今の憲法を、何の疑いもなく守ろうという人たちと、私の意見は違います。それはさておき、シールズと称する集団が、メディアに盛んに取り上げられ、私はほとんど無関心です。共産党がバックにいるということがバレバレで、下手な芝居を見せられているようで、実にいやな気分です。
昔の共産党青年部部隊というのでしょうか、民主青年団(民青)の現代版にアレンジして、若者たちを取り込もうとした魂胆丸見えでしたが、その内容のなさと、くだらない汚い言葉の連発のラップと称するものには辟易しました。
それが8月15日に解散するとか言って騒いでいますが、どうでも良いことです。しかし、チャイナが政治的に難しい状態になり、韓国も同じように経済が生き詰まり、その捌け口に日本で騒ぐというのは今までの例です。
今も昔も、日本にとって特亜三国は、洗っても払ってもベタベタとくっついてくるヘドロのようなもので、日本が本当はもっと熱心に対策を講じなければならない、本当はこの特亜との問題です。
日本共産党はチャイナの出先機関です。それが証拠にいまだに大東亜戦争を侵略戦争だと言ってはばかりません。大東亜戦争以前の世界地図を見た事が有るのでしょうか。アジアのほとんどの国は西欧列強の植民地でした。戦後、どう変わったか見れば一目瞭然です。
西欧諸国から見たら、日本は自らの野望を邪魔した憎き国です。
チャイナは、第二次大戦においてはアジアの開放など、まるで無関心な、自分勝手の単なる無頼者集団でした。チャイナ内でも争い、アメリカをそそのかし、日本と戦うように仕向け、自分たちは勝ったつもりが自国内の共産党匪賊に追いまくられ台湾に逃亡しました。
その勝った共産党軍が、今のチャイナの実権を握り、国連の常任理事国になって、日本に歴史を学べとか、戦争責任が足りないなどと、日本の存在を大いに利用して、加害者ぶって、自国の基盤としています。
世界はまさに腹黒いのです。チャイナはお得意の工作で日本の中にも多くの仲間を作りました。政治家も自民党から共産党に至るまで幅広く人材を集め、チャイナの都合のいい言い分を尤もらしく流しています。日本は戦争を再びできる国になった、危なっかしい国だと。
しかし世論はいつまでも騙せない時期にまで来ました。チャイナが尖閣諸島に押し寄せるのも、一つの恫喝とともに国内向けへのアピールです。習近平も自分自身が危なくなっているのを察知しています。
向こうも必死です。日本だけがお花畑ですが、確実に世界は日本という存在を学んでいるでしょう。粛々と日本は自らの主張を毅然と述べ、戦いにひるまない、独立自尊の国家だと知らしめすべきでしょう。先の大東亜戦争の意義はそこにあったというべき歴史をちゃんと日本は教えなくてはだめです。
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井沢元彦氏がSEALDsに意見 「9条を守れ」の主張は人権侵害
作家・井沢元彦氏は、集団的自衛権行使容認に反対する人たちのやみくもな軍隊否定や護憲主義に疑問を投げかけている。憲法9条を守れと主張することは、ときに人権侵害にも及ぶ状況があるという。週刊ポストの連載「逆説の日本史」における井沢氏の解説を紹介しよう。
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1985年(昭和60)のことである。当時イランと戦っていたイラクのフセイン大統領は、敵国イラン領空を飛ぶ飛行機はたとえ民間航空機であってもすべて撃ち落とすという、とんでもない声明を発表した。
当時イランにいた日本人二百人余りは直ちに脱出しようとしたが、脱出のための航空機派遣を政府から依頼された日本の民間航空会社はこれを拒否した。労働組合が反対したのである。
もっともこれは当然の反応ではある。ミサイルが飛んでくるかもしれない危険空域に丸腰の民間機が入ったら乗務員の安全は保証できない、反対したこと自体は責められない。
だからこそ、こういう時のために訓練を積んだ軍隊というものが必要なのである。警察では国外の戦争が絡んだ事件に対処する能力も権限もない。
