平地のホタルブクロはもう花期が終わったが、富士山麓ではヤマホタルブクロがいたるところに咲いていた。平地のより袋がふっくらしている。蛍を入れるにはいいかも。
(2019-08 山梨県 富士山麓 )
ヤマホタルブクロ [山蛍袋]
開花時期 6月、7月、8月
花の色 赤、紫
名前の読み やまほたるぶくろ
分布 日本固有種
東北地方南部から近畿地方東部
生育地 山地の土手など
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 20~60センチ
分類 キキョウ科 ホタルブクロ属
学名 Campanula punctata var. hondoensis
花の特徴 茎に垂れ下がるようにして円筒形をした薄い紅紫色の花をところどころにつける。
花の長さは4~5センチで、先が浅く5つに切れ込む。
葉の特徴 葉は長さが5~8センチの三角形に近い卵形である。
互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この花について ―
その他 蛍袋(ホタルブクロ)の変種である。
蛍袋(ホタルブクロ)との違いは、山蛍袋(ヤマホタルブクロ)は萼のつけ根が丸く膨らんでいるのに対して、蛍袋(ホタルブクロ)のほうはその部分がめくれて、反り返っていることで見分ける。