箱根下り
2006-05-06 | 旅
最終日は箱根をぶらぶらしてから家に帰った。
箱根ー大涌谷:
9時に宿を出発し、芦ノ湖湖畔の箱根園から湖尻までのサイクリングロードを通って、桃源台のロープウェイ乗り場に到着。
ここからロープウェイに乗って大涌谷へ行った。
大涌谷は大変な霧に包まれていて数メートル先も見えない状況になっていたが、徐々に日が出てきて見通しが良くなっていった。
この大涌谷はあちこちの地面から煙が上がる噴煙地で、40万年前の火山活動の名残を楽しむことができる。
名物は玉子茶屋の黒玉子で、温泉に浸けられた真っ黒なゆで卵である。
なかなかカラをむきやすいゆで卵で、1個食べると7年長生きするらしい。
1袋6個入りで500円。
いいお土産になりそうなので1袋買っていった。
大涌谷ー仙石原:
ゆるやかな下りを一気に下って仙石原へ。
途中の交差点で車が横から急に発進してきてぶつかりそうになった。
かなりヒヤッとしたのを覚えている。
何が怖かったって、急ブレーキかけて後輪を一瞬ロックしたことで、タイヤが横滑りして転倒しそうになったこと。
速度が乗った自転車は決して急には止まれないのだ。
仙石原では箱根湿生花園で植物観賞。
仙石原ー強羅:
仙石原からはずっと気持ちの良い下り坂。
だが強羅に寄るために、しばし超の付く急な坂を上ることになる。
強羅駅すぐ近くの「福よし」というそば屋で名物の山芋そばを食べた。
強羅ー宮ノ下:
やりたいことは全てやり終えたので、あとは基本的に帰るだけなのだが、ひとつ次の旅の扉を開いておく必要がある。
「関東の駅」フォトラリーをご存知でしょうか。
最近そこらの駅にポスターが出ているので見た人も多いかと思います。
ダヴィンチコードが目印のポスターです。
これは何かというと、数ある関東の駅から魅力ある23駅が対象となり、その駅にて指定された条件を満たす写真を撮って集めていくという新種のスタンプラリーのようなものである。
10駅をクリアすると記念品がもらえるようなのだが、範囲が関東というだけあって、非常に広い。
北は茨城県袋田から西は山梨県山梨市駅、東は千葉県外川駅ととても気楽にいけるような場所ではない。
で、気楽にいけないのならいっそ自転車で行ってみようというのが僕の思考回路である。
次なる旅は、自転車で関東の駅めぐりである。
そのスタート地点がちょうど通りかかった箱根登山鉄道宮ノ下駅になるのだ。
さっそく駅の窓口でラリー帳をもらい、その撮影条件を確認する。
「駅舎が写っていること、ホームにある駅名表示板が写っていること、箱根登山電車が写っていること」
めちゃめちゃ条件厳しいな~などと思いつつ、ホームで電車を待って撮影に成功。
あまりいい写真は取れなかったが、とりあえず条件を全て満たした写真を撮れた。
ラリー帳をよくよく見ると、条件のうち1つを満たせばよいと書いてあったが、それに気づいたのは箱根を下りた後であった。
なんか損した気分。
宮ノ下ー小田原:
せっかくなので小田原城に寄る。
小田原城のまわりは小さい動物公園になっていて、ゾウだのクジャクだのサルだので賑わっていた。
その後、小田原駅へ。
実は小田原駅もフォトラリーの指定駅なのだ。
駅前の北条早雲像を写真に収める。
小田原ー江ノ島:
行きとほぼ同じ道を走って帰る。
同じロードレーサーな人たちにすれ違ったり、抜かされたり。
江ノ島付近で風が強くなり、ファミレスに非難。
江ノ島ー自宅:
夜7時過ぎ、ようやく自宅に到着。
5日間で約430キロを完走した。
平均速度は時速15キロ前後。
およそ28時間走ったことになる。
最高速は時速61キロ。
筋肉疲労はあるが、体力的にはまだまだ走れそう。
次の目標は1日200キロ!
