ケータイのアラームで目を覚ます。
時間は日付変わって深夜12時。
むっくりと起き出して、タオル1枚首にかけ、静かに宿を出た。
外は珍しく天気が良いようで、満月が煌々と輝いていた。
深夜だが、気温も屋久島らしい暖かさであった。
こんな深夜にどこへ行くのか。
それは平内海中温泉である。
平内海中温泉はその名の通り、海中にある温泉なのだ。
普段は海水で埋まっていて入れないのだが、1日に2回の引潮の時間だけ、その温泉は姿を現す。
今の時期は正午と深夜12時が引潮で、その前後2時間程度なら温泉に入ることができるのだ。
その深夜枠を狙って、僕は宿を抜け出したわけだ。
歩いて30分以上かかったが、その平内海中温泉にたどり着いた。
入り口も脱衣所も仕切りも何もないオープンな温泉であるが、真夜中で暗いわけなので特に気にせず服を脱いでその辺においておく。
ああ、そういえば風呂桶を持参しなければいけなかった。
まっ深夜だから気にしない方向で、そのまま温泉に入った。
淵がコケで滑りやすいので注意。
この平内海中温泉入ってると、なんとも非日常的な感じある。
満月の光が明るいので、夜と言っても雲の形ははっきり見えるし、海の眺めもよく見えている。
そういえば、紀伊半島の潮岬を歩いてた時に見た月は三日月っぽかったな。
月を見て、日にちが経過が実感されるんだね。
なんとなくここまでの旅を振り返ってしまった。
十分に海中温泉を堪能し体も温まったので、宿に戻ることにした。
帰りもやはり30分以上かかり、戻ると時刻は2時を回っていた。
宿に門限がないのは、もしかしたら平内海中温泉のためなのかもしれない。
時間は日付変わって深夜12時。
むっくりと起き出して、タオル1枚首にかけ、静かに宿を出た。
外は珍しく天気が良いようで、満月が煌々と輝いていた。
深夜だが、気温も屋久島らしい暖かさであった。
こんな深夜にどこへ行くのか。
それは平内海中温泉である。
平内海中温泉はその名の通り、海中にある温泉なのだ。
普段は海水で埋まっていて入れないのだが、1日に2回の引潮の時間だけ、その温泉は姿を現す。
今の時期は正午と深夜12時が引潮で、その前後2時間程度なら温泉に入ることができるのだ。
その深夜枠を狙って、僕は宿を抜け出したわけだ。
歩いて30分以上かかったが、その平内海中温泉にたどり着いた。
入り口も脱衣所も仕切りも何もないオープンな温泉であるが、真夜中で暗いわけなので特に気にせず服を脱いでその辺においておく。
ああ、そういえば風呂桶を持参しなければいけなかった。
まっ深夜だから気にしない方向で、そのまま温泉に入った。
淵がコケで滑りやすいので注意。
この平内海中温泉入ってると、なんとも非日常的な感じある。
満月の光が明るいので、夜と言っても雲の形ははっきり見えるし、海の眺めもよく見えている。
そういえば、紀伊半島の潮岬を歩いてた時に見た月は三日月っぽかったな。
月を見て、日にちが経過が実感されるんだね。
なんとなくここまでの旅を振り返ってしまった。
十分に海中温泉を堪能し体も温まったので、宿に戻ることにした。
帰りもやはり30分以上かかり、戻ると時刻は2時を回っていた。
宿に門限がないのは、もしかしたら平内海中温泉のためなのかもしれない。