野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

白の八重の装飾花がきれいなヤマアジサイ「笹の舞」(アジサイシリーズ 20-21)

2020年06月27日 09時52分09秒 | 

白の八重の装飾花がきれいなヤマアジサイ「笹の舞」。てまり咲きだが、左右に枝垂れるように咲くので、花がばらけていたるところで咲いている。白から次第に淡い青に変わるらしい。開きかけのうちは緑で、白と緑の色合いもよい。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

 

ヤマアジサイ「笹の舞」

「笹の舞(ささのまい)」はてまり咲きのヤマアジサイで、白から徐々に淡水色に色づく品種です。茎や葉は細く、左右に枝垂れるようにしなり、可憐な印象です。積雪の少ない寒冷地でも花芽がつきやすいヤマアジサイです。
※土質により、薄桃に変わる場合もあります。高知県産

 

ヤマアジサイ・シリーズ

「日高新錦山」(アジサイシリーズ 20-01)
「日向の青てまり」(アジサイシリーズ 20-02)
「瀬戸の月」(アジサイシリーズ 20-03)
「クレナイ」(アジサイシリーズ 20-04)
「天龍碧」(アジサイシリーズ 20-05)
「楊貴妃」(アジサイシリーズ 20-06)
「別子手鞠」(アジサイシリーズ 20-07)
「久住小でまり」(アジサイシリーズ 20-08)
「九重の花吹雪」(アジサイシリーズ 20-09)
「土佐涼風」(アジサイシリーズ 20-10)
「小甘茶」(アジサイシリーズ 20-11)
「満天星」(アジサイシリーズ 20-12)
「海峡」(アジサイシリーズ 20-13)
「嶺の妖精」(アジサイシリーズ 20-14)
「濃紫」(アジサイシリーズ 20-15)
「土佐のまほろば」(アジサイシリーズ 20-16)
「富士の滝」(アジサイシリーズ 20-17)
「舞子」(アジサイシリーズ 20-18)
「アジアン・ビューティー」(アジサイシリーズ 20-19)
「藍姫」(アジサイシリーズ 20-20)


ラン科の花らしい赤紫の花をつける「ハクサンチドリ」(箱根シリーズ 021)

2020年06月27日 09時24分34秒 | 

ラン科の花らしい赤紫の花をつける「ハクサンチドリ」。花のつき方が千鳥に似ているということで名前をもらったらしい。写真の個体はわずかに咲き残ったものだが、花が美しいので好まれる。ただし栽培は困難らしい。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

 

「ハクサンチドリ」

ハクサンチドリ(白山千鳥)はラン科ハクサンチドリ属の多年草の高山植物。和名は白山に多いこと、花の付き方が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられた。北海道~中部地方以北の高山帯の湿り気のある場所に生える。

高さは10~40cm。花期は6~8月で、茎の先端に総状花序の赤紫色の花を多数つける。まれに白花の個体もある。花冠は唇形であり、先端が3裂している。

栽培
花が美しいことから園芸店などでしばしば販売されるが、北方寒冷地の植物であるため暖地での栽培は困難である。 株自体の寿命も長くはないようで、増殖率も良くないため寒冷地でも維持はそれほど容易ではない。 無菌播種などによる増殖は可能だが、播種培地に高濃度の硝酸イオンが含まれていると初期成育が阻害されるなど、一般に商業生産されているランと培養特性はかなり異なる。


乳白色の大きな花が目立つラン「セロジネ・クリスタータ」(蘭シリーズ 20-51)

2020年06月27日 08時14分10秒 | 

乳白色の大きな花が目立つラン「セロジネ・クリスタータ」。低温にならないと咲かないので春だけにみることができる。リップの鮮やかな橙色がペタルの白に映える。

(2020-02 東京都 神代植物公園) 

 

ラン「セロジネ・クリスタータ」

セロジネ・クリスタータのデータ
植物の名前 セロジネ・クリスタータ
カテゴリー 多年草
花の色 

植える時期・
植え替える時期 5月
花が咲く時期
(開花期) 2~4月
サイズ・大きさ 30~50cm
植物の好む環境 半日陰

 

