木道の上を歩いて " 一湖 " へ向かう
木道の上から見えたオホーツク海
草原の上をうねっていた
木道の終点に到着
木道から見た " 一湖 "
地上の遊歩道から " 二湖~五湖 " をめぐる
原生林の森の中のオブジェ
樹木の表面にヒグマの爪痕が
硫黄山を背後に
知床連山も顔を出してきた
ヒグマが多く住む知床。知床にある5つの湖をめぐるには確りとしたルールがあった。 最初に出会う湖 " 一湖 " には高さ5m程の木道の上を歩いて行く。脚部には電気柵が張り巡らされていてヒグマは上がってこられない。草原の上の木道からは遮るものもなく遠くのオホーツク海や美しい景色を楽しみながら歩いた。 この先の " 二湖 " から " 五湖 " へは湖の辺につけられた地上遊歩道を歩くが ここにルールがあった。まず遊歩道の入り口にある知床五湖フィールドハウスでレクチャーを受ける。その後参加者をグループ分けしガイドが付くことで歩ける と言うルールであった。4/20~11/8の期間中ヒグマ活動期と言われる5/10~7/31にこのルールが使われる。その他はレクチャー受講だけで良いそうだ。 原生林の森の中にはヒグマの爪痕が付いた樹木も多くみられ彼らの生息地に足を踏み入れていると言う事を実感した。知床山脈にかかっていた雲も次第に取れてきて期待通り気分良く歩けた。互いに遭遇しないようルールによって安全が確保されているので安心して歩けた。 ところでこのエリアではエゾシカがどんどん増えていてヒグマの餌が減ってきているらしい。この先 どの様な知床になっていくだろうか。