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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

みさきロッジユースホステル

2006-03-03 | 
みさきロッジユースホステルは民宿風のお宿。
部屋は和室で、年配の人と同室だった。
大瀧さんと名前を伺った。

そういえば、今日からWBC予選だったね。
日本は中国と対戦。
大瀧さんとテレビを見つつ、話が盛り上がった。
大瀧さんは60代という年齢にもかかわらず、自転車で旅をしているらしい。
名古屋から、僕と似たようなルートでここまで来たようだ。
すごい…、すごすぎる!
自転車旅のアドバイスをご教授願いたいところだ。

さて、明日はどうするかな。
大阪まで行くのは決めているが、他は何も考えていない。
南部の日本一の梅を見たいな。
あと和歌山ラーメンを食べたい。
そんな感じで時刻表を眺める。
移動距離が多いんで、明日も早めに出ることにした。
つーことで、早めに寝る。
なかなかゆっくり出来んな。
明日の新大阪ユースホステルは早めにチェックインしよう。

潮岬

2006-03-03 | 
本州最南端、串本。
本日の宿は正にその最南端点にほど近い潮岬の浜辺そばにある、みさきロッジユースホステルである。

そのみさきロッジであるが、駅からバスで20分でちょっと遠いのだ。
問題点は最終バスが17:30で、終わってしまっていること。
行くには、タクシーかヒッチハイクか歩きしかない。
地図を見ると、なんとなく歩いていけそうだった。
もう暗いからヒッチハイクの成功率が低そうなので、歩いて行くことに。
だが、歩いて行けそうだという認識は甘かった。

潮岬をイメージするには、江ノ島がちょうどいい。
陸続きの島という感じだ。
盲点だったのが、島そのものが山の形状をしていること。
道路のほとんどは海岸沿いのため、地図の直線距離を見ただけで距離を判断すると痛い目に会う。
住宅や施設を作れる平地が限られているので、人が少ない。
交通量も少なく、街灯も少ない。
そんな道を僕は東回りの(実は遠回りの)ルートで歩くことにした。

夜の海というのは、ちょっとした肝試しである。
無限遠まで光がなく何も見えないにもかかわらず、波の音だけはする。
空もかえって気持ち悪いほど星が見える。
見えすぎですよ。
オリオン座の中にたくさん星が見えて、主役のオリオン座が分かりにくくなってるし。
それに、オリオン座の下にシクロヘキサン椅子型(C6H12)がありませんか?
間違いなく椅子型だ。
舟型ではない!(一部の人がわかればいいです)

潮岬の南側は、もはや明かりひとつなかった。
真っ暗なのだが、意外と月明りだけで歩けるもんだ。
それでも、ときどきビクッとすることがある。

坂道を登っていた。
突然真後ろから、「ハァ…ハァ…」と声が聞こえる。
身の危険を感じ、サイドステップで振り替えった。
そこにいたのは、ジョギングしていた若者であった。
こんなところで走らんでくれよ…。
ほんと怖かった。

しばらくすると、今度は前方の茂みから「ガサガサ」と音がした。
一瞬体が緊張する。
目の前に現れたのはタヌキだった。
「おぉ…」
僕の声で、タヌキは山の中へ逃げていった。
タヌキもいるとは…。

さらに海岸沿いの道を歩いていると、岩場に青い光の点が見えた。
その点がゆら~ゆら~と空中をランダムに漂っていた。
季節外れのホタルか…?
一体何なのか気になるが、多分深く考えない方がいいだろう。
何も見なかったことにした。
地図は手書きの超略地図しかなく、いったいいつ着くのか、あとどれくらいなのかさっぱり分からないまま歩いていた。
結局1時間半、だいたい8キロくらい歩いてみさきロッジユースホステルに到着。
よかった~。

那智山へ

2006-03-03 | 
那智の滝は落差133mの日本屈指の滝である。
神社があって、参拝料を取られるが、滝壺近くまで見に行けるのだ。





これだけでかいと、水の落下も迫力がある。
水は上の方からゆっくり流出て来て、落下とともに徐々に速度を増す。
真ん中くらいで岩にぶつかり、岩伝いに流れ落ちて行く。
そんな光景ももちろん素晴らしいのだが、周りに生えている杉の原生林もすごい。
これも相当年齢を重ねているんじゃないかって感じ。

滝の次は三重の塔を見る。
三重の塔の背景に那智の滝。
そして、那智山青岸渡寺、熊野那智大社と見て歩き、熊野古道大門坂を降りてバス停へ。
夕暮れが近付く頃、紀伊勝浦駅に戻ってきた。
酒のつまみになりそうな、まぐろとくじらの加工品を買って、串本へと向かう。

15:35 紀伊勝浦発
18:30 串本着

那智勝浦いったりきたり

2006-03-03 | 
待ち時間で新宮を探索。
徐福公園なるものを発見。

「徐福」っていうのは、不老不死のこと。
新宮は徐福伝説が伝わる歴史のある町だったのか。

海の方へ歩くと、丸太や加工済みの木材などが多く見られる。
きっと近くの山で木を切って、港の近くで加工し、港から運び出しているのだろう。
新宮は木材と歴史の町という印象だ。

11:10 新宮発 きのくに線
11:40 紀伊勝浦 乗り過ごし!
11:47 太地着

ぼーっとしていて、乗り過ごしてしまった!
鈍行は2時間に1本くらいのレベルなので、大変な痛手である。
とりあえず、2駅先の太地で降りた。

太地はくじらの町である。
くじら博物館などがあるようだ。
太地駅を出ると、バスが待っていた。
勝浦行きならいいんだけど、残念ながらくじら博物館行き。
他にめぼしいバス停がなかったから、とりあえず乗った。

くじら博物館前で降りたが、入場料がちょっと高くて入りにくい。
食堂で竜田揚げがのったくじら丼だけ食べて引き返すことにした。

なんとかして勝浦に行きたい。
最悪ヒッチハイクできるように、コンビニで段ボールをもらう。
勝浦に通じる42号の道に出ると、バス停が見つかった。
しかも、勝浦行きで、すぐバスが来る!
ということで何とか勝浦までリカバリーできた。

事前に調べておいた、マグロのヤマキへ行く。
メニューにはマグロ食べ放題とか、海鮮丼とかいろいろあった。
事前に決めた通り、高級な品を注文しよう。
ということで、カマトロのにぎりを注文するが、残念ながら売り切れ。
仕方がない、中トロのにぎりとネギトロ丼を注文した。

ネギトロ丼は600円の安さにもかかわらず、かなりうまい!
今までに食べてきたネギトロとは食感が違う。
本当にトロって感じだった。
食後、駅に戻って情報収集。
那智の滝までバスが出ているということで、そこに行ってみよう。

三重県南下

2006-03-03 | 
朝5時起床。
15分で支度し、15分で駅まで歩く。
外は満点の星空。
北斗七星がよく見える。
無人駅の穴川駅から始発に乗った。

05:30 穴川発 近鉄志摩線
06:15 伊勢市着

待ち時間があったので、月夜見神社をさっと見てくる。


06:36 伊勢市発 参宮線
07:00 多気着
07:11 多気発 紀勢本線
10:26 新宮着

今日はありがたいことに快晴であった。
電車は序盤、山の中を走る。
紀伊長島あたりから時折、海が見え始めてきた。
特に尾鷲の入り組んだ海の景色がよい。
そして、新宮が近付くと太平洋が大きく広がる景色になる。

正直、感動した。
電車の中はぽかぽかしていて気持ちよい。
うとうとしてるうちに、和歌山県新宮に着いた。