蘭シリーズ・リスト


「エピデンドラム・プリティーレディーミスミ」(蘭シリーズ 20-01)
「スリーピング ルナグラード 」(蘭シリーズ 20-02)
「シンビジウム・アリス・ルナ」(蘭シリーズ 20-03)
「オンキディウム・アンプリアツム」(蘭シリーズ 20-04)
「エピデンドラム 'スター・バレー'」(蘭シリーズ 20-05)
「デンドロビウム・スペルバウンド・ミュー」(蘭シリーズ 20-06)
「シンビジューム・スウィートワイン」(蘭シリーズ 20-07)
「カトリアンセ  ジュエル・ボックス シェヘラザード」(蘭シリーズ 20-08)
「カトレヤ・ウェンディーズ・バレンタイン」(蘭シリーズ 20-09)
「カトレア・コッキネア」(蘭シリーズ 20-10)
「デンドロビウム・フォーミディブル」(蘭シリーズ 20-11)
「ファレノプシス・サクラコ・ファレノ」(蘭シリーズ 20-12)
「ファレノプシス・シレリアナ」(蘭シリーズ 20-13)
「ファレノプシス・メモリア・アン・フェジェン」(蘭シリーズ 20-14)
「ファレノプシス・リトル・メリー・チェリー・ソング」(蘭シリーズ 20-15)
「ファレノプシス・シルク・オレンジ」(蘭シリーズ 20-16)
「ドリテノプシス・シティーガール モリタNo.2」(蘭シリーズ 20-17)
「ファレノプシス・ビーチアナ」(蘭シリーズ 20-18)
「ドリテノプシス・リビングストンズ・ジェム」(蘭シリーズ 20-19)
「ファレノプシス・オトヒメ」(蘭シリーズ 20-20)
「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」(蘭シリーズ 20-21)
「ホンコンシュスラン」(蘭シリーズ 20-22)
「エピデンドラム・コスモ・ドリームカラー アスカ」(蘭シリーズ 20-23)
「エピデンドラム・カショクサイサイ」(蘭シリーズ 20-24)
「デンドロビウム・アオヤマ」(蘭シリーズ 20-25)
「デンドロビウム・ラウシー・ビカラー」(蘭シリーズ 20-26)
「オンシジウム・トゥインクル」(蘭シリーズ 20-27)
「デンドロビウム・ロイ・トクナガ」(蘭シリーズ 20-28)
「マキシラリア・ポルフィロステレ」(蘭シリーズ 20-29)
「デンドロビウム・カシオペ」(蘭シリーズ 20-30)
「デンドロビウム・キンギアナム」 (蘭シリーズ 20-31)
「オドンティオダ・ラブリー・アップル」 (蘭シリーズ 20-32)
「クロウエシア・グレイスダン 'Chadds Ford' 」 (蘭シリーズ 20-33)
「オンシディオダ・チャールズワーシー」(蘭シリーズ 20-34)
「ワルツェウィツェラ・メリオン」(蘭シリーズ 20-35)
「デンロビウム・エンジェルベイビー グリーン愛」(蘭シリーズ 20-36)
「デンドロビウム・ファレノプシス・サクラ」(蘭シリーズ 20-37)
「リカステ・ナガイ・インターナショナル」(蘭シリーズ 20-38)
「リカステ・ワイルドファイア・タカツ」(蘭シリーズ 20-39)
「デンドロビウム・イエローチンサイ・マジカルカラー」(蘭シリーズ 20-40)
「デンドロビウム・タイ・ジャスミン」(蘭シリーズ 20-41)
「デンドロビウム・スノーフレーク・オトメ」(蘭シリーズ 20-42)
「デンドロビウム・チンサイ」(蘭シリーズ 20-43)
「スパトグロッティス・ゼブリナ 」(蘭シリーズ 20-44)
「オンシジウム・マカリイ・ゴトー」(蘭シリーズ 20-45)
「デンドロビウム・ミレニウム・グリーン」(蘭シリーズ 20-46)
「セロジネ・スペシオサ」(蘭シリーズ 20-47)
「オンシディオダ・モーニングメドレー・サクラ」(蘭シリーズ 20-48)
「セロジネ フラクシダ ’ラッキーボーイ’」(蘭シリーズ 20-49)
「オンシジウム・スプレンディダム」(蘭シリーズ 20-50)


杏色と黄色が混じったバラ「ユーレカ」(薔薇シリーズ234)

2020年06月27日 07時52分40秒 | 

杏色と黄色が混じったバラ「ユーレカ」。温かみのあるホッとするようななごみ感のあるバラだ。花弁の末端のフリルもかわいい。ドイツのコルデス社の作出による。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

バラ「ユーレカ」

ユリイカ Eureka

オレンジ色と杏色が混じり合う、なんともいえない色合いが魅力的です。
フリルのかかった花びらも華やかな印象を演出します。
花付きが良く、株もコンパクトで、春は花で埋まるように咲き誇ります。
花名はアルキメデス(古代ギリシャの数学者)が王冠の金の純度を測る方法を発見した時に
『ユリイカ(ギリシャ語で「わかった!」)』と叫んだ逸話に由来します。
非常に強健種で育てやすい品種です。
2003年 アメリカAARS賞受賞 

品種名 ユリイカ     Eureka
作出  2003年 ドイツ Wilhelm Kordes III 
系統  F フロリバンダ
交配  Bernstein-Rose × Sun Flare
花色  橙~淡い黄色
花形  波状弁咲き 
花径  中輪
芳香  中香   ★★★☆☆
香質  ティー
開花  四季咲き ★★★★☆
樹高  1.2m

 


アガパンサスとムクドリ

2020年06月27日 07時30分32秒 | 

今の時期にいたるところで花を開いているアガパンサス。すっくと立った長い茎のうえに輪状に青い涼やかな花をつけるので、注目を集めています。紫君子蘭という和名がよく似合います。学名は愛アガペーの花なので、西洋では「愛の花」として好まれています。

アガパンサスとは

学名:Agapanthus
和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
アガパンサスはさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されています。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、また切り花としてフラワーアレンジメントにも使われています。
草丈、株張りともに1m以上になる大型種から、小鉢でも育てられる草丈30cmくらいの小型種まであり、花形も花筒の短い盃状のものから細長い花のもの、星形のように切れ込みの深いものや、ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいます。性質としては、周年葉が茂る常緑性のものと、冬期は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種とがあり、その中間のタイプの品種もあります。

※科名:ネギ科、ユリ科で分類される場合もあります。

基本データ
園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 南アフリカ
草丈/樹高 0.3~1.5m 開花期 5月下旬~8月上旬
花色 青紫,白,複色 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 落葉種は強い。常緑種は半耐寒性 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,落葉性,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる

 

今朝の空は相変わらずの梅雨空で写真は省略。昨日の夕方の夕焼けは荘厳でしたね。カメラをもっていなかったのが残念でした。

 

昼間には草地でムクドリの群れが餌探しに忙しそうでした。ムクドリは大群になって街路樹に集まって騒ぐのでときおり町の話題になります。

ムクドリの鳴き声 - YouTube