しかしそういう能力を持った自衛隊機は現地に飛べなかった。日本社会党を中心とする護憲派が「海外派兵絶対反対」と強く反対したからである。このためイランの首都テヘランに残された日本人約二百人は脱出できず、中には死を覚悟した人もいたという。
助けてくれたのはトルコであった。トルコ共和国政府の意を受けたトルコ航空の民間パイロットが名乗りを上げ、危険を冒してテヘランに飛び日本人全員を脱出させてくれた。
実は1890年(明治23)、トルコ海軍の軍艦エルトゥールル号が日本の紀州沖で沈没した時、近くの村の日本人が命がけで乗組員多数を救助してくれたという話がトルコでは歴史の教科書に載っていて、「その借りを返すため」に命がけで助けてくれたのである。
ところが、この行為に対して感謝するどころか、もっとも不快に思ったのが「護憲派の守護神」朝日新聞である。朝日は記事でトルコが助けてくれた理由を、日本が「トルコ経済援助を強化している」からだと書いた。
要するに「カネがもっと欲しいんだろう」と貶めたのである。朝日がなぜそんなことを書いたか、これをきっかけに「軍隊は必要だ」という議論が高まることを恐れ「カネをバラ撒いていれば大丈夫だ」と思わせたかったのだろう。
こんな事件が過去にあったことを、つい最近まで国会を包囲していたSEALDsの若者たちは知っているのだろうか? そしてまた同じような事件が起こったら「海外派兵絶対反対」と叫んで、再び「平和憲法を守るため」戦うのか?
以上のような事例を知った上で、まだ「日本に軍隊は必要ない」と叫ぶなら、それはそれで仕方がない。論理を受け付けない人間と議論はできない。しかしそうでないなら言おう。
軍隊の必要性を認めた上で「憲法九条を守れ」と主張することは、極めて重大な人権侵害であることに君たちは気がついているのか? 「必要ない」と言うなら仕方がないが「必要」ならば、自衛隊及び自衛隊員は法治国家日本において正式な存在であるべきだ、しかし憲法九条は法律がなんと言おうと彼等の存在を否定している。だから憲法九条を守るということは、実は自衛隊員の地位と権利を正式なものとしては絶対に認めないということになる。
これもわかりやすく時代劇にたとえようか。
ある旗本の家、そこが突然武装強盗に襲われた。先代の嫡男である当主が撃退しようとしたが日ごろから武芸にはうとく、危うく殺されそうになった。そこへ颯爽と登場したのが側室の生んだ次男、つまり当主の弟である。
次男の命をかけた奮闘で賊は撃退された。そして、あそこには強い用心棒がいるという評判が立ち賊も敬遠するようになった。何もかも弟のおかげである。
ところが兄は感謝するどころかこう言う。「メカケの子のくせに図に乗るな、お前はあくまで日陰の存在だ。メシは食わせてやるが、名誉も地位も求めるな!」。
どうです? ひどい兄だとは思いませんか? 人間のクズと言っても過言ではないだろう。
しかし「憲法九条を守れ」と言うのは実はこれと同じことで、「自衛隊員よ、お前たちはあくまでメカケの子だ、引っ込んでいろ」と言っているに等しい。そのことに君たちは気がついているのだろうか?
たぶん気がついてはいないのだろう。気がついているならばこんな態度をとるわけがない。瀬戸内寂聴さんや大江健三郎さんのような日本の良心と言われている人たちも気がついていないのだから仕方がない。本当の日本の歴史を知らないからだ。
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かくいう私は、井沢元彦氏の愛読者なのです。特に『逆説の日本史』などは、ほとんど読んでいるくらいです。宗教関係や歴史に関しては実にわかりやすく、その見方は独特ですが、違和感なく納得できる筆力は抜群です。
とにかく面白く歴史を、解き明かす名人です。しかもその歴史に対する取り組み方は真面目だと私は思っています。大江健三郎や瀬戸内寂聴などと比べると、その対比が鮮明にわかると思います。
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