今回の旅でも、実にいろいろな方々にお世話になりました。
出会った人たち一人一人がいてこそ、充実感のある楽しい旅になったのは言うまでもありません。
この場を借りてお礼申し上げます。
大きなトラブルもなく最後まで走り続けてくれた自転車には、本当にありがとうと言いたい。
ハードな行程にも文句も言わず動き続けてくれた姿には、尊敬の念さえ抱いてしまいます。
また近いうちにこいつのお世話になることでしょう。
箱根ー大涌谷:
9時に宿を出発し、芦ノ湖湖畔の箱根園から湖尻までのサイクリングロードを通って、桃源台のロープウェイ乗り場に到着。
ここからロープウェイに乗って大涌谷へ行った。
大涌谷は大変な霧に包まれていて数メートル先も見えない状況になっていたが、徐々に日が出てきて見通しが良くなっていった。
この大涌谷はあちこちの地面から煙が上がる噴煙地で、40万年前の火山活動の名残を楽しむことができる。
名物は玉子茶屋の黒玉子で、温泉に浸けられた真っ黒なゆで卵である。
なかなかカラをむきやすいゆで卵で、1個食べると7年長生きするらしい。
1袋6個入りで500円。
いいお土産になりそうなので1袋買っていった。
大涌谷ー仙石原:
ゆるやかな下りを一気に下って仙石原へ。
途中の交差点で車が横から急に発進してきてぶつかりそうになった。
かなりヒヤッとしたのを覚えている。
何が怖かったって、急ブレーキかけて後輪を一瞬ロックしたことで、タイヤが横滑りして転倒しそうになったこと。
速度が乗った自転車は決して急には止まれないのだ。
仙石原では箱根湿生花園で植物観賞。
仙石原ー強羅:
仙石原からはずっと気持ちの良い下り坂。
だが強羅に寄るために、しばし超の付く急な坂を上ることになる。
強羅駅すぐ近くの「福よし」というそば屋で名物の山芋そばを食べた。
強羅ー宮ノ下:
やりたいことは全てやり終えたので、あとは基本的に帰るだけなのだが、ひとつ次の旅の扉を開いておく必要がある。
「関東の駅」フォトラリーをご存知でしょうか。
最近そこらの駅にポスターが出ているので見た人も多いかと思います。
ダヴィンチコードが目印のポスターです。
これは何かというと、数ある関東の駅から魅力ある23駅が対象となり、その駅にて指定された条件を満たす写真を撮って集めていくという新種のスタンプラリーのようなものである。
10駅をクリアすると記念品がもらえるようなのだが、範囲が関東というだけあって、非常に広い。
北は茨城県袋田から西は山梨県山梨市駅、東は千葉県外川駅ととても気楽にいけるような場所ではない。
で、気楽にいけないのならいっそ自転車で行ってみようというのが僕の思考回路である。
次なる旅は、自転車で関東の駅めぐりである。
そのスタート地点がちょうど通りかかった箱根登山鉄道宮ノ下駅になるのだ。
さっそく駅の窓口でラリー帳をもらい、その撮影条件を確認する。
「駅舎が写っていること、ホームにある駅名表示板が写っていること、箱根登山電車が写っていること」
めちゃめちゃ条件厳しいな~などと思いつつ、ホームで電車を待って撮影に成功。
あまりいい写真は取れなかったが、とりあえず条件を全て満たした写真を撮れた。
ラリー帳をよくよく見ると、条件のうち1つを満たせばよいと書いてあったが、それに気づいたのは箱根を下りた後であった。
なんか損した気分。
宮ノ下ー小田原:
せっかくなので小田原城に寄る。
小田原城のまわりは小さい動物公園になっていて、ゾウだのクジャクだのサルだので賑わっていた。
その後、小田原駅へ。
実は小田原駅もフォトラリーの指定駅なのだ。
駅前の北条早雲像を写真に収める。
小田原ー江ノ島:
行きとほぼ同じ道を走って帰る。
同じロードレーサーな人たちにすれ違ったり、抜かされたり。
江ノ島付近で風が強くなり、ファミレスに非難。
江ノ島ー自宅:
夜7時過ぎ、ようやく自宅に到着。
5日間で約430キロを完走した。
平均速度は時速15キロ前後。
およそ28時間走ったことになる。
最高速は時速61キロ。
筋肉疲労はあるが、体力的にはまだまだ走れそう。
次の目標は1日200キロ!
今回の旅でも、実にいろいろな方々にお世話になりました。
出会った人たち一人一人がいてこそ、充実感のある楽しい旅になったのは言うまでもありません。
この場を借りてお礼申し上げます。
大きなトラブルもなく最後まで走り続けてくれた自転車には、本当にありがとうと言いたい。
ハードな行程にも文句も言わず動き続けてくれた姿には、尊敬の念さえ抱いてしまいます。
また近いうちにこいつのお世話になることでしょう。