梅雨前線からの暖かい蒸し暑い風が吹いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。おそらく今日が梅雨入り前の最後の晴れ間だと思われます。そこで朝一番に晴れた朝空を撮ってみました。
今年はコロナウイルス禍のために、春の野草の探訪のための貴重な時期を逃してしまいました。春の花が咲き乱れている時期の2ヶ月間を蟄居せざるを得なかったのは、なんとも残念なことでした。そしてもう紫陽花の季節になってしまいました。
東京都は東京アラートを停止して次のステップに進もうとしていますが、さてどうなりますか。
「東京アラート」解除へ 休業要請の緩和も検討 新型コロナ
2020年6月11日 4時01分
東京都は新型コロナウイルスの感染拡大に警戒を呼びかける「東京アラート」について、11日、感染の急増がなければ解除する方針です。また、都は解除の判断と同時に休業要請などの緩和の段階も進めることができないか検討しています。
澄んだ青の色合いが美しいヤマアジサイ「天龍碧」。一重のガク咲きはシンプルで、両性花も淡い青になる。
(2020-06 神奈川県 箱根)
天龍碧
濁りの無い淡青色、一重、額ブチ咲。弁は剣弁、鋸歯は無い、重なる。両性花は淡青色。読み「テンリュウミドリ」、「天竜緑」とは別品種
黒紫の花の形が珍しい「フナバラソウ」。フナバラという名前は、果実が船の横腹に似ていからだという。草の名前は往々にして想像力の溢れた名前が多い。日本で草原が減っているために絶滅危惧II類 (VU)（環境省レッドリスト）になっている。
(2020-06 神奈川県 箱根)
フナバラソウ（舟腹草、学名：Vincetoxicum atratum）はキョウチクトウ科カモメヅル属の多年草。旧分類では、ガガイモ科に属する
真っ直ぐに立ち上がる草で、高さは40から80センチメートル程度、枝は出さない。葉は長さ8から10センチメートル、幅4から6センチメートルの卵形で対生する。1段または複数段に黒紫色の星型の花がかたまって球状につく。花期は6月頃。
花が終わると緑色の、ガガイモ科特有の袋果（実）をつける。秋に袋果が割れ、種髪（毛束）をつけた種子がはじける。袋果の形が舟腹に似ることから名づけられた。
丈の低い草原にのみ出るものである。往々にしてそれは人間の手のはいる里山的環境における土手などであり、それらが失われたことでその生育域が大きく減少している。
大きく張り出した濃紫のリップがみごとなワルツェウィツェラ・メリオン。中南米原産のコクレアンテス属のランが、ワルツェウィツェラ属に改名された。まだ新しい原種が次々と見つかっているという。ランが咲き乱れる地にいちどはいってみたいものだ。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
別名 コクレアンテス・メリオン
ラン科ワルツェウィツェラ属
学名 Warczewiczella Merion (= Cochleanthes Merion)
原産地 栽培種
多年草
交配は（W. descolor x W. wailesiana）。1964年の登録品種である。
珍しい原種同士の交配である。花形が変わっているが、唇弁が美しい青紫色で、目を引く品種である。
蘭シリーズ・リスト
「エピデンドラム・プリティーレディーミスミ」(蘭シリーズ 20-01)
「スリーピング ルナグラード 」(蘭シリーズ 20-02)
「シンビジウム・アリス・ルナ」(蘭シリーズ 20-03)
「オンキディウム・アンプリアツム」(蘭シリーズ 20-04)
「エピデンドラム 'スター・バレー'」(蘭シリーズ 20-05)
「デンドロビウム・スペルバウンド・ミュー」(蘭シリーズ 20-06)
「シンビジューム・スウィートワイン」(蘭シリーズ 20-07)
「カトリアンセ ジュエル・ボックス シェヘラザード」(蘭シリーズ 20-08)
「カトレヤ・ウェンディーズ・バレンタイン」(蘭シリーズ 20-09)
「カトレア・コッキネア」(蘭シリーズ 20-10)
「デンドロビウム・フォーミディブル」(蘭シリーズ 20-11)
「ファレノプシス・サクラコ・ファレノ」(蘭シリーズ 20-12)
「ファレノプシス・シレリアナ」(蘭シリーズ 20-13)
「ファレノプシス・メモリア・アン・フェジェン」(蘭シリーズ 20-14)
「ファレノプシス・リトル・メリー・チェリー・ソング」(蘭シリーズ 20-15)
「ファレノプシス・シルク・オレンジ」(蘭シリーズ 20-16)
「ドリテノプシス・シティーガール モリタNo.2」(蘭シリーズ 20-17)
「ファレノプシス・ビーチアナ」(蘭シリーズ 20-18)
「ドリテノプシス・リビングストンズ・ジェム」(蘭シリーズ 20-19)
「ファレノプシス・オトヒメ」(蘭シリーズ 20-20)
「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」(蘭シリーズ 20-21)
「ホンコンシュスラン」(蘭シリーズ 20-22)
「エピデンドラム・コスモ・ドリームカラー アスカ」(蘭シリーズ 20-23)
「エピデンドラム・カショクサイサイ」(蘭シリーズ 20-24)
「デンドロビウム・アオヤマ」(蘭シリーズ 20-25)
「デンドロビウム・ラウシー・ビカラー」(蘭シリーズ 20-26)
