やはり、マッチプレーとストロークプレーとは、勝負所に大いに違いがあり、面白いし、恐ろしい。
最初の9ホールで5UPして、後半の6ホールで追いつかれるなど、めったには無い非常に激しい勝負であったと思う。思ったよりも自分のプレーを見失わなかったと思うが、それが勝因かどうかは良く分からない。
ここが、勝負の分かれ目だった所は良く解るし、もっとマッチプレー向きのプレーがあったかなとも思うのである。
△-- --- △--:38 △-- -△- △--:39 77
2 1 1 2 2 2 2 1 2 :15 2 2 2 1 2 2 2 1 2 :16 31
勝分勝 勝勝分 負勝勝:5+ 負分負 負負負 分勝分:1UP
10番は、お互いに寄せが微妙な距離2m前後のパーパットで、自分が先に外して相手は入れた。11番は、両者パーオンで、似たようなラインで相手が10m超、自分は3m程度のバーディパット。相手のパットは惜しくも外れて、ラインが見えたつもりだったが、狙い通りには打てたが同じように外した。まだ4UPで余裕があったが、徐々に相手のパットが良くなっている事には気付かなかった。
12番は、大事なポイントの一つだったと今は思う。相手は10m超で傾斜の掛かるかなり複雑なラインで、自分は5m程度の反対からのパットだった。相手は、分からないと言いながら打ったパットが入って1つ目のバーディ。
ここで、自分は入れないと負けるバーディパットだったが、あんなのが入ったという驚きもあり、いつも通りの無難なパットを打ってしまった。タップインのパーパットはストロークプレーでは当たり前だが、マッチプレーでは良くなかったのだろう。相手の快進撃を止めるには、ここで強めに薄めに打って、少し驚かすような気迫を見せて行くべきだったのではないか。
13番は、自分のセカンドがショートしてカラー付近で相手は2mに2オン。寄せてOKパーとしたが、相手は2つ目のバーディ。14番ではティーショットをミスして、3オンに切り替えて4mのパーパットだが相手は2オンから1Stパットを2m残した。ボギーの可能性を感じて無難なボギーとしてしまったが、相手はこれも入れた。15番も両者1オンで15mの超ロングパットも入れて3つ目のバーディ。6ホールで3アンダーの大爆発、パットの入り方にあきれてしまった。ここは入れるつもりで打ったが、めったに入るパットでは無い。
オールスクエアとなって、明らかに相手のペースであるが、これからが勝負と思えたのも良かったかも?16番も次の大きな分岐点。
自分はティーショットを大ミス。ラフから冷静に7Iで良いスイングをしてフェアウエーに戻した。フェアウエーからの相手のセカンドは、クラブ選択を迷って右のバンカーへ入れる後半初めてのミス。相手はここで初めて勝てるかと思い迷いが出たのかも知れない。自分は今の最善に集中して6mに3オンで抵抗。結果お互いにボギーで分けて連敗が止まった。
17番は相手がドライバーをミスし、自分は会心のショットでほぼ2オンパーとして、勝利を引き寄せた。ストロークで考えると相手は後半35としても79か80で、明らかに自分が勝っているが、マッチプレーでは薄氷の勝利という感じである。
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