綺麗でした。





その後、マラケシュを後にして200km離れたワルザザードへ。
途中、食べたランチはこんな感じ。
  モロッコ風サラダ
  ベルベル風タジン
  ベルベル風オムレツ
  プリン




アイト・ベン・ハッドゥ

途中、世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥに寄りました。
ここは映画の舞台にもなった、レンガ造りのクサル(要塞化された村)のひとつです。
ちなみに
 カスバ:
  指導者やリーダーが住むところ
 クサル:
  複数の家族がまとまって住むところ
なのだそうです。



ここの景色は非現実的な光景でした。
何と説明したらいいのかわかりませんが、とにかく現代にこのような建造物があることに
違和感を感じる、というくらい不思議な光景でした。
まるで映像の中にいるような感じというのでしょうか。

現在も5~6家族のベルベル人が住んでいるということで、その1家族のところをお邪魔させてもらいました。


リビングは写真右下のように、地面は土間のように土でできており、壁に沿って椅子がありましたが、それだけ。
とてもシンプルでした。
こういう生活を見ると、いかに自分が無駄なものに囲まれた生活をしているかが本当によくわかります。









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