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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

宮崎には何がある?

2006-03-15 | 
11:46 鹿児島中央発 日豊本線
13:26 都城着
13:29 都城発 日豊本線
14:38 宮崎着

鹿児島から約3時間ほどで宮崎に到着した。
ここから先、宮崎から大分がこの旅最大の難所なのである。
宮崎から北上して延岡までは簡単に行けるのだが、延岡から大分に抜ける普通列車は1日に3本しかないのだ。
その3本のうち、最後の列車を狙って延岡に行くとすると、2時間ほど宮崎で時間が使えるようだ。

さて、宮崎なのだが、僕にとって佐賀くらいイメージがわかない県なのだ。
名産も見所も全く分からない。
海がきれいという話は聞いたことあるんだけど。
あとシーガイア?
とにかく観光案内所で宮崎の見所を聞くことにした。
すると案内所では、平和台公園と宮崎神宮に行くといいと言われた。
頑張れば2時間くらいでうまく周れるらしい。

バスに乗って20分くらい、平和台公園に到着。
でっかい塔のモニュメントを目指して階段を登ると広場に出る。
さらに進むと「はにわ園」なる、所狭しとはにわが並べられた遊歩道があった。
木陰の中に立ち並ぶはにわは、癒し効果絶大。
不思議な雰囲気なのだが、非常になごむのである。
日本一の癒しポイントに認定しました!

その後、宮崎神宮を歩き、バスで宮崎駅に戻る。
時間がぎりぎりで、バス降りて10分くらい走った。
これで間に合わなかったら大分に着かないもんだから必死でしたよ。
(特急使えば大丈夫だけどさ)

16:35 宮崎発 日豊本線
18:00 延岡着

延岡での時間つぶしにラーメンを食う。
駅近くの焼肉屋に学生ラーメン400円の看板を見つけ、1杯頂いた。
あとは大分県、佐賀県、長崎県のラーメンを食べれば九州ラーメン全県制覇である。(長崎ではちゃんぽんだね)

19:26 延岡発 日豊本線
21:27 熊崎着

大分県の祖父母の家に戻ってきた。
屋久島で見てきたことを祖父母に語りつつ、夕食を頂く。
夕食には、刺身とおからをまぶした不思議な郷土料理が出てきた。
不思議な味であった。

ここまで長かったが、九州の旅終了!

さらば屋久島

2006-03-15 | 
4時起床。
2時間も寝てないが、ぼーっとしている暇はあまりない。
布団を片付け、荷造りを済ませてから、朝食を作る。
最後のスパゲッティ100gとレトルトで、この旅最後の自炊である。
これで荷物がいくぶん軽くなった。

5時10分のバスに乗るためバス停に行くと、昨日同行した女子大生2人組みがバスを待っていた。
彼女らは、今日縄文杉へ行くということなので、バスの中で2、3アドバイスをしておいた。
遭難しなきゃいいんですけど、ちょっと心配。
バスが山道に入る直前の安房近くのバス停で僕はバスを降りた。

そのバス停から30分ほど歩き、安房港に到着。
朝1番の船は、高速船トッピーで料金7000円と高め。
これに乗らなければ今日中に大分に着かないからしょうがない。
今日は大移動の日なのだ。
さらば屋久島!


07:10 安房港発 高速船トッピー
09:30 鹿児島港着

途中、船は種子島に寄った。
何か種子島の方が栄えてるっぽい。

9時からWBCの日本対メキシコ戦が船のテレビで中継され、鹿児島港に着いてからもずっとロビーのテレビで試合を見ていた。
松坂が絶好調で、とても打たれる気がしない。
小笠原の先制タイムリーと里崎の2ランを見届けてから、鹿児島中央駅へ向かった。

駅ビルで黒豚のトンカツを昼飯にし、みどりの窓口で2枚目の18きっぷを新たに買った。
宮崎へ出発である。

深夜12時に起き出して

2006-03-15 | 
ケータイのアラームで目を覚ます。
時間は日付変わって深夜12時。
むっくりと起き出して、タオル1枚首にかけ、静かに宿を出た。
外は珍しく天気が良いようで、満月が煌々と輝いていた。
深夜だが、気温も屋久島らしい暖かさであった。

こんな深夜にどこへ行くのか。
それは平内海中温泉である。
平内海中温泉はその名の通り、海中にある温泉なのだ。
普段は海水で埋まっていて入れないのだが、1日に2回の引潮の時間だけ、その温泉は姿を現す。
今の時期は正午と深夜12時が引潮で、その前後2時間程度なら温泉に入ることができるのだ。
その深夜枠を狙って、僕は宿を抜け出したわけだ。

歩いて30分以上かかったが、その平内海中温泉にたどり着いた。
入り口も脱衣所も仕切りも何もないオープンな温泉であるが、真夜中で暗いわけなので特に気にせず服を脱いでその辺においておく。
ああ、そういえば風呂桶を持参しなければいけなかった。
まっ深夜だから気にしない方向で、そのまま温泉に入った。
淵がコケで滑りやすいので注意。

この平内海中温泉入ってると、なんとも非日常的な感じある。
満月の光が明るいので、夜と言っても雲の形ははっきり見えるし、海の眺めもよく見えている。
そういえば、紀伊半島の潮岬を歩いてた時に見た月は三日月っぽかったな。
月を見て、日にちが経過が実感されるんだね。
なんとなくここまでの旅を振り返ってしまった。

十分に海中温泉を堪能し体も温まったので、宿に戻ることにした。
帰りもやはり30分以上かかり、戻ると時刻は2時を回っていた。
宿に門限がないのは、もしかしたら平内海中温泉のためなのかもしれない。