一重で花びらが細長いムクゲ「白筋入り」。どちらかと言えば赤筋入りにもみえる。このように筋が入るのは、ムクゲでは少ないようだ。
(2019-09 東京都 神代植物公園)
一重で花びらが細長いムクゲ「白筋入り」。どちらかと言えば赤筋入りにもみえる。このように筋が入るのは、ムクゲでは少ないようだ。
(2019-09 東京都 神代植物公園)
富士山麓で乱れ咲いていたヤマハハコ。平地のハハコグサとよく似ているが、はるかに大柄なので、目立つ。高原の日当たりのよいところに集まって咲いていて、しあわせそうだ。いかにもぬくぬくとした気楽な感じがほほえましい。
(2019-08 山梨県 富士山麓 )
ヤマハハコ
やまははこ(山母子) キク科 分類:草 学名:Anaphalis margaritacea
名前は ハハコグサ (春の七草のオギョウのこと)に似、山地に生えることから。ハハコグサとは異なり花は白。しかし白い花弁のように見えるのは総包片と呼ばれ、葉が変化したもので、中央の花の部分は黄色。
秋になると自然のドライフラワーになる。大きな株で群生するので、高地の草原ではこのような風景が見られる。良く似た仲間には カワラハハコ 、 ヤハズハハコ 、 ハハコヨモギ などがある
エーデルワイスに似るともいわれるが、 エーデルワイス はキク科ウスユキソウ属でヤマハハコ属の本種とは別種。日本のウスユキソウ属には ウスユキソウ 、 エゾウスユキソウ 、 コマウスユキソウ 、 ミネウスユキソウ 、 ハヤチネウスユキソウ などがある