「オンシジウム・トゥインクル」(蘭シリーズ 20-27)
「デンドロビウム・ロイ・トクナガ」(蘭シリーズ 20-28)
「マキシラリア・ポルフィロステレ」(蘭シリーズ 20-29)
「デンドロビウム・カシオペ」(蘭シリーズ 20-30)
「デンドロビウム・キンギアナム」 (蘭シリーズ 20-31)
「オドンティオダ・ラブリー・アップル」 (蘭シリーズ 20-32)
「クロウエシア・グレイスダン 'Chadds Ford' 」 (蘭シリーズ 20-33)
「オンシディオダ・チャールズワーシー」(蘭シリーズ 20-34)
サーモンピンクの優しい色合いが心を和ませるバラ「ワイルドイブ」。ロゼット咲きだが、花弁はそれほど込み合わず、優しい感じを与える。デーヴィッド・オースティンの作出になるイングリッシュ・ローズである。
(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑)
ワイルドイブ Wildeve
中輪で完全なロゼット形です。
地面を覆わせるグランドカバーの特性に優れています。
中程度の香りがあります。
品種名 ワイルドイブ Wildeve
作出 2003年 イギリス David Austin
系統 S シュラブ
交配 実生 × Golden Celebration
花色 サーモンピンク～アプリコット
花形 ロゼット咲き
花径 中輪
芳香 中香 ★★★☆☆
香質 ティー
開花 四季咲き ★★★★☆
樹高 1.2ｍ
樹形
紅紫の小振りな花が可憐なラン「デンドロビウム・グロメラタム」。最近インドネシアのスラウェシ島で発見された品種らしい。樹木に着生しているのを発見された情景を想像すると、なんだかワクワクする。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
Dendrobium glomeratum（＝sulawesiense=crepidiferum）
（原種）デンドロビウム グロメラタム
育てやすく、大変美しい、原種のデンドロビウム♪
インドネシア原産の比較的新しい着生原種です。
ランの魅力の一つともいえるのが、多彩な花の色でしょう。
このグロメラタムも、いかにもランの花らしい、 鮮やかで明るい、紅紫色の花が美しいデンドロビウムです。
インドネシアのスラウェシ島で発見された比較的新しい着生原種。
花もちが大変良く、また栽培しやすい原種なので、 初心者の方にもおすすめです。
蘭シリーズ・リスト
「エピデンドラム・プリティーレディーミスミ」(蘭シリーズ 20-01)
「スリーピング ルナグラード 」(蘭シリーズ 20-02)
「シンビジウム・アリス・ルナ」(蘭シリーズ 20-03)
「オンキディウム・アンプリアツム」(蘭シリーズ 20-04)
「エピデンドラム 'スター・バレー'」(蘭シリーズ 20-05)
「デンドロビウム・スペルバウンド・ミュー」(蘭シリーズ 20-06)
「シンビジューム・スウィートワイン」(蘭シリーズ 20-07)
「カトリアンセ ジュエル・ボックス シェヘラザード」(蘭シリーズ 20-08)
「カトレヤ・ウェンディーズ・バレンタイン」(蘭シリーズ 20-09)
「カトレア・コッキネア」(蘭シリーズ 20-10)
「デンドロビウム・フォーミディブル」(蘭シリーズ 20-11)
「ファレノプシス・サクラコ・ファレノ」(蘭シリーズ 20-12)
「ファレノプシス・シレリアナ」(蘭シリーズ 20-13)
「ファレノプシス・メモリア・アン・フェジェン」(蘭シリーズ 20-14)
「ファレノプシス・リトル・メリー・チェリー・ソング」(蘭シリーズ 20-15)
「ファレノプシス・シルク・オレンジ」(蘭シリーズ 20-16)
「ドリテノプシス・シティーガール モリタNo.2」(蘭シリーズ 20-17)
「ファレノプシス・ビーチアナ」(蘭シリーズ 20-18)
「ドリテノプシス・リビングストンズ・ジェム」(蘭シリーズ 20-19)
「ファレノプシス・オトヒメ」(蘭シリーズ 20-20)
「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」(蘭シリーズ 20-21)
「ホンコンシュスラン」(蘭シリーズ 20-22)
「エピデンドラム・コスモ・ドリームカラー アスカ」(蘭シリーズ 20-23)
「エピデンドラム・カショクサイサイ」(蘭シリーズ 20-24)
「デンドロビウム・アオヤマ」(蘭シリーズ 20-25)
「デンドロビウム・ラウシー・ビカラー」(蘭シリーズ 20-26)
「オンシジウム・トゥインクル」(蘭シリーズ 20-27)
「デンドロビウム・ロイ・トクナガ」(蘭シリーズ 20-28)
「マキシラリア・ポルフィロステレ」(蘭シリーズ 20-29)
「デンドロビウム・カシオペ」(蘭シリーズ 20-30)
「デンドロビウム・キンギアナム」 (蘭シリーズ 20-31)
「オドンティオダ・ラブリー・アップル」 (蘭シリーズ 20-32)
「クロウエシア・グレイスダン 'Chadds Ford' 」 (蘭シリーズ 20-33)
「オンシディオダ・チャールズワーシー」(蘭シリーズ 20-34)
「ワルツェウィツェラ・メリオン」(蘭シリーズ 20-35)
「デンロビウム・エンジェルベイビー グリーン愛」(蘭シリーズ 20